劇場公開日 2020年4月3日

AKIRAのレビュー・感想・評価

全166件中、101~120件目を表示

5.0面白い!

2020年5月16日
Androidアプリから投稿

DVD何度と観たが30周年リマスターIMAX上映だとぉぅ!
最低3回は観るつもりが2回でコロナ閉館。。。
再開後まだやっててくれー。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
嶋安

4.5これが噂の…

2020年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

萌える

エネルギーの暴走・破壊と、幼馴染の確執…。
SFチックな未来の退廃的な世界観と最先端の未来予想図が描かれる一方で、
人間誰しもが持つ普遍的なテーマ:力への憧れと劣等感・不安のエネルギーが半端なく暴走していく。ああ、誰にも止められない…。

原作未読。
興味をそそられながらも、生半可なエネルギーじゃ対峙できないと、いつも背表紙、もしくは最初の数ページを読んで挫折していた漫画。

それが映画化ってどんな作品になるのだろう。
「世界中の映画監督他に影響を与えた…」と聞き、鑑賞。

正直、現時点では、物語のストーリーだけを書いてしまえば、似たような映画・アニメはごろごろ転がっている。
 人類を超えた”新人類”ものは、私にとっては、石森章太郎(当時)先生・平井和正先生の漫画『幻魔大戦』(1967、アニメは未見)や、竹宮恵子先生の漫画『地球へ』(1977-1980連載、アニメは未見)等で洗礼・衝撃を受けたので、特に目新しくもない。

けれど、この緊張感の持続は何なんだ。
 この先はこうなっていくんだと思うんだけどという安易な予測を裏切るところと、その通りになるところが混在していて飽きさせない。
 さくっと皆殺しの残酷なシーンがあるかと思えば、実験体を食い物にすると思われた大佐が実験体を気遣う場面も。
 世紀末の破壊が描かれている一方で、幼馴染の確執が軸になっていたりする。
 スタイリッシュな世界観の中に、共存する泥臭さ。
 この世界の舞台の年をちょっとだけ過ぎた今、1980年代に考えられていた未来と今の比較や、昔懐かしい暴走族、全共闘世代などの泥臭い世界観が散りばめられる。
 人物デザインに関しては、チラ見した原作の方が美しくて、この映画に対して不満が残るが、途中ベジータか?と見まごう絵もあり、つい食いついてしまう。
 そして何より、破壊されていくシーンの見事なこと。実写では表現できないだろう、うねりとか、デザイン画のような美しさ。
 そして音楽。ここでこういう音を合わせるかや、無音の演出も含めて、堪能させていただいた。

ストーリー展開は、なんとなくこういう設定なんだよなと思いつつ、ちらっとだけ見せても、なかなか明らかにしない。じれったい。説明不足の散漫なストーリー。『MI-Ⅲ』のように、話の中心にありながら、正体が判るようでちゃんと説明されない”AKIRA”。そんな脚本の、破壊しそうでギリ繋がっているところも、この世界観にマッチしている。
 突っ込みどころも満載。荒削りな演出のようで、計算されつくした演出のようにも見えるし、なんとも不思議な映画。
 原作者が監督なので、バッサリ切っても、原作を変えても、原作の世界観が一本筋が通っているから、分解せずにすんだのだろう。

グロさに目をそむけながらも、破壊の場面の美しさに目が釘付けになり、音楽に鼓動が高鳴る。
 そして、思春期の心は金田にシンクロし、中年の心は鉄雄の心にシンクロする。会社での地位を己の力と混同して暴走しそうになりつつも、本当の自分の小ささに、それが露見すること、自覚することに恐れおののき…。今はコントロールで来ていると信じつつも…。そんな己の状態のチェックとして、親友・金田のような存在を必要としつつも疎ましく…。

物語が似たようなものでも、脚本、演出、映像、音楽でこれだけ見せていただける作品になるんですね。
多分、何度も見直す度に新たな発見がありそうな映画です。
DVD等で何度も再生・止めて、マニアックなシーンを見つけるのも楽しいけれど、音響が良くて、映像の良い大画面で堪能したい。

こりゃマニアックなファンがつくわ。

コメントする 4件)
共感した! 9件)
とみいじょん

3.5アメンボが人間ほどの力と知恵を得たら

2020年5月7日
iPhoneアプリから投稿

今作の魅力の一つはこの台詞かな、と。つまり人間も今よりも強大な力を急に得て使い方を知らなければ悲惨なことになるのか、と。

世界観、近未来(去年だが)と音楽と金田のバイク。この3点が好きだ。途中は眠たくなったが導入部分と後ろの方は面白かった。想像してた話と違うが良かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
カサちん

5.0『アキラ』見ました!

2020年4月28日
iPhoneアプリから投稿

どこから突っ込めば良いのか分からないほど、全ての要素が全て凄かったです…
映画体験の魅力のひとつに「新しさの発見」があると思うのですが、そういう意味でこれを超す新しさは無いんじゃないかと思います。何もかもが新しいです。
アニメーションその物も素晴らしかったです。恐らくフルアニメーションだと思うのですが、画面内のありとあらゆる物が動くんです…!
「すげぇ!」とか「圧巻の一言」がこれほど合う映画もなかなか無いと思います。本当にめちゃくちゃ面白い映画なので、心からお勧めします!!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
無二村鷲美

4.0色褪せないアイデンティティー

2020年4月26日
Androidアプリから投稿

独特な雰囲気が好き。

バイクの疾走感、駆け抜ける町並みが緻密で、近未来な感じ、目を引き付ける。

荒廃した町並みに揺らめくテールランプが個人的にはお気に入り。

サントラもどこか厳かなアジアンテイストで独特の雰囲気をかもす。

何年たってもどこか新鮮さを感じさせる個性的な映画。

コメントする 2件)
共感した! 12件)
takuyan

5.0音響面が確実にパワーアップ

2020年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

4Kリマスター版をIMAXシアターで鑑賞。
内容に関しては改めて語るまでもないので、ここでは劇場鑑賞の感想をば。

映像に関しては、既存のバージョンとの比較ができないので何とも言えないものの、ドでかいIMAXスクリーンゆえに、画像・背景の描き込みの細かさを再認識。
そして音響面は、従来版よりも確実にパワーアップしていると、素人耳でも分かった。芸能山城組によるけたたましく鳴り響くジェゴグ音、金田たちが操るバイク音、鉄雄がネオ東京を破壊する爆発音などに加え、「さんを付けろよデコスケ野郎!」に代表される名ゼリフの威力たるや。
今は時期が時期だけに、観たくても気軽に劇場に足を運べない人も多いと思うので、事態が収束したら、年に1回のペースぐらいでIMAX上映してもイイのではと思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
regency

4.5わが青春のサイバーパンク

2020年4月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

そうだ、今こそおウチでAKIRAを見よう
ということで観賞

最近のスタイリッシュで小綺麗なSFも素晴らしいのだけれど、ドブ臭さ漂うグロテスクで頽廃的な古き良き往年のSFは格別である
そこにやはり今では絶滅危惧種のエグいまでの書き込み増し増しなジャパニメーションが合わさりイメージの奔流を見事に表現している
後に今敏のパプリカなどに受け継がれるみっちり線画で画面が埋め尽くされるこの手のアニメが今日あまりみられなくなったのは哀しい限り
オリンピックどころではなくなったネオ東京はどうなるのか、そして現実の日本は、世界は?
ドブのような東京湾にも光は射す、どんな時でも前を向く剽軽さを忘れない金田は一つの標になるだろう

コメントする (0件)
共感した! 12件)
バスト・ラー

1.0ただ単にグロテスク

2020年4月16日
iPhoneアプリから投稿

戦争とオリンピックをテーマにしているがこれからオリンピックを行うということに対して不信感また見ていて不快だった。
そして戦争を助長するかのように普通に第3次世界大戦
なんて使っている。
ネオ東京なんて必要ないのに馬鹿っぽい。

今更再上映する必要がない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シグナル

4.0やっぱり面白い!

2020年4月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

特に音楽秀逸❗
IMAXサウンドと相まって大迫力

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ムロン

4.030年前からの伝言

2020年4月8日
Androidアプリから投稿

IMAXレーザー
デジタルリマスター版
原作漫画とは、ちょっと違う所あり。

人類は進歩してるのか、後退しているのか?
2020年、目に見えないウイルスと奮闘中ですが、ヒントが有るかな?無いかな?

芸術作品を鑑賞する感じです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
じろ

4.5未来予想は難しい

2020年4月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2019年なのにスマホも携帯も無い。でもレーザー銃はある。難しいねえ。
しかし・・・初公開から32年、通常劇場版、70ミリ劇場版、ビデオ、レーザーディスク、DVDと見てきたが何回見ても素晴らしい。今回のIMAXはとどめをさされた感!
これはもうBD買うしかない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
あらじん

4.5すげー

2020年4月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

当時、映画館で見てなくて、ビデオやDVDで見ただけでした。
IMAXでの上映に引き込まれ、この先の展開を知ってるのに、夢中になってしまいました。
すごいの一言!
もう一回見たいけど、今回の上映で見られるか…?

コメントする (0件)
共感した! 2件)
すーるしゃーる

5.0凄すぎる!

2020年4月6日
iPhoneアプリから投稿

今から30数年前にこの原作が作られたことに改めて驚く。原作のアイデアは時空を超え多くのアーティストに多大な影響を与えた。日本のアニメ界クリエイティブ界はこの作品で大きく底上げされたと思う。あまりに凄すぎる!大友克洋は。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ころ

4.5アキラ150%

2020年4月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

29本目

待望のIMAXでの鑑賞
音と映像が別作品かと思うくらいレベルアップしてる
そしてCG全盛期の昨今に比べれば、普通は大したことないんだけど、ことアキラに関しては、当時の作画の凄さを改めて感じた
流れるテールランプとか、横滑りで停るバイクとか、ビル崩壊とか、初めてじゃないのに、初めてアキラを見た時の衝撃以上の衝撃だった

オネアミスの翼のロケット発射シーンとかもヤバいけど、この作品に関しては原作からアニメまで全てがヤバい
(語彙力)

武漢ウイルスで見れない人も多いとは思うけど、劇場のスクリーンで見れたのは本当に幸せ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いとーさん

3.032年前から見た現代の世界

2020年4月6日
Androidアプリから投稿

第三次世界大戦後を描くという所謂戦後ネタはあの当時は大いに流行りました。
北斗の拳もそう、かのブレードランナーもそう、退廃的世界観があの当時の未来像だったと思います。今にして思えば懐かしいですね・・

さすがの大友先生も携帯電話の普及は見抜けなかったようで、所詮人間が描く未来予想図は少なからず外れるからいいんでしょうね、未来は結局のところ誰にもわからないとこが楽しいです。

ラストシーンを観て、2001年宇宙の旅を思い起こしました。人類の進化について、またひとつかんがえさせられました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ちゆう

4.0短く評価/観てください

2020年4月5日
iPhoneアプリから投稿

歴史的革命作品
世の中を変えようと 暴走族の争い、政治、
テロ、クーデター、宗教、力を手に入れたら
神に近付こうとしてしまう
革命するには・・
貴方は、何が必要と感じましたか?

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ハロン

5.0アキラの想いで

2020年4月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

真っ赤なトマトになっちゃいな。とか。ハワイより陽当たりの良い場所は天国だけさ。とか。

とにかく、大友克洋と星野之宣が大好きでした。サイエンス的には圧倒的に星野之宣。インパクトは大友克洋。「童夢」から入って「気分はもう戦争」、「ショートピース」、「さよならにっぽん」、「ハイウェイスター」と時系列を遡りながら読んだっけ。ニヒリズムがカッコ良く見える年頃に読んだもんだから、未だに記憶してるセリフが結構な数ある訳です。で、AKIRAが来た。連載は途切れ途切れだった様に記憶してるし、一話で全然話進まへんやん!ってのはあったけど、もちろんドはまりです。

でも。

原作好き過ぎて、劇場には行かなかったんです。テレビで見ました。ちょっと、えぇぇぇ!?って思いましたよ、正直。ミヤコ教キャンディーズ(サカキ・モズ・ミキ)は出て来なかったし。カオリもいきなり登場するし。

だが、でも、面白い。最高。

タカシもマサルもキヨコも、すごく好きなキャラ。無鉄砲鉄人な金田もケイも大佐も、懐かしくて震える。ストーリーは今見てもドキドキするし、最近の下手なハリウッド物より遥かに興奮する。

IMAXの画面サイズに画質が耐えるのか不安でしたが、全然問題無かった。どころか、コンピューターに頼らずにココまで出来るのかと感動した。

大友克洋、やっぱり偉大です。気分はもう戦争とか、実写でやってくれんかな。爆弾三銃士とか、笑えるおバカ映画で良いと思うんだけど。

良かった。とっても!
見る人を選ぶ映画だとは思うけど。

-----------
4/9 追記

原子核の周りを、電子が惑星の様に回っている原子模型が広く信じられていました。現在では「実現することが可能な物理状態」や「振動数条件」を満たす特定の「電子軌道」上に存在するモデルが提唱されています。いずれにせよ、この電子が原子核と結びついているエネルギー源が何であるのかすら、分っていません。分っているのは、電子が切りはなされる時には、膨大なエネルギーが放出される事と、そのエネルギーは、アインシュタインが定義した極めて単純な数式によって計算可能であることです。

AKIRAの中では、こうした物質を構成する根本的なエネルギーを、取り出して制御しようとして失敗した事。すなわち、人類が、それを手の内化して利用しようとし、失敗した姿が描かれています。思いあがった人類へのシッペ返し、ってのはゴジラも一緒だよね、って思います。

コメントする 2件)
共感した! 21件)
bloodtrail

4.0色褪せない躍動感とカッコよさ

2020年4月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

久々に再鑑賞。
近未来を舞台にしたSFアニメだったが、いつの間にか現実がその時代を過ぎてしまった。なんてこと!
でも、今観てもバイクで疾走するシーンや超能力で物が破壊されるシーンや建造物の崩れていく様がいい。あぁ、30年も前の作品なのに。なんて躍動感!なんてカッコよさ!
若干の古臭さがあるのもたしか。でもそんなのは気にならないくらいに魅力が勝っていた。あれだけAKIRA好きな人がいるのも納得。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
kenshuchu

4.51988年上映依頼の映画館鑑賞

2020年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

つい出た「すげぇなぁ」が、
エンドロール終わった直後の素直な感想でした。
記憶ではかつてこれを映画館で鑑賞しているはずで、
そうだとすると30数年ぶりの再鑑賞になります。
ところどころのシーンは覚えているものの、
AKIRAがどんな人物だったかなどは忘れていたので
最後までドキドキしながら鑑賞できました。

今回はIMAXシアターだったので、音響がよく、
音で時々ドキっとすることもありましたね。

アニメゆえ、どこまでも自由に表現したい事が
表現出来るとは思いますが、思慮深さもあって
これは大人のアニメですね。権力と実行、
優しさとポリコレ、集団と思想、様々な社会問題が
実は練り込まれています。

これ、30年以上前に作られてるんですよね〜。
2019年の社会にはもはや公衆電話を使う人は
天然記念物でスマホが一般的ですが、さすがに
そこまでの未来予測は難しかったかな。
でも東京オリンピックを予想したのはすごい
ですね!しかもあの様子だと少なくとも2020には
開催されないでしょうから、そこも正解です。
まさかコビット戦争まで予想していたのかな?

40過ぎの大人が再発見できる良作です。
ぜひ今一度映画館でご覧あれ。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
t.kokubun