アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン

劇場公開日:

解説

国際都市TOKYOを舞台に、日本人青年の愛と反抗を描くサスペンス・アクション。日本、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、香港のアジア六カ国の若手監督たちが連作する多国籍ムービー、「アジアンビート」シリーズ第一弾。監督は、これが長編デビューとなる天願大介。出演は永瀬正敏、ルビー・モレノほか。

1991年製作/103分/日本
劇場公開日:1991年8月31日

ストーリー

怪しげな興信所で働く天鳥朱鷺男(アトリトキオ)、通称TOKIO(永瀬正敏)は、路上で知り合ったフィリピン娘のバナナ(ルビー・モレノ)が、父親を殺したフィリピン・ゲリラのメンバーであることを知らずに、親しくなる。バナナは日本企業に関する極秘情報を隠し持っていて、単一民族主義をモットーにアジア人狩りをしている右翼団体・アジア故郷の会のオオツキ(ユキオ・ヤマモト)らに追われていた。TOKIOはバナナを自分のアパートにかくまって愛し合うようになるが、バナナはオオツキに捕まり、自殺する。バナナ殺しの汚名を着せられたTOKIOは、身一つで韓国船に飛び乗り、日本を脱出するのだった。

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