アレックス・ライダーのレビュー・感想・評価
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ま~ターゲットではない私の評価は厳しくならざるを得ないですね。
叔父の仇を取るため諜報の世界に挑む天才中学生の活躍を描く物語。 少年少女をターゲットにしたスパイ映画ですね。自身がターゲット年齢にないことは承知の上で、試しに鑑賞。 「名探偵コナン」よろしく大活躍する中学生が、振り切って描かれていて気持ちが良いですね。 「叔父に鍛え抜かれた」という設定も、物語に説得力を(申し訳程度ですが)与えてくれたのが良いですね。 アクションは派手で軽快で魅力たっぷり。小中学生時代に鑑賞したら、4は付けたくなる作品だったかもしれません。 ターゲットでないだけに、殊更マイナスを並べ垂れるのも気が引けますが、1点だけ。この作品での移民に対する扱いが少し疑問に感じます。ディズニーのように気にし過ぎるのも映画の面白さを減じるように感じますが、「スメル」という言葉が何度か差し込まれると、不愉快さを感じてしまいます。 私的評価は少し厳しめです。
無垢なエージェント
以前、「キングスマン(2014)」を観て若者世代の007が誕生と思ったが本作の方が先駆けだった、ジュブナイル世代のスパイものでは「エージェント・コーディ(2003)」があるがCIAエージェントでした。本作の原作・脚本のアンソニー・ホロヴィッツさんはイアン・フレミング財団公認でボンドシリーズの続編「トリガー・モーティス」を書いたくらいだから本作が正統派かも知れませんね。
バックに北朝鮮(原作では中国)を匂わせたりテロをたくらむ悪徳企業など本家007のターゲットでもいいくらいですが潜入捜査にはゲームオタクの若者が適任とのシチュエーション。敵役もどこか漫画チック。子供時代のいじめの復讐に学校にウィルスを撒くと言うのも身近な恐怖を感じさせるでしょう、とんでもないことですが巧みなアレンジです。
武道に長けているのは「ベストキッド」の流れも伺えますし日本のポップカルチャーの影響も色濃くうかがえます、アクションを観る限り007系というよりトムクルーズのMI系に近いかもしれません、いずれにしても免許が取れないので公道でのカーチェースは無理、マウンテンバイクや馬での疾走と上手く工夫していました。
映画化にあたってはロマンスもお約束なのでしょう、同級生のサビーナまで巻き込んで怖い思いをさせてしまいました。結局のところMI6で役に立ったのはQのグッズくらいで大人たちは揃いもそろって役立たず、仇のヤッセンがアレックスを助けるのは敵ながらあっぱれな奴、度胸と才能に惚れ込んだのでしょう、おつな計らいですね。
アレックス・ペティファー君はご両親も俳優、6歳からCMモデルを務めた美少年、下心が透けて見えるおじさんエージェントよりよっぽど好感が持てますね、続編が絶たれたのは残念です。
日本贔屓が嬉しい。
アレックスと家政婦の会話が日本語。 そして、食事はお寿司と日本好きを感じる作品です。 本の中では、英語、フランス語、ドイツ語がた話せると言う設定だったが、 映画では、日本語も堪能に話せるとなっていた。 なんか、日本愛♥を感じる作品。
傍を固める俳優陣は豪華ですね。
アクションはそれなりに良いのですが、やっぱり14才の少年が諜報員として活躍するお話なので真剣にストーリーを気にしながら観ると多分かなりつまらないかと…。 多々有るツッコミどころを許せるかどうかで、この作品を楽しめるかどうかが決まりそうな感じです。 個人的にはユアン・マクレガー演じるイアン・ライダーのお話の方が観てみたかったです。
子供向けなのに切れ味鋭いアクションが魅力
両親を亡くし叔父と家政婦さんと同居するアレックス君。突然交通事故死した叔父の死因を知ってしまうアレックス君は怪しいオッサン達をあっさりブチ倒してしまう。実は秘密諜報員だった叔父が彼を訓練していたのだった。その能力を買われてMI6にリクルートされた彼は怪しいIT企業に単身潜入捜査に赴くが・・・共演陣がビミョーに豪華な『スパイキッズ』が入った子供版”007“。一応シリーズ化しようとしているみたいですが・・・まあないでしょうね。 全編ユルユルの子供向けなのに冒頭のロープを巧みに使ったアクションだけがやけに切れ味鋭いなと思ったら、アクション監督はドニー・イェン・・・納得。 あと顔面がジーン・シモンズ化したミッキー・ロークとMI6お偉いさん役のビル・ナイの怪演も見所。ここ最近ビル・ナイが出てる映画にハズシがないので以降の映画チョイスの一基準とします。
あぁ、うん。
アレックス・ペティファーを前面に出して映像美を飾りたいのだろうなぁという印象をばしばし受けました。 スパイって感じの活躍ぶりがあんまり感じられなかったのが残念。 色んなことがうまく行き過ぎてて物足りなさを感じてしまうのは多分私がマゾだから。うん。そんな感じ。
目の保養
可もなく不可もなくなスパイもので、 アクションもまぁまぁ良かった。 途中突然日本語が出てきたり、スパイグッズがDSだったり少しばかり不思議なシーンもあったけれど、主役のアレックス・ペティファー君はとても綺麗だったしヒロインの女の子も出番は少なかったけれど可愛くて、目の保養にはなった。 ただ、ティーン版の「007」というのは 言い過ぎだと思う。
中学生スパイ
英国スパイアクション。 スパイ大作戦のような地味で小技の効いたやり取りが多いです。若干コメディタッチも交えてテンポよく進んで行くので飽きません。 何より!未成熟な少年が!画面を無双する!絵面の美しさ!! 主演アレックス君がかっこいいなあ〜可愛いな〜と思っているうちに終わりました。 ストーリーはお約束というかそれなりにガバガバで分かりやすい感じですので期待はせずに。
戦う中学生
007風なスパイ映画。
一見B級だが、これがまた面白い。
『トリプルX』よりも2000倍面白いww
アクションは予想以上によく出来ていて、テンポも良かった。
観ていて飽きさせない流れを上手く作れていたと思う。
ガジェットは子供仕様でなかなか面白いww
ニンテンドーDSやニキビ薬などなどニヤリとするようなガジェットでしたww
ガジェット受け取る場所がおもちゃ屋ってのもイイですねww
Q的ポジションのオジサンもイイキャラしてましたww
毎回比較して申し訳ないが、『トリプルX』のようにイイとこだけ007のパクリみたいになっていなかったのがスゴく良かった。
主人公役のアレックス・ペティファーはなかなかのイケメンでいいですねww
また周りを固める役者がかなり豪華ww
ミッキー・ロークがこういう映画に出演し、しかも悪役をやるなんてビックリだし
ビル・ナイやユアン・マクレガーも出ていてとにかく豪華!!
2013年現在アレックス・ペティファー23歳くらいで丁度イイ年なんだから
続編をやってほしいですね!!
って思うくらい面白い!!
オススメです!!
ところどころ英国風スパイスがきいた作品。
マロピさんが書いたレビューが凄く、的を得ているので あまりくどくど書きませんが、楽しめた作品でした。 所々の007風のシーンや日本びいきのシーン、にやりとする シーン多数あり。 残念なのはラストシーン。 続編に含み持たせたのかもしれないけど、消化不良です。 でも発想自体が新しくって、スパイキッズほど子供向けでもない。 英国らしくって良い映画でした。
英国スパイ映画らしい佳作。
原作の小説は英国では大人気らしい。全く知らなかったけど。 で、本作はリズムが小気味良い佳作だ。 オープニングから魅せてくれるし、テンポが良いので間延びもしない。 見せ場をタン、タン、タンとステップを踏むが如く見せていく。 脇を固める役者もクセがある。 ストーリーや展開の単純さなどB級っぽさは否めないが、丁寧に作りこんだ姿勢が見えて好感が持てる。 B級なのにB級的制作を否定するような姿勢よりよっぽど潔い。 少年がスパイとしての資質や訓練を叔父さんが実は仕込んでいた!なんて泣かせるし、ボンド・カーのようなギミックに古き良きスパイグッズ。 会話も有名な某魔法学校の名前が出てくるなど、なかなかウィットに富んでおり、ジェームズ・ボンドの英国スパイ映画らしいノリを巧く作り出している。 序盤の格闘アクションにおいてはドニー・イェンが絶対振付けたと思われるロープ格闘(!)があり、アクション好きをニヤリとさせるシーンもある。 女性は超イケメンのアレックス・ライダー(まだ子供といえば子供だが)をぜひ、見て欲しい次第である。
007+ハリー・ポッター÷2=???
ジュニア・スパイ・アクションの原作小説が、世界中で人気なんだそうです。吾輩、全然知らなかった(最近、ホントに本読まないもんな~)のですが、“英国スパイ物”はもともと大好きですので、結構期待して、観に行ってまいりました。 “「007」シリーズのジュニア版”てな感じで、MI-6の本部も凝った作りで出てきますし、ガジェット(スパイグッズ)の受け渡し場所が、デパートのおもちゃ売り場ってのも、ウィットに富んでて面白かったですね(グッズの中には“ニンテンドーDS”が!)。「スパイキッズ」シリーズほど、お子様向けではなく、もう少し上の年齢層(ハイティ-ンあたり?)をターゲットにしたと思われますが、主役を演じたアレックスくんのなかなかなイケメンぶりと相まって、結構人気が出るんじゃないかと思います。 で、我々大人のお楽しみは…この映画、脇のキャスティングが凄い!ユアン・マクレガーにビル・ナイ、そして敵役を演じたミッキー・ローク!何ともまあ、通好みなキャスト!残念ながらユアンは開始早々に退場してしまいますが、ビル・ナイの“融通の利かない英国紳士キャラ”とミッキーの“お前は何者やねん?無国籍悪役キャラ”は、観ていてとっても楽しめました。それから忘れちゃならないのが、アレックスの世話人・ジャックを演じたアリシア・シルヴァーストーン!何と最近めっきりご無沙汰だった彼女を、久々にスクリーンで観ることが出来ました。もお、32歳(?!)ですか。時の流れるのは早いもので…(>_<)。 原作はシリーズで3冊ほど出ているらしいですが、これもまた「ハリ・ポタ」のようにシリーズ映画化されていくのでしょうか?それにしては、インパクトがチョット弱いかな??
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