あゝ海軍
劇場公開日:1969年7月12日
解説
「闇を裂く一発」の菊島隆三と「殺し屋をバラせ」の石松愛弘が脚本を共同執筆し、かつて「海軍兵学校物語 あゝ江田島」を演出した村山三男がメガホンを握った戦記もの。撮影は「ある見習看護婦の記録 赤い制服」の上原明が担当した。
1969年製作/121分/日本
原題または英題:Gateway to Glory
配給:大映
劇場公開日:1969年7月12日
あらすじ
平田一郎は海軍兵学校に入学したが、重複して受験した一高にも合格した。退学しようとした平田の申し出を教官の岡野は一蹴した。平田は自分の軽卒を悔んだが、訓練や勉学に熱中して、母が危篤の時も故郷へ帰ろうとはしなかった。やがて卒業式が来た。平田は卒業生を代表して恩賜の短剣を拝受した。卒業後の遠洋航海を終えて、はじめて故郷に帰り、母の墓前にぬかずいた。途中、竹馬の友本多勇が幼年学校を卒業し陸軍大尉になっているのも知った。その後海軍省航空本部に勤務を命ぜられた平田は、山本五十六長官から親しげに声をかけられた。やがて大平洋戦争が勃発した。平田は海軍航空隊の一員として、マレー沖海戦に参戦し、ラバウル航空隊に身を置いた。そんな時、満州から南方に転戦してきた本多と再会したが、本多は万年筆を片身にガダルカナルで玉砕した。同じ頃、山本司令長官が督励のためラバウルを訪れた。平田は長官機を護衛したが、敵機に襲われ、長官機は撃墜され、平田も負傷した。長官を護り得なかった責任を感じた平田は、自決しようとしたが、部下に止められた。傷ついた彼は、少佐に任官され、母校海軍兵学校の教官になった。平田の教育、訓練は峻烈をきわめた。そんな彼に反抗してくる佐川の態度にかつての自分の面影を見るような気がした。戦局は終りに近づき、井口は本多の片身の万年筆を佐川に贈り、激戦の島沖縄へと向うのだった。
スタッフ・キャスト
-

平田一郎中村吉右衛門(2代目)
-

本多勇峰岸徹
-

井口少将森雅之
-

房代村瀬幸子
-

とし子梓英子
-

のぶ代水木正子
-

配属将校早川雄三
-

岡野大尉宇津井健
-

森下平泉征
-

片山吉田豊明
-

田村関幸四郎
-

兵学学長北龍二
-

前川大尉藤巻潤
-

荒木中尉本郷功次郎
-

小西中尉川口浩
-

右翼の男A内田朝雄
-

右翼の男B北城寿太郎
-

右翼の男C北原義郎
-

右翼の男D千波丈太郎
-

芸者浜田ゆう子
-

憲兵村上不二夫
-

牛太郎蛍雪太朗
-

娼婦笠原玲子
-

小松整備兵酒井修
-

山下兵曹露口茂
-

梅本少尉成田三樹夫
-

宇垣参謀長伊東光一
-

司令菅原謙次
-

参謀中条静夫
-

暗号係仲村隆
-

将校A小山内淳
-

将校B橋本力
-

佐川長谷川明男
-

矢野石山律
-

吉武稲妻竜二
-

工藤土井武
-

戸倉中村吉三
-

山下兵曹の母きよ浦辺粂子
-

山本長官島田正吾
ジョーカー
ラ・ラ・ランド
天気の子
万引き家族
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
この世界の片隅に
セッション
ダンケルク
1917 命をかけた伝令
バケモノの子






