「ま～ターゲットではない私の評価は厳しくならざるを得ないですね。」アレックス・ライダー　よしさんの映画レビュー（感想・評価）

叔父の仇を取るため諜報の世界に挑む天才中学生の活躍を描く物語。

少年少女をターゲットにしたスパイ映画ですね。自身がターゲット年齢にないことは承知の上で、試しに鑑賞。

「名探偵コナン」よろしく大活躍する中学生が、振り切って描かれていて気持ちが良いですね。
「叔父に鍛え抜かれた」という設定も、物語に説得力を（申し訳程度ですが）与えてくれたのが良いですね。
アクションは派手で軽快で魅力たっぷり。小中学生時代に鑑賞したら、4は付けたくなる作品だったかもしれません。

ターゲットでないだけに、殊更マイナスを並べ垂れるのも気が引けますが、1点だけ。この作品での移民に対する扱いが少し疑問に感じます。ディズニーのように気にし過ぎるのも映画の面白さを減じるように感じますが、「スメル」という言葉が何度か差し込まれると、不愉快さを感じてしまいます。

私的評価は少し厳しめです。