AKIRAのレビュー・感想・評価
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映画は映画の、漫画は漫画良さがありますね。
ドルビー劇場での上映。配信やDVDでは観たし、漫画は何度も読んだ作品。
SF漫画で3つ挙げろと言えば「AKIRA」「攻殻機動隊」「火の鳥」になるかな。ガンダムや松本零士はSFよりも人間ドラマが強く感じます。
冒頭の5分ぐらいのバイクのチェイスシーンが痺れますね。テールランプを線で描く技法や、金田がバイクを横滑りさせながら止まるシーンは、やっぱカッコいい!
鉄パイプを引きづりながら、ってカットは、本家のAKIRAよりも、パクリのブラックレインの方がカッコいい。
やっぱ「破壊と暴力」の作品ですね。モノが壊れるさまを描くことで、美しさと力強さを表現している。エヴァも「破壊の美学」ですよね。まあ、この時代のアニメや漫画の世界でAKIRAの影響力は絶大でしたでしょうから。
映画としてどうか、と言われると。。。正直、SFとしての面白さは漫画を読まなくては分からんし、大友克洋の圧倒的な絵のうまさも、漫画であってのものかな。原作の分量を2時間の映画にぶち込む訳だから、そりゃ限界あります。でも、冒頭の15分ぐらいのカッコよさは必見ですね。最後の崩壊シーンは、やや力尽きた感が否めないな〜、漫画の3巻の終わりの迫力には遠く及びませんね〜。あと、原作漫画とは違い、ドラックの表現が少なくなっていましたね。
劇場で初めて観たので「ドルビーシネマ」でどうの、ってのはよくわかりませんでした。スクリーンの迫力で圧倒されてたので音の方は、、、う〜ん。
超有名な作品ですが初めて見ました。
いろいろな漫画家さんが影響を受けたという作品だったので期待して観に行ったんですが思ってたのと違う雰囲気でした。
赤いバイクが印象的でしたが超能力者の話だったとわ。
久々に見た
何十年ぶりかで見た。
以前見た時の絵の衝撃はなかったな。
いや確かにすごいとは思うが時代だな〜と思ってしまった。
とは言えこういった作品の礎があったからこその今のアニメーションなんであろう。
一応星⭐️4つ。
初めて見た時はイマイチ理解できないことも多く、
数十年の時を経てようやく理解できた😅
初めて大友克洋のアキラの東京崩壊シーンを本屋で立ち読みした時は、
今でも覚えている。あまりの描写の凄さに何度も何度もヤングマガジンを
立ち読みし直してしまった。
全巻持ってたんだけどどっかに行ってしまったな。
もう一度漫画読んでみたくなった。
大友克洋が漫画界のクオリティの底上げに一役買ったことは間違い無いと思う。
もう一枚買わなきゃ
2020年オリンピック予言
30年以上前の作品で、オリンピック予言してたとは。と、勝手にニヤリとしてしまいました。死んでも脳とか保存さされていたアキラが3人の能力者の力で復活、悪になった鉄雄を宇宙になって飲み込んでしまう。その宇宙から脱出できた金田と呼び声で気づかせたケイが、その力を使える可能性のある人になるのだろうか?
IMAX鑑賞、最高
小さい頃にテレビで見た、鉄雄の体がブクブクになってくキモイシーンと、老いた子供の記憶しかなかったから大人になって映画館でしかもIMAXで観れるなんて生きててよかった。
この頃はまだCGを使うのこともほとんどされてなかったはず(エンドロールにはCG制作についてスタッフが流れてたけど)だろうし、ネオ東京の背景画とかカメラワークはアニメーションで再現されたようにしか見えないし、それがアニメーションで再現されていたならどれだけクールな背景なのかととにかく感動。
バイクのシーンもアニメーションメインで作られてるならあの当時のアニメだったら本当にビックリしたんだろうなと思えるくらい、自然でかっこいいバイクアクション!
ストーリー設定もあの当時は、ああいう特殊能力のある人間を使って世界を破滅させる研究するとか、そういうものの先駆けだったんだろうなぁ…
今観ても感動だったけどリアルタイムで今の歳で観ていたらどんな気持ちだったのか感じてみたかった
日本アニメーションの素晴らしさ
戦争で荒廃した近未来の東京。偶然、軍事機密と接触した為に戦いに巻き込まれる少年の闘いを描く物語。
日本アニメの完成度を世界に知らしめた作品ですね。因みに、原作は未読です。
映像の緻密さ、アクションシーンの「スピード感」と「迫力」、それを支える「作画のレベル」。そして独特の世界観。どれをとっても評価に相応しいものでした。
鉄雄の、金田に対する屈折した感情設定が見事でした。それに対する金田の「鉄雄は俺たちの仲間だ。俺たちが倒すんだ」の言葉も、金田らしくて好感です。
ただ評判程の評価をしていないのは、キャラクターデザインが好みでない、という極めて個人的な趣向。
また、あれだけの破壊があったのに、市民の死体が描かれていないことも気になりました。アニメなので当たり前ですが、少し絵空事にされたように感じます。
最後に、ややエンディングに余韻を残そうとし過ぎているようにも感じました。ケイを特別な存在にしてしまったことも含めて、蛇足を差し込まれた印象が強く、個人的にはマイナスを感じました。
それでも、流石と思える完成度で、何度観ても飽きない名作だと思います。
久しぶりすぎてキャラ設定やアキラの登場シーンとか色々忘れてたな。金...
圧巻の物語のハコ(世界観)とアニメーション!
コロナの影響で劇場リバイバル公開したのを機に鑑賞。
あの、アニメーションがすごすぎる…!
当時(88年)にこんなの作れたんか!?と思わずにはいられないほどの動きの滑らかさと描き込まれ方。登場人物の設定とか話し方、価値観とかは、がっつり製作当時の空気を感じるんだけど後は全然古臭くないのがすごい。
あと舞台設定とか背景の世界観が素晴らしい!!80年代頃の作品で描かれる近未来の想像力はもう今は出てこない雰囲気でとても良い。大友監督は後に「スチームボーイ」という作品も作られてるけど、スチームパンクっぽい世界観大好きなんだろうな…。カネダが乗ってるあの赤いバイクもかなりカッコいいよね。
こういう機械とか背景とか舞台設定に作り手の強い愛とロマンを感じる。世界観がこの作品の一番の魅力だと思った。
あと独特の劇伴も良かった。劇場で聴くとリマスターされてるのもあるけど臨場感に感動する。
ストーリーは正直よくわからなかったし、面白いかと言われれば好みではなかったのだけど、とにかくアニメーションと世界観が素晴らしいのでそれだけでも観て良かったと思う。
ちなみに登場人物の感じやタッチとか、登場する女性の描き方とか扱いに吉田秋生さんの「BANANAFISH」をずっと思い出しながら観てたんだけど、やはり同年代の作品だったのね。こういう作風は当時のトレンドの一つだったんだろうな。
時代が異なる視点の違和感
絵がすごい
都知事選でオリンピック開催迄あと383日の日に
ジブリ4作目のゲド戦記はやめておき、今夜はAKIRAを、カミさんと観に行った。
オリンピック中止で話題となって今年、DVDレンタルして家族で観てはいる。
当時のコミックから映画化の流れをリアルタイムで体験してるカミさんとわたしは、なんとしてももう一度スクリーンで観ておかねばならない衝動に駆られていた。
実はコミックも映画も見るには見たが、ジャンル的にはあの時代の世紀末感からの近未来設定にばっちり馴染める世代だけど、どこか受け付けない嫌な部分があったり、何度見ても理解できないストーリーが、かえってあいつのこと嫌いだけどどっか魅力があってそれが何なのか確かめたくて近づく友人のような存在。
改めて4Kリマスターの大画面だからこそ、この映画のよさがよみがえり、伝わってくる。
音響も5.1chですごかった。
年齢的にも、昔では理解できなかった部分がわかったり。
やっぱり、わからない部分はわからないまま。
それでいい。
この映画は好きか嫌いかに関係なく、それ以後のジブリアニメや海外の実写SF映画にも多大な影響を与え続け、30年経とうが未だに新鮮。
映画では、オリンピック開催迄あと147日だったけど。
今日は都知事選で、383日と表示される当選結果となった。
はじめて観ます
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