愛と誠(1974)

劇場公開日:1974年7月13日

解説・あらすじ

1970年代に一世を風靡した梶原一騎作、ながやす巧画による同名コミックを実写映画化した青春ドラマ。財閥の令嬢・早乙女愛は、スキー場で谷に転落しそうになったところを太賀誠という少年に救われる。9年後、名門・青葉台高校のアイドル的存在になっていた愛は、偶然にも誠と再会を果たす。誠が自分を救った際にできた顔の傷のせいで不幸な人生を歩んできたことを知った愛は、償いとして誠を青葉台高校に転入させるが……。

1974年製作/89分/日本
配給:芸映プロ,松竹
劇場公開日:1974年7月13日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)1974 松竹株式会社

映画レビュー

4.0 早乙女愛

2026年4月25日
Androidアプリから投稿

全巻集めた数少ない長編漫画のひとつ。
リアルタイムではなく、原作の存在を知ったのも随分後から。
西城秀樹が太賀誠を、早乙女愛が早乙女愛を演ったと知り、えー!そうだったの!という世代です。
西城秀樹はすでに元アイドルの大物歌手でワルっぽいイメージなんかなかったし、早乙女愛に関しては妖艶な美人女優程度の存在だった。
凡庸な女優では無かったが、大物女優にはなれなかった。
化粧品ブランドを成功させたりして、女優業にはそれほど欲はなかったのかもしれない。
たまにトーク番組で見る彼女は、大口開けて笑って下ネタとか言ってる、夏目雅子と同じ美人なのに気さくなねーちゃんタイプ。
松坂慶子や夏目雅子と並ぶ女優になる素地は充分にあった。
本デビュー作での彼女は、オーディションで選ばれ田舎から連れてこられたばかりの女の子。
演技は上手い下手以前の問題。豊かな胸を隠すクセなのか猫背のまんまで突っ立っているだけ。
そして西城秀樹を凌駕する光芒を放っている。
表情ひとつ変える事が出来ないが、その表情から目が離せない。
『テス』のナスターシャ・キンスキーのようだ。
しごかれるがままの現場であったのだろう。
この頃の彼女はかつてのナスターシャ・キンスキー同様、自分を醜いと思い込んでいる美少女という感じで実に魅力的。
何も出来ない存在そのものがドラマだ。
この一作だけで消えていれば永遠だったかもしれない。
しかし早乙女愛という女優の稀有なところは、その後は一作ごとに女優としての評価を確かなものにしたことだ。これほどのデビュー作のイメージを完全に払拭した事だと思う。
私が最後にスクリーンで観た彼女は、ヒロインを叩きのめす猛女の役だった。
早乙女愛から最も遠い、早乙女愛にしか出来ない役だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
こうた

1.5 なにもないけど、ただ懐かしい映画

2014年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

早乙女愛も故人となり、何から何まで懐かしさを強く感じる映画。当時小学生の時に少年マガジンで連載を読み、西条秀樹主演で映画化される事も誌上で知るが未見のまま何十年の年を隔て鑑賞。
梶原一騎原作のストーリーはこの後確か凄い展開となった気がする。
三池崇史のリメイクは見る気が不思議としない。昭和のアウトローの愛の物語。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
colt45SAA

「愛と誠」シリーズ関連作品

他のユーザーは「愛と誠(1974)」以外にこんな作品をCheck-inしています。