劇場公開日 1953年3月26日

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「人間の愚かさと欲望の深さを描いた傑作」雨月物語 chakurobeeさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0人間の愚かさと欲望の深さを描いた傑作

2015年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

戦国時代の場を借りて、弱い人間の愚かさと欲望の深さを描いた傑作。 今、観ても古さを全く感じさせない内容。全編にわたって白黒画面も美しい(撮影…宮川一夫)し、音楽も良かった(「七人の侍」の早坂文雄)。
亡霊の美女である京マチ子の登場していた場面は大人でも恐怖感を覚えるほど迫力あるものでした。
欠点の見つからなかった映画で、溝口監督に脱帽でした。

chakurobee