嗚呼!!花の応援団(1996)

劇場公開日:

解説

大学応援団に入部した新入生が、パワフルな先輩たちとの交流の中で次第に男気に目覚めていく様を描いたアクション・コメディ。監督・脚本は「武闘派刑事2 HEART_CRASH」の高瀬将嗣。撮影を「リストラ代紋 史上最強の公務員」の佐藤徹が担当している。主演はオーディションで選ばれた「武闘の帝王2」の金井茂。原作はどおくまんの同名コミックで、映画化は77年の「嗚呼!! 花の応援団 男涙の親衛隊」以来、19年ぶりとなる。また、製作総指揮を同作で主役・青田赤道を演じた本間進が担当しているほか、なぎら健壱や宮下順子ら、旧シリーズのメンバーが再集結しているのも話題となった。

1996年製作/91分/日本
配給:「嗚呼!!花の応援団」製作実行委員会=進修=GUY'S FILM
劇場公開日:1996年11月9日

ストーリー

応援団に入ると就職活動の時に学長推薦が貰えるらしいと聞いた新入生の富山は、伝統ある“南河内大學應援團”に軽い気持ちで入部するが、彼を待っていたのは先輩たちからのきついシゴキの毎日だった。ある日、応援団が命よりも大切にしているはずの大団旗に、虫食いの穴が空いているのが発見された。青ざめる四年生幹部たちは予算委員会に修復費用の前借りを申し出たが、何かと応援団と対立する有紀率いるチアリーディング部の猛烈な反対で却下され、結局、富山たちがロックアウト中の工場のガードマンのアルバイトをさせられる羽目になる。トラブルはあったものの、三年生・青田の活躍で予想以上のバイト代を稼ぐことができた彼らは、何とかことなきを得た。しかし、トラブルだらけのバイトを紹介したのが宿敵・浪華大学応援団の角木だったことを知った青田が、彼らに喧嘩を売ったことが火種となり、ふたつの大学の応援団は団旗と100万円を賭けて争うことになってしまう。勝負の舞台は、ノー・ルールで行われる過激な格闘技の“大学対抗アルティメット選手権”。格闘技部の西城の活躍で、南河内大学はあとひとりを倒せば優勝というところまでこぎつけるが、怪我を押して出場していた西城がついにダウンし、西城は喧嘩なら誰にも負けない青田に戦って欲しいとあとを頼んだ。西城の男気に一目置いていた青田は、大団旗を富山に託してマットに上がる。青田は最後の相手、タイの留学生・サガットに苦戦を強いられたが、そんな青田の姿に感動した有紀の応援を受けて、見事サガットをマットにねじ伏せた。勝負を不服とした角木が青田に喧嘩をふっかけたことで会場は大乱闘となり、南河内大学応援団は大学側から活動停止を言い渡されたが、富山は応援団に自分の生きる道を見いだしていた。

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