AKIRAのレビュー・感想・評価
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『アキラ』見ました!
どこから突っ込めば良いのか分からないほど、全ての要素が全て凄かったです…
映画体験の魅力のひとつに「新しさの発見」があると思うのですが、そういう意味でこれを超す新しさは無いんじゃないかと思います。何もかもが新しいです。
アニメーションその物も素晴らしかったです。恐らくフルアニメーションだと思うのですが、画面内のありとあらゆる物が動くんです…!
「すげぇ!」とか「圧巻の一言」がこれほど合う映画もなかなか無いと思います。本当にめちゃくちゃ面白い映画なので、心からお勧めします!!
色褪せないアイデンティティー
音響面が確実にパワーアップ
4Kリマスター版をIMAXシアターで鑑賞。
内容に関しては改めて語るまでもないので、ここでは劇場鑑賞の感想をば。
映像に関しては、既存のバージョンとの比較ができないので何とも言えないものの、ドでかいIMAXスクリーンゆえに、画像・背景の描き込みの細かさを再認識。
そして音響面は、従来版よりも確実にパワーアップしていると、素人耳でも分かった。芸能山城組によるけたたましく鳴り響くジェゴグ音、金田たちが操るバイク音、鉄雄がネオ東京を破壊する爆発音などに加え、「さんを付けろよデコスケ野郎!」に代表される名ゼリフの威力たるや。
今は時期が時期だけに、観たくても気軽に劇場に足を運べない人も多いと思うので、事態が収束したら、年に1回のペースぐらいでIMAX上映してもイイのではと思う。
わが青春のサイバーパンク
そうだ、今こそおウチでAKIRAを見よう
ということで観賞
最近のスタイリッシュで小綺麗なSFも素晴らしいのだけれど、ドブ臭さ漂うグロテスクで頽廃的な古き良き往年のSFは格別である
そこにやはり今では絶滅危惧種のエグいまでの書き込み増し増しなジャパニメーションが合わさりイメージの奔流を見事に表現している
後に今敏のパプリカなどに受け継がれるみっちり線画で画面が埋め尽くされるこの手のアニメが今日あまりみられなくなったのは哀しい限り
オリンピックどころではなくなったネオ東京はどうなるのか、そして現実の日本は、世界は?
ドブのような東京湾にも光は射す、どんな時でも前を向く剽軽さを忘れない金田は一つの標になるだろう
ただ単にグロテスク
リーダー金田とごじらせ男子(鉄雄)の友情を近未来とサイキック世界で描く。
※リマスター前の作品を見ての感想です。
まだ書き途中です。
4Kリマスターの映画が公開されるにあたって、まずはリマスター前のものを視聴しました。
1988年に公開されたアニメ映画なのだが、今見てもその色褪せない世界観と細かい描写に心をギュッと掴まれた。
ざっくり言うと男ふたりの友情物語なのだが、こじらせ方が良い。リーダー格の金田に小さい頃から守られていた鉄雄。羨望はいつしか嫉妬へ。
なぜあの子達は棒読み
なぜあの子達は棒読み
30年前にも思ったんだけど、あの子達はなぜ棒読みなんだろう。あえて下手くそにアフレコしているのか、それともほんとの子供が演じているのだろうか。あの子達がしゃべるとどうしても引っかかる。😂😂
金田は、お金もってなさそうなのに、どうやってバイクを手に入れたんだろう。その疑問は別にして、バイクの造形は、とくかくかっこいいし、乗ってみたい。トロンに出てくるバイクと双璧。
大友克洋の絵は自分の好みではないが、30年ぶりに見ても、とてつもないエネルギーを感じる作品だった。ラストの意味を自分なりに考察してみた。
■考察1
「AKIRA」とは、破壊と創造を司るシヴァ神のような存在
日本と敵対する国家が、「AKIRA」の力を濃縮して爆弾にすることに成功した。「AKIRA」は、その国家の独裁者の意識をあやつり、その爆弾を東京に投下。そして、第三次世界大戦が始まる。「AKIRA」は意図していないが、結果としてバブルに酔いしれる日本を浄化することになった。
大戦後、日本は不死鳥のように蘇り、2020東京オリンピック景気でまたも繁栄を極めようとするが、またも「AKIRA」によって破壊されてしまう。
■考察2
「AKIRA」とは、極大化した自我のメタファ
思春期の少年が、なんらかのはずみで力を手にしてしまう。全能感につつまれる快感に酔いしれ、自我の肥大化を抑えることができなくなり、自壊するまで暴走する。
■考察3
「AKIRA」とは、最終兵器のメタファ
人類は、原子力に飽き足らず、反物質兵器の開発に成功する。AKIRA(反物質エネルギー)を制御することはできず、AKIRAの暴走で東京は壊滅してしまう。
30年前からの伝言
未来予想は難しい
すげー
凄すぎる!
アキラ150%
32年前から見た現代の世界
アキラの想いで
真っ赤なトマトになっちゃいな。とか。ハワイより陽当たりの良い場所は天国だけさ。とか。
とにかく、大友克洋と星野之宣が大好きでした。サイエンス的には圧倒的に星野之宣。インパクトは大友克洋。「童夢」から入って「気分はもう戦争」、「ショートピース」、「さよならにっぽん」、「ハイウェイスター」と時系列を遡りながら読んだっけ。ニヒリズムがカッコ良く見える年頃に読んだもんだから、未だに記憶してるセリフが結構な数ある訳です。で、AKIRAが来た。連載は途切れ途切れだった様に記憶してるし、一話で全然話進まへんやん!ってのはあったけど、もちろんドはまりです。
でも。
原作好き過ぎて、劇場には行かなかったんです。テレビで見ました。ちょっと、えぇぇぇ!?って思いましたよ、正直。ミヤコ教キャンディーズ(サカキ・モズ・ミキ)は出て来なかったし。カオリもいきなり登場するし。
だが、でも、面白い。最高。
タカシもマサルもキヨコも、すごく好きなキャラ。無鉄砲鉄人な金田もケイも大佐も、懐かしくて震える。ストーリーは今見てもドキドキするし、最近の下手なハリウッド物より遥かに興奮する。
IMAXの画面サイズに画質が耐えるのか不安でしたが、全然問題無かった。どころか、コンピューターに頼らずにココまで出来るのかと感動した。
大友克洋、やっぱり偉大です。気分はもう戦争とか、実写でやってくれんかな。爆弾三銃士とか、笑えるおバカ映画で良いと思うんだけど。
良かった。とっても!
見る人を選ぶ映画だとは思うけど。
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4/9 追記
原子核の周りを、電子が惑星の様に回っている原子模型が広く信じられていました。現在では「実現することが可能な物理状態」や「振動数条件」を満たす特定の「電子軌道」上に存在するモデルが提唱されています。いずれにせよ、この電子が原子核と結びついているエネルギー源が何であるのかすら、分っていません。分っているのは、電子が切りはなされる時には、膨大なエネルギーが放出される事と、そのエネルギーは、アインシュタインが定義した極めて単純な数式によって計算可能であることです。
AKIRAの中では、こうした物質を構成する根本的なエネルギーを、取り出して制御しようとして失敗した事。すなわち、人類が、それを手の内化して利用しようとし、失敗した姿が描かれています。思いあがった人類へのシッペ返し、ってのはゴジラも一緒だよね、って思います。
色褪せない躍動感とカッコよさ
1988年上映依頼の映画館鑑賞
つい出た「すげぇなぁ」が、
エンドロール終わった直後の素直な感想でした。
記憶ではかつてこれを映画館で鑑賞しているはずで、
そうだとすると30数年ぶりの再鑑賞になります。
ところどころのシーンは覚えているものの、
AKIRAがどんな人物だったかなどは忘れていたので
最後までドキドキしながら鑑賞できました。
今回はIMAXシアターだったので、音響がよく、
音で時々ドキっとすることもありましたね。
アニメゆえ、どこまでも自由に表現したい事が
表現出来るとは思いますが、思慮深さもあって
これは大人のアニメですね。権力と実行、
優しさとポリコレ、集団と思想、様々な社会問題が
実は練り込まれています。
これ、30年以上前に作られてるんですよね〜。
2019年の社会にはもはや公衆電話を使う人は
天然記念物でスマホが一般的ですが、さすがに
そこまでの未来予測は難しかったかな。
でも東京オリンピックを予想したのはすごい
ですね!しかもあの様子だと少なくとも2020には
開催されないでしょうから、そこも正解です。
まさかコビット戦争まで予想していたのかな?
40過ぎの大人が再発見できる良作です。
ぜひ今一度映画館でご覧あれ。
#AKIRA
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