馬
劇場公開日:1941年3月11日
解説
山本嘉次郎監督が、東北地方の四季折々を背景に、少女と馬の交流をドキュメンタリータッチで描いた作品。当時多忙だった山本監督に代わり、製作主任の黒澤明が多くの場面を監督したエピソードでも知られる。貧しい農家の娘いねは、生まれた子馬をもらう約束で妊娠馬を預かることに。馬が大好きないねは懸命に世話をするが、金に困った父親が生まれた子馬をやむなく売ってしまう。母馬が悲しむ姿に耐え切れなくなったいねは、自ら女工になって子馬を買い戻そうとする。
1941年製作/日本
配給:東宝映画
劇場公開日:1941年3月11日