劇場公開日 1953年3月26日

雨月物語のレビュー・感想・評価

全42件中、21~40件目を表示

3.5日本映画の神髄。

2022年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まさに女の怪異である。
ゴダールはこれらの溝口作品を見て、彼の芸術的遺産を受け継いだ。
溝口の演出とモノクロのカメラワークの傑作である。
私の母国の映画であり、日本映画では『七人の侍』以上に好きな作品です。
主演の京マチ子は完璧で、天上界の妖精のような美しさです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
茂輝

4.5田中絹代に出会い直すことができた

2022年5月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

この映画で私は初めて田中絹代さんを発見しました。今まで色々な監督の映画で見てきた女優さんです。山田五十鈴や京マチ子のような美女タイプではなく小柄で可愛らしいが、立派過ぎる台詞を言わされてる感じも強く、正直、あまりよくわからない女優さんでした。

そしてこの「雨月物語」で田中絹代に出会い直した。田中絹代は聖女で、清らかで優しくあたたかく限りなく優しい。すべてを包み込んでくれる。共に居るだけで自分も清められるようなそういう存在でした。何かあるとすぐに子どもを抱きかかえるその速さ。夫を慈しむ思いと言葉。夫の源十郎(森雅之)が家に戻ると誰も居ない。が、ふと見ると火のついた囲炉裏端に妻の宮木(田中絹代)が座り家事をしながら夫を待っていた。向こうには息子が眠っている。息子を抱きながら眠る源十郎。この世に居なくてもそういう想いで夫と息子をあの世から見守っている宮木。本当にあり得るんだと思わせる優しさとあたたかさを醸し出す田中絹代の演技は心から素晴らしいと思った。涙が出た。

都に向かう船のシーンは幻想的で、霧に包まれた湖の風景では(よくわかってないけれど)旅に出るオイディプスの神話を思い浮かべた。若狭(京マチ子)が住まう朽木屋敷は能舞台のような雰囲気で、若狭が纏うのも能の衣装、歩き方も能、化粧も能の面。その高貴な娘の顔が源十郎に正体を知られたことで恐ろしいような様相になるが鬼にはならない。ひたすら悲しい。オープニング・クレジットから能の鳴り物が響き、朽木屋敷では能管と謡曲が聞こえる。死者と生きている者が出会う能舞台。それがこの映画で自然に描かれている。

金や出世を求める男たち、愛する人と共に静かに生きていきたい女たち。この映画の女性に溝口監督はもう男性を告発させない。なぜなら女たちー若狭も宮木もーは既に死んでしまっているから。ローカルな日本の能の幽玄や死者への思いが、普遍的なものとして理解され感動を与えることができた希有な邦画、素晴らしい映画だと思う。

おまけ
京マチ子は29歳!には見えない大人で凄みのある絶品の演技。田中絹代は44歳!には見えない健気で包み込むあたたかさ溢れる絶品の演技。森雅之に内野聖陽は似てる。

コメントする 1件)
共感した! 8件)
talisman

4.0ジャポニズム、そして戦後の鎮魂

2022年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

映像に酔いしれる。

姫の、妖艶でいながら、ふとした拍子のあどけなさ。恋する乙女と、恋に縋りつく女の表情。そして怖さ、裏切られたことを知った時の切なさ。

右近の、慎み深さ。それでいて有無を言わさぬ押しの強さ。思いを遂げられないことを知った時の無念さ。

この二人が、滑っているかのように、土を踏んで歩いていないかのように、動く。
この二人が動くほどに、光と影が姿を変える。
生活感など、微塵も匂わせない佇まい。けれど、そこに”思念”ははっきりと伝わる。

息が白く見えるのでさえ、演出かと思ってしまうような幽玄の世界。

屋敷の調度とともに、ため息が出る。

田舎の鄙びた風景。基本、同じことの繰り返しが続く静的な日々。-雑兵さえ来なければ。

都会のエネルギッシュでダイナミックさ。-そのすぐそばにある落とし穴。

屋敷の、雅やかなものを愛でつつの、姫たちの心づくし、完璧な世界。-見失う現実。

その、田舎と、都会・屋敷を繋ぐ、びわ湖の、セット丸出しなのに、あの怖さ・不気味さ。

もう、これだけでお腹がいっぱいになる。

原作は、学校で名前だけは習う、読み継がれている江戸時代の作品・『雨月物語』の中からの脚色。

漫画とか、いろいろな媒体で脚色される『浅茅が宿』。
 『木綿のハンカチーフ』にも通じる、都会の色に染まって勘違いした男が、都会にすべてを絞りとられて、故郷に帰ったら…という脚色の方が好き。

『蛇性の婬』は未読だけれど、『白蛇伝』の方が好き。
 これまたいろいろな媒体で表現される『安珍清姫』『耳なし芳一』『牡丹灯篭』の方が壮絶。
 この映画では、姫と右近も、男も、ちょっと中途半端。
 正体がばれた時の演出は必見だけれども。

原作は、もっとシンプルな、どんな時代にも通ずる人間の業ーあさはかさや切なさーがあぶりだされるような、胸を締め付けられるような話。だからこそ、江戸時代の作品なのに、いまだに読み継がれる名作。

その二本をまとめた話に加えて、オリジナルの、もう一組の夫婦を描く。

夫の役目って何なのか。
 立身出世や金儲けをして、妻や子に良い暮らしを与えること?
 家族の安全を守ること?
 こんな問いかけも、この映画は訴えてくる。

 ちょっと、説教臭くなってしまった。
 というか、全部戦さのせいになってしまった。

落ち武者や、雑兵のすさまじさよ。
彼らが傍若無人にふるまわなかったら、女たちの運命も違っただろうにと思わされるような筋。

「つわものどもが夢のあと」的な無常観を描きたかったのか。

豊臣が天下を取るまではまだこの地は戦乱に巻き込まれるだろうに、映画は、霊魂に見守られながら、平和な日常で終わる。
日本昔話的に収めたかったのか。

1950年代に制作された映画。まだ戦争の記憶も生々しいころ。
 終戦直後は、家を焼かれ、家族を失い、生きるために、映画の落ち武者や雑兵のようなことをする輩もいたと聞く。
 そんな時代を生きた人々への鎮魂のように見えてしまった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
とみいじょん

4.5男と女、戦争と人間の構図から浮かび上がる、男の愚かさを追求した溝口監督の映画美術

2021年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、TV地上波

1952年の「西鶴一代女」からこの「雨月物語」、そして「祇園囃子」「山椒大夫」「噂の女」「近松物語」までの3年間の溝口監督晩年の成熟の頂きを呈する作品群は、日本映画における最重要な遺産と云わざるを得ない。国際映画祭においては黒澤明監督の「羅生門」に触発された溝口映画の3年連続ヴェネツィア銀獅子賞受賞の快挙と、ワン・シーン₌ワン・ショットの演出技巧に影響を受けた映画人が後にヌーベルバーグという映画革新を生む切っ掛けの素養になった。それは、ジャン=リュック・ゴダールやテオ・アンゲロプロスなどのヨーロッパ映画に引き継がれている。なかでも「雨月物語」は特別な存在です。後に公開された戦前の傑作「残菊物語」と「元禄忠臣蔵」や戦後の「近松物語」が日本的風習や価値観で西洋人に理解しきれないハンディキャップがあるのとは別格で、「雨月物語」が持つ広いヒューマニズムと日本的幽玄美が称賛をもって迎えられました。ただし、金獅子賞を狙っていた溝口監督は、惜しくも銀獅子賞に終わって後悔したといいます。それは最後の結末をもっとカラいものにしたかったのを、制作会社の大映の商業主義の介入で甘くせざるを得なかったというのです。その影響か、審査委員の評価では、筋を作り過ぎている点でグランプリの資格なしと言われました。しかし、その甘さ故に、映画的な感動があることもまた事実です。

日本的な怪奇譚の独特な味わいと幽玄美を極めた宮川一夫カメラの映像美。京マチ子の演じる死霊若狭の怪しげな美しさと恐ろしさ。幽霊屋敷の幻想的な雰囲気。源十郎がいる岩風呂に若狭が入るとお湯が溢れて池のカットに続く流麗な映像のイマジネーション。帰郷した藤十郎を温かく迎える妻宮木を映すカメラの一回転。その幻影から現実の世界に転化する映像演出の鮮やかさと美しさ。そこに描かれた田中絹代演じる宮木の夫と子を思う、妻として母としての無償の愛。これこそ文学や舞台では表現しきれない、映像が持っている表現の技術力であり、素晴らしさである。
地道な仕事に就く男兄弟が出世の欲と女性の色気に迷い、再び元に戻る男の愚かさを描いて、現世に想いを遺した妖艶な女性と献身的な女性の対比を巧みに加えた脚本の厚み。男と女の闘いを描いてきた溝口監督が辿り着いた一つの回答が、ここに見事に描かれている。また美術、撮影、音楽の三位一体となった様式美がその人物の構図を生かしている。その為、時代劇と認識しながらも、普遍的な男と女、戦争と人間の関係性に思いを馳せる世界観が構築されているのだ。

この映画が公開された昭和28年の日本映画は傑作揃い。小津安二郎の「東京物語」成瀬巳喜男の「あにいもうと」木下惠介の「日本の悲劇」がある。

  1978年  7月19日  フィルムセンター

約40年前の感想にその後得た資料を追加してレビューしました。しかし、この「雨月物語」を語る上で、私個人の記憶に深く刻まれたことは、当日の上映が終わったフィルムセンターでの出来事です。20代半ばと見られるひとりの青年が周りに憚らず号泣し始め、男泣きしながら劇場を後にするのを間近で接しました。映画を観て感激しても、涙を少し流す程度の自分には衝撃でした。「道」のアンソニー・クインの嘆きとは比較にならない、その青年の止められない男泣きは、「雨月物語」に描かれた男の罪深さと償いのように感じられて、衝撃と冷静の入り混じった不思議な心境になりました。それはまた、人に感動を与える名作の素晴らしさを、改めて私に認識させてくれた貴重な体験でもあったのです。

コメントする 3件)
共感した! 7件)
Gustav

4.5人間の愚かしさと戦争の不毛さ

2021年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、

これからは「星のナターシャnova」

以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
==============

日本の古典の中でも怪異話で有名な雨月物語の
代表的な短編をいくつか一つの話にして脚色した物語。

京マチ子映画祭で観て来ました。

京マチ子さんが、時には少女の様に恥じらい
時には般若のように怒りに狂って男を追い詰める。
変幻自在の豹変ぶりに目を奪われます。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

京マチ子さんの演技も見ものでしたが
絡みは一切ないものの、
対照的な名も無い庶民の妻を演じた
田中絹代さんも、
貧しいながらも、本物の幸せを追い求める誠実な役柄で

京マチ子さんの役と対になる見事な存在感でした。

お話自体は溝口健二監督らしく
人間の愚かしさと戦争の不毛さを描いていますが

それだけでなく、昨年観た「近松物語」と同じ様に

白黒ながらもその陰影の美しさ〜
着物の柄の見事さで身分が差が解るほど伝わって来る!
モノクロ映画の最高峰かも。

@もう一度観るなら?
「こういう映画は映画館で集中して観ないと〜〜」

コメントする (0件)
共感した! 3件)
星のナターシャnova

5.0映画への価値観がひっくり返るくらいの素晴らしい作品

2021年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画
『雨月物語』
の感想をブログに上げました。

『巨匠を観る』企画、11作目(全27作)の映画です。

監督:溝口健二
制作年:1953年
制作国:日本
ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞

【あらすじ】
室町時代末期、陶工の源十郎は戦乱の中で賑わう街で陶器を高く売る事を考える。
村に武士が略奪に来る中、妻と息子を残し、危険を冒しながら街に出ると陶器は十分な儲けとなった。
そんな中、纏め買いをした若い姫の家を訪れるが、姫に誘惑され、惚れ込んでしまい。。。

【感想】
個人的に映画への価値観がひっくり返るくらいの素晴らしい作品でした。

単純化した人物造形が作り出す暴力的で退廃的な人間の世界と、生前の世への恨みから霊となった姫の幽玄な世界が恐ろしいです。
そして、そんな世界の中でも失われない妻の愛情が泣けます。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ブログの方では、ネタバレありで個人感想の詳細とネット上での評判等を纏めています。
興味を持って頂けたら、プロフィールから見て頂けると嬉しいです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

コメントする (0件)
共感した! 4件)
trico

5.0普遍的主題と日本的美しさの見事な調和

2021年7月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
yugo

4.5人生で大切なものは何かを教えてくれる

2021年6月30日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 6件)
ジョニーデブ

5.0最早芸術

Jさん
2021年6月19日
iPhoneアプリから投稿

他の映画では観られない映像美と幽玄の世界

稀に映画を見ていてこれは最早芸術の域に達してる
と思うほど美しい映画がある

単純な映画の役割を通り越した
稀に見る芸術級映画

コメントする (0件)
共感した! 4件)
J

5.0怪談

2021年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

4K修正版であらためて観たが、やはり怖くて悲しいお話だった。
戦国時代、一人(森雅之)は焼き物で一儲けしようとしており、妻(田中絹代)は心配している。
もう一人(小沢栄太郎)は武士になりたがっていて、心配した妻はついてくる。
焼き物を売っていた所、美しい女(京マチ子)が現れ、屋敷に届けてくれという。
行ってみると・・・。
京マチ子の妖艶さと怖さは凄まじい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
いやよセブン

4.5映像のクオリティと物語の面白さに凄み

2020年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
Kazu Ann

4.0怪異と人間の儚さ・愚かさ

2019年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

古典的な日本の怪奇物語と欲に囚われる人、それに巻き込まれる人の人間模様が描かれている作品。

「どうして、そんな馬鹿なことを...」と映画をみている分には客観的に思えることでも、現実に生きていると利口的な生き方はできないもの。
欲に囚われ、改心できたとしても、二度と元に戻ることができないこともあるということを突きつけられた。

ねっとりと苦々しい怖さは、日本らしいと思える。
怪異という存在は、生きている人間をただ怖がらせるだけではないという点は情緒的であり面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ちゅーる

5.0映画の枠を超えて、日本美術の粋といえます

2019年8月27日
Androidアプリから投稿

凄まじい傑作を観て、しばらく呆然としました
総毛立つ思いとはこのことです

怪談、つまり今風に表現すればホラー映画
それではあまりにも安っぽく、この本作を侮辱しているように感じます
単に物語が怖かったからだけで総毛立ったのではありません

美術、衣装、メイク、ヘア、照明、撮影
もちろんのこと出演者の演技、監督の演出
これらのものが渾然一体となって日本の美意識が隅々までフィルムの中に焼き付けられています

これこそ美術品です
映画の枠を超えて、日本美術の粋といえます
京都国立博物館の国宝展で観ることができる最高峰の日本の美術品に比肩するものです
日本の映画芸術の最高の才能と最高の美意識と教養がなし得た偉業です
日本映画の最高到達点のひとつです

夜霧たなびく湖水を渡るシーンの幽玄の光景
朽木屋敷の夕闇の中次々に燭台が灯る美しさ
若狭姫の能面のように整った容貌がいつしか不気味さをたたえる陰影
何もかも鳥肌がたつ程の芸術です

田中絹代の言葉の美しさ
気高く気品のある立ち振舞い、所作
決して美女ではないが最高の理想の女性の姿
そこには微かなエロシズムすらあるのです
驚嘆するばかりです

極めて日本的なドメスティックなようで、実は世界のあらゆる国や民族に普遍性を持つ物語と美意識であり共有できるものなのです

これ程のものは世界でも希有のものです
疑いもなく世界の映画芸術の最高峰の一角を占める作品です

本作のそれらの驚くべき凄さが本作を観て総毛立つ思いにさせたのです
このような超絶的な作品は残念ながら二度と撮ることは叶わないでしょう

コメントする (0件)
共感した! 8件)
あき240

3.5人間の愚かしさと戦争の不毛さ

2019年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

日本の古典で怪異話で有名な雨月物語の中の

代表的な短編をいくつか一つの話にして脚色した物語。

京マチ子映画祭で観て来ました。

京マチ子さんが、時には少女の様に恥じらい
時には般若のように怒りに狂って男を追い詰める。
変幻自在の豹変ぶりに目を奪われます。

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

京マチ子さんの演技も見ものでしたが
絡みは一切ないものの、
対照的な名も無い庶民の妻を演じた
田中絹代さんも、
貧しいながらも、本物の幸せを追い求める誠実な役柄で

京マチ子さんの役と遂になる見事な存在感でした。

お話自体は溝口健二監督らしく
人間の愚かしさと戦争の不毛さを描いていますが

それだけでなく、昨年観た「近松物語」と同じ様に

白黒ながらもその陰影の美しさ〜
着物の柄の見事さで身分が伝わるほど違いが判る見事さ〜

@もう一度観るなら?
「こういう映画は映画館で集中して観ないと〜〜」

コメントする (0件)
共感した! 3件)
星のナターシャ

3.04kデジタルリマスター版なので、70年以上経った今も音質もクリ...

2019年8月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

4kデジタルリマスター版なので、70年以上経った今も音質もクリアだし映像も言うことはなし。
お話自体は耳なし芳一と牡丹灯籠を足してわったような感じで日本独特の怪談ものが当時は受けたのかな?と思います。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ちゆう

3.5美しい

2018年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
Danny

4.0モノクロの美しい映像が物語の妖しさを引き立てる。三人三様の女の哀し...

2018年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

モノクロの美しい映像が物語の妖しさを引き立てる。三人三様の女の哀しみが見事に描かれていた。田中絹代の演技が特に素晴らしかった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
tsumumiki

4.0戦国に生きる庶民の難しさ

2016年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
Cape God

3.0背筋が凍る、、

2015年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

幸せ

京マチ子の幽霊が正体を現し始めるシーンは本当に恐ろしい。観ていて背筋が寒くなり、後ろに何かいないか振り返ってしまった。
「八つ墓村」で小川真由美が豹変するシーン、作品名は分からないが小鳥をむさぼっているところを人に見られ化け猫の正体を見破られた女が「見ぃたぁなぁ~」と叫ぶシーンに並ぶ恐ろしさである。
魔性の女ではなく、魔性そのものを体現するこの女優の正体は一体何なのだろう。近日中に観る予定の「羅生門」でもそこに注目してみよう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
佐分 利信