逢魔が辻の決闘

劇場公開日:

解説

「鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951)」の八尋不二の脚本で、「花ある怒濤」の宮川一夫が撮影に当っている。出演者は、「水戸黄門漫遊記 飛龍の剣」の大河内傳次郎、「吾子と唄わん」の花井蘭子に、「母恋草」の宮城千賀子、他に本間謙太郎、岡譲二、白鳥みづえなどである。

1951年製作/72分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1951年9月14日

ストーリー

東照宮より拝領の雲龍丸という短刀を紛失したため取りつぶしになった金森藩の遺臣小出主馬たちは初姫を擁して、折から京都知恩院へ将軍の代参で上洛の竹姫にお家再興のことを直訴に及んだ。竹姫は京都滞在の七日間に雲龍丸と共に初姫を二條城へ連れてくれば取計らおうと約束する。老中松平美濃守は、金森藩の所領を預って私服をこやしていたので、娘婿の京都所司代米倉甲斐守と計って金森家再興の邪魔をすべく、主馬たちを襲ったが、浪人青江隼人の出現で失敗した。女間諜お龍は甲斐守に使われて隼人を篭落しようとして失敗、その翌日初姫、主馬たちをおびき出して雲龍丸だけ奪い取るのに成功した。隼人は初姫を殺生禁断の一乗院へ案内、保護を頼んだが、お龍は短銃を持ってしのび込み、初姫を撃とうとしたが姫の純真さに撃てなかった。竹姫が江戸へ帰る日が来た。美濃守等は槍の達人夕雲齋に一乗院を襲わし、主馬たちは初姫を守って逢魔が辻まで落ちのびた。悪人達の兇刃に倒れようとした初姫を救ったのはお龍の短銃であった。しかしお龍は悪人共のために切りすてられた。ようやく駆けつけた隼人の働きによって、初姫たちは無事に救い出され、江戸へ向う竹姫の行列を追って行くのだった。

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