アートフル・ドヂャース
劇場公開日:1998年1月24日
解説
夢を追い求め、ニューヨークで奮闘する若者たちの姿を描いた青春ドラマ。監督・脚本は保田卓夫で、本作が本編デビュー作。撮影に「鉄塔武蔵野線」の渡部眞があたっている。主演は「イグナシオ」のいしだ壱成。
1998年製作/96分/日本
原題または英題:The Artful Dodgres
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:1998年1月24日
ストーリー
クリスマスを間近に控えたニューヨーク。画家志望の優一郎(いしだ壱成)は、ポルノ小説を書いている圭介(西島秀俊)とギタリストの勉とつるんでは、貧乏ながらも気ままな生活を送っていた。ある日、彼は幼なじみの紗於里と再会する。彼女は、独り暮らしをしている姉・綾乃の様子を見に、日本からやってきたのだ。エリートであった綾乃は、突然精神のバランスを崩して商社を辞職。静養を兼ねて、ニューヨークに留学していた。だが、彼女は学校も休みがちで、部屋にもあまり帰ってきていないらしい。心配する紗於里を、優一郎は優しく気遣ってやる。クリスマス・イヴ。紗於里の招きで綾乃の部屋を訪ねることにした優一郎は、綾乃がふらりと出かけるところを目撃。彼女の後を追って、紗於里とロングアイランドへ行く。綾乃の様子を監視するふたり。夜になって綾乃はモーテルに投宿するが、優一郎たちの懐は心許ない。そこで、優一郎は圭介たちに助けを求めることに。圭介は、遊びに来ていた勉の妹の財布から金を失敬すると、優一郎たちのモーテルに急ぐ。その後、紗於里と綾乃は帰国。その様子を見て、久しぶりに日本に帰りたくなった優一郎たちは、負け知らずだという中国系老人と麻雀対決。大金を獲得して、無事帰国を果たすのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- 保田卓夫
- 脚本
- 保田卓夫
- プロデューサー
- 仙頭武則
- 小林広司
- 共同プロデューサー
- マヒュー・ジェインズ
- 柘植靖司
- 撮影監督
- 渡部眞
- プロダクション・デザイナー
- ギデオン・ポンテ
- アート・デコレーター
- ジャンヌ・ドヴィル
- 音楽
- Theatre Brook
- 主題歌
- Theatre Brook
- 録音
- 滝澤修
- 音響効果
- 今野康之
- 編集
- 掛須秀一
- 衣裳
- クリステン・アンドレア・フショ
- 助監督
- テリ・キルマーティン
- スクリプター
- 大重裕二
- スチール
- 芦澤明子
- 中村和孝