劇場公開日 2007年11月3日

ONCE ダブリンの街角でのレビュー・感想・評価

全67件中、61~67件目を表示

4.5低予算でもいい映画は作れる

2009年6月18日
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

「低予算でもいい映画は作れる」ということを証明した1本。また、主人公たちが歌を通じてやり取りする「自分の損得を考えずに、誰かを好きになる」というポジティブなメッセージを感じられる良作。

日本の映画界では「予算がないと面白い映画は作れない」と、恥ずかしげもなくのたまう方を時々見かけるが、それは一理あるとしても、そもそも、考え方の出発点として「予算がないと〜」と決めつけている人と、「限られた予算の中で、じゃあ、どうしたら面白い映画、いい映画が作れるだろうか」と考え抜く人では、作品の仕上がりに雲泥の差が出てしまうだろう。

ちなみに本作の製作費は、15万ドル。日本円にして1800万円だ。この数字、そしてこの作品のクオリティを前にして、「予算がないと〜」と反論できる日本の映画関係者はいるだろうか?

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ダース平太

4.0夢あふれるミュージシャンなはずなのになぜか現実の厳しさがひしひしと伝わってくる。

2008年7月23日

 ミュージシャンという夢あふれるものを目指しているんだけどそう若くもない主人公が現実の厳しさの中で今後どうしていくべきなのかを迷いながらもたまたま出会った女性のおかげでその答えが見えつつあるという状況を淡々と少しドキュメンタリーに描いた作品なんだけどこの作品、本当に最後の最後まで現実感あふれる作品でラストは現実の厳しさを感じさせられるんだけど何故か嫌な気分ではない。これも人生なのだと受け入れなくてはいけないというのと映画くらいは上手くいけばいいのにという気持ちが戦うのが逆に気持ちよかったりもする(>_<)

 関係ないけどこの主人公を演じているグレン・ハンサードはずっと「Dr.HOUSE」のヒュー・ローリーだと思っていた!!似てるよね(._.)

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Sp!ke-Y

3.5アイルランド版神田川?

2008年7月18日

幸せ

萌える

珍しい(?)アイルランドのインディーズ作品なんですが、アメリカでも若者中心に共感を得て、評価が極めて高く、賞レースにも参戦するかも、という映画(音楽賞のみオスカーとりました)です。ギター片手にストリートで歌い続ける青年と若い女性のふれあい?と言ったらくさいですが、実にとってもくさい映画です。あらすじはこれ以上特になし!

音楽がすばらしく、二人の即興のデュエットなどは、思わず身を乗り出してしまうほど臨場感たっぷり。俳優はほぼ無名。撮影はホーム・ビデオ(だと思う)という低予算映画ですが、鑑賞後、とてもせつなく、そしてすがすがしい気持ちにさせてくれます。最近、白髪が増えて活力に乏しい中年親父におすすめ!

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dobuboba

4.0音楽は街角で育つ。

2008年5月19日

悲しい

楽しい

単純

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ハチコ

4.0音楽がめちゃくちゃいい!

2008年3月15日

楽しい

幸せ

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rinsuke

4.0エンド・クレジットを見て驚く

2008年1月16日
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The Dude

4.0音楽の力

2007年11月16日

幸せ

ピアノを買えない彼女がいつも練習させてもらっている楽器店で、始めてデュエットしたその時から、2人の心はぐっと近づいていったのです。
でも、お互いのことを好きなのに、それぞれに事情があって、ある所までしか近付けない2人。
音楽があるからこそ、苦しい生活にも耐えられる。音楽があるからこそ、夢を見続けていられる。

グラフトン・ストリートへ行って、彼の歌が聴いてみたいなぁ!

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Roko