国道20号線

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国道20号線

解説

「雲の上」で高い評価を受けた富田克也監督が、地方都市で荒んだ生活を送る若者たちの日常を描いた作品。当時、トラック運転手をしていた富田監督が、国道沿いの郊外にパチンコ屋と消費者金融のATMが隣り合ってあることに着目し、そこを往来する若者たちの物語を描き出した。

郊外型の大型店や消費者金融のATMが立ち並ぶ国道沿いの町。かつて暴走族をしていた青年ヒサシは、同棲中の元ヤンキー娘のジュンコとともに、パチンコやシンナーに明け暮れる自堕落な毎日を過ごしていた。定職にも就かず借金ばかりが増えていく彼に、暴走族時代の友人で闇金屋の小澤が、ある話を持ちかけるが……。

2022年10月、特集上映「ロードサイド・フィルム・フィスティバル<選べ、失え、行け!2022>」にて、デジタルリマスター版が上映。

2007年製作/77分/日本
配給:ブライトホース・フィルム
劇場公開日:2022年10月15日

その他の公開日:2007年11月3日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5こんな生き方しかできないなんて

2021年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公はいい歳をして未だにシンナーにふけり、同棲相手とともにパチンコでその日暮らしをしている。
他人を利用している友人たちは、ほとんど騙しているようなものだが、主人公をいいように使っていく。
かくして二人は破滅の道をたどることに。
情けないなぁ。

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いやよセブン

2.0ドキュンのドキュメンタリー

2019年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

まぁね。破滅したのが本人達だけで良かったよ。

ただただグダグダな男女のヤンキー。画面は4:3。昭和のインディーズな出来。ところどころ繋がらないシーン。聞き取れないセリフ。聞き取れたところで大勢に影響なさそうなストーリー、多分。暗く荒れた画質。時々意味不明な描写。

そんな映画なんです。

田舎の国道に面したパチンコ屋、隣接するサラ金。ジャンク品なのかアウトレットなのか分からないゴルフクラブを売りさばくのが商売。シンナーに溺れてトリップ。

もうね。ヤンキーの成れの果てを見せられるのか、って話。ただ、コレがつまらなく無い、結構不思議な事に。

野放図に、怠惰に、アニマル生活する、完全なる負け組カップルの破滅を描いた物語は、誰に向けたメッセージなの?が謎なんだけど。

考えてみれば、「田舎の国道に面したパチンコ屋、隣接するサラ金」なんて、どこにでもある訳で。破滅予備軍は至る所に掃いて捨てるほど居るかも、ってのは、かなり真剣に怖い。

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bloodtrail

4.5No future for you

2017年5月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

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kkmx

4.520号線の住人かわいそう

2012年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 国道20号線には消費者金融とパチスロとドンキホーテしかなくてその周りで若者は1ミリも勉強することなくシンナー吸ったりゴルフクラブを売りつけたりする地獄をさまよっているかのような映画だった。あまりに希望がなくて逆にすがすがしい気分になるほどだった。

 登場人物がとても面白くて特に消費者金融の社長?みたいなデブのおじさんがタイ人の女に「わかるよわかる!でもロシアやなんかは時給500円だで」というのが面白くて真似して遊んだ。

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吉泉知彦