劇場公開日 2008年6月7日

ザ・マジックアワーのレビュー・感想・評価

全114件中、81~100件目を表示

4.0三谷ワールド

2008年12月22日

笑える

楽しい

これは三谷幸喜さんの作品では最高な部類。前作がイマイチだっただけに観る前は少し不安があったが佐藤浩市が出てきた時ぐらいからどんどん引き込まれラストまで楽しませて貰った。 ゲスト出演の豪華さも楽しく、その扱い方も非常に上手い。三谷さんがこういう作品を撮りたいんだながひしひしと伝わってくる。残念なのは後半、少しダラダラ感と今までの上手さが軽減されるとこ。ある所からストーリーが一変するがそこは変えずにラストまでもっていってほしかった。 何より最高なのは佐藤浩市。本当に素晴らしい。三谷さんはどういう風に佐藤浩市に演技して貰いたかったか、それを実力出来る佐藤浩市は天才俳優かも知れない。前作でため息出た人、もう一度三谷ワールドに入ってみて下さい。後悔はないですから。

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ましゃ

2.5撮る度にダメになっていく気が……

2008年11月30日

笑える

単純

結論から言うと、その荒唐無稽な設定にほとんどノレなかった。いや、ところとどころ笑えるシーンはある。でも、それだけだ。鑑賞から約半年が過ぎた今、なーんにも心に残っていない。。 荒唐無稽な話だっていい。でも、大きな嘘をつくために小さなリアリティを積み上げてくれていれば、もっと映画にノレていたはずだと思う。果たして三谷幸喜が敬愛するビリー・ワイルダーがこの映画を観たらどう思っただろうか。おそらく脚本の書き方を復習させられるはずだと思う。そもそも、そんな興味すら持ってもらえないかもしれない。やっぱり三谷さんは舞台でこそ生きる人だと思う。(ちなみに三谷幸喜が絡んだ映画作品で1番好きなのは「12人の優しい日本人」。多分、彼は映画監督には向いてないと思うのだが)。

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ダース平太

3.5三谷ワールド炸裂?!

2008年11月8日

笑える

楽しい

三谷幸喜監督作品は、 「ラジオの時間」「笑いの大学」「有頂天ホテル」、 そしてこの「マジックアワー」と全て観ている。 それはたまたまの偶然で、 どうしても観ようとしての結果ではない。 監督としては三池崇史の方が好きだから。 三谷作品には いつも映画はフィクションであると身構えているところがあって、 (それはとても低いハードルなのだが) そのハードルを越えないと楽しめないのだ。 今回それを越えることに苦労してしまい、 まわりは爆笑しているのにあまり楽しむ事ができなかった。 まるで映画のセットのような街で事件は起った。 この街のボスの女を寝取った男は ボスから、デラ富樫という殺し屋を連れて来れば 命を助けてやると言われ、 売れない役者をデラにしたてあげてた。 だが、ウソをつき続けるためには ウソの上塗りをするしかなく ドンドン、ウソはエスカレートしていく、というお話です。 この構図がたまらないおかしさをうみ、 観客は笑いの渦だったのですが、 冒頭の感想の如くに 私は素直に楽しむ事ができなかったのです。

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カサキショー

4.0見逃したらどうするか? 明日を待つんだよ

2008年10月17日

笑える

楽しい

興奮

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shimo

4.0上質のコメディー

2008年8月2日

笑える

楽しい

綱渡りのようなギリギリの設定を見事に渡りきっている。 映画中で映画を語るメタ系のネタは食傷気味で面白くないが、それ以外の、設定を生かした粋なセリフ回しに、面白おかしくありながらそれでいて上品という、三谷幸喜の非凡さを実感させられた。 ロングランも納得。

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山上 朮

4.5腹痛かった!

2008年7月28日

笑える

楽しい

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とーま

3.0最後に誰も笑わない

2008年7月23日

楽しい

二時間強の上映時間を長く感じなかったのは、この映画が面白かったからだろうが、笑えたかと問われれば「別に」と応えざるをえない。その意味では、別に面白くはない映画だということになる。この映画を観る気にさせたのは、ある日届いた友人からのメールだった。メールには「ザ・マジックアワーは、三谷幸喜映画の中で最高傑作だ」とあった。 昔の映画がパロディ化されて登場する。小型機の代わりに、小型ボードが夜霧に消えてゆく。だが、さて、若い観客たちは元の映画をそもそも知っているのだろうか。佐藤浩市は実に適役だったが、妻夫木の役柄には大いに疑問を感じる。妻夫木は、単に集客力をあてにして起用されたような気がしてならない。佐藤には共鳴できても、妻夫木には共鳴させるものがなにもない。存在感すらも感じさせない。感じさせるとすれば、吹けば飛ぶような存在感、か。西田敏行は、最後の最後に「浜ちゃん」になって立ち去ってゆく。変わり身の速さとその存在感には感服する。 さてさて、問題は深津絵里だ。複数の男を夢中にさせる女を彼女に演じさせる三谷の審美眼は、いかがなものか。戸田恵子にしても、綾瀬はるかにしても、三谷の偏向した趣味は推して知るべしではあるけれど。 私は、幸い三谷の他の映画を観ていない。この映画が三谷作品の最高傑作なら、もうどんなメールがきても他は観ませんので、あしからず。

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アマポーラ

2.0ビリー・ワイルダーならダメ出し

2008年7月20日

笑える

単純

寝られる

長すぎる。「THE 有頂天ホテル」は、好みはともかくグランド・ホテル形式なのであの長さには必然性があるがこれはただ長いだけ。予想通りにラスト近くの酷さは救いようがない。 舞台は架空の港町・守加護。うーん、今の時代にこれを持ってきたことがまったくうまく機能していない。どうせなら時代も無視するくらいのしてほしい。映画の枠組みがしっかりしていないから、それを前提とした笑いがあまり面白くないのは仕方ない。それでも「THE 有頂天ホテル」よりは素直なコメディなので笑える部分は多い。 佐藤浩市はまずまずだが、寺島進の方がおいしいか。深津絵里はそろそろこの手の役がしんどくなってきた。

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ant

3.5大まかなストーリーはありがちなんだけど脚本の巧妙さにより気づくと三谷ワールドにハマってしまう

2008年7月19日

笑える

「みんなのいえ」「THE有頂天ホテル」と日本映画のヒットメーカー三谷幸喜の最新作がついに登場したワケなんだけど今回もグランドホテル方式でとにかく俳優がよりどりみどり(>_<)一番はやっぱり市川監督の姿が最後に観れるということで映画監督役やんだけど撮影しているのは「黒い101人の女」(笑)これは「黒い十人の女」をもじったものだし三谷幸喜が監督に対する思いというかインスパイアされた監督への感謝の気持ちというものが染み出ていたようにも思えた(>_<)  ストーリーは日本の連続ドラマやアメリカ映画なんかによくある替え玉ものだし三谷幸喜自身、脚本を務めた「合言葉は勇気」というドラマで香取信吾と役所浩司主演で役所浩司演じる俳優に弁護士のフリをさせるという設定が似ているから冒頭部分は正直言って不安だったんだけど...観ているうちに三谷ワールドにどっぷりとはまっていく自分がいた(>_<)  確かに土台となる設定はベタなんだけど観ているうちに脚本の巧妙さに関心させられ心から引き込まれていく感覚に悔しさすらも覚えるほどだった(>_<)このベタにしてベタにあらずというのがすごいと思うね☆三谷幸喜は日本の古典芸を守りつつ新しさも加えてくるというところからも確実に日本映画の数少ないトップクリエイターと言うべき存在だということに改めて気づかされた(>_<)個人的には「王様のレストラン」の続きを映画化してほしい。  今回は映画の舞台裏を描いているために業界情報に詳しければ詳しいほど潜んでいるネタを楽しむことができる。ひとつ例を言うとセリフの中に外国人に向かって「稲川素子事務所か?」ってシーンがあるんだけどこの稲川素子事務所は本当にあって「奇跡体験アンビリバボー」の再現ドラマや川崎実の映画の外国人タレントはほとんどがこの事務所に所属している外国人タレント専門事務所だけにこの元ネタがわかっていると笑えるセリフなんだよ(>_@)

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Sp!ke-Y

4.5今までで最高!

2008年7月18日

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三谷監督の映画はこれまでいくつか見てきたけど その中でも1番笑えたと思います.友達と一緒に見に行ったんだけど,みんなで大爆笑.キャストもかなり豪華で,役柄も合ってたしさすがの一言でした.

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ニッキー

3.0面白いけど…

2008年7月18日

笑える

佐藤浩市の演技がどれだけ面白いのか、あまり期待していなかった分、驚きとともに楽しめました。しかし、全部見終わったあと、何か物足りない、疲れた気分になりました。上映時間が長いこともあるのでしょうが、いまいち役者に感情移入できなかったこともあるでしょう。特に、妻夫木さん、深津さんあたりの役がつまらなかった。演技力の問題ではなく、おそらく脚本の出来の問題です。 「THE 有頂天ホテル」と比較されるでしょうが、私は前作のほうがよく練られていて面白かったと思います。

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TJM

4.0良い意味で裏切られた感じ

2008年7月17日

笑える

楽しい

PRしてる割には正直「??」てな感じでしたが。 妻夫木聡もよかったが佐藤浩一や西田敏行がいい味出してる。 あとちょい役にも豪華キャスト。三谷映画に出たい人が 多いのかな~なんて感じました。 DVDは多分買います。はい

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タンマ

4.5期待どおりの面白さ

2008年7月13日

笑える

有頂天ホテルがとても面白く、今回多いに期待して見ました。 そして、期待以上の面白さでした。 佐藤浩一は、とても好きな役者の一人ですが、さすがでしたね。 「ナイフ」や「仮面」のシーンでは、思わず大きな声を出して笑ってしまいました。クスクスでなく声を出して笑ったのは、久しぶりでした。 映画を見終わったあと、この映画で、主役は佐藤浩一以外に考えらないと思いました。 逆になぜ妻夫木だったのか理由が分かりませんでした。妻夫木ではなく、もっと適役の役者が佐藤浩一と絡んだら、もっと笑えたかもと思います。

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ko1

5.0さすが三谷幸喜!!

2008年7月12日

笑える

楽しい

三谷幸喜作品はドラマから映画までほとんど見てきましたが、今作が今までで一番の出来だったんじゃないかなぁと思います。笑いっぱなしの2時間で、あっという間に時間が過ぎた気がしました。演技が下手な人が出ていないのも良い!人気があるという理由だけで演技下手なアイドルを起用するような、ありがちな作品とは違いますよ。

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あさ

4.5なかなかど~して

2008年7月8日

笑える

楽しい

今まで三谷幸喜作品はあまり面白いと思った事はなかったんですが、 今回はかなり笑えました。 正直あんまり観る気はなかったんですが、観た方の評判がいいので行ってきましたが、大満足です。 「ザ・佐藤浩市アワー」、佐藤浩市さんがホントよかったです。

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yuki

5.0最高!!

2008年7月6日

笑える

楽しい

本当に笑えました。こんな楽しい映画は久しぶりです。映画を見に行く前はちょっと不機嫌だったけど、見終わった後は1日の嫌なことも全部忘れてすっきり。帰りの車の中で思い出し笑いをしたり、主人と「三谷幸喜は天才だね。」などの話題で盛り上がりました。また見たいです。

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何か。

4.0三谷ランド

2008年6月30日

笑える

まじで笑えるコメディだぁ~♪ 三谷ワールドを満喫できる映画ですねぇ~ 主演を演じた佐藤浩一には最後まで完全にツボ!!(笑) あとチョイ役で出ていた、カメ&寺脇には完全に爆笑!! 年齢関係なくみれる作品だと思うので 気軽に見れると思うのでまた見てもいいよ。(上から)w

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ラブコメ娘

4.0ザ・佐藤浩市アワー

2008年6月29日

笑える

楽しい

興奮

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ハチコ

1.5才に溺れたか、三谷幸喜。

2008年6月27日

単純

 主役の映画だと騙して連れてきた三流映画役者を、伝説のスナイパーと偽ってボスを欺く2段仕立てのコンゲーム。とはいえ、この脚本はあまりに底が浅い。三谷さんよ、コンゲームをなめちゃいけないぜ。  ベテランの俳優が映画撮影だと騙されるにしては、アリフレックス一台にカメラマン1人、スポット2本に照明1人だけという現場はあまりにお粗末過ぎるというもの。助監督もいなけりゃ絵コンテに脚本もなし。どうみても不可能な設定の中で、「向こうの建物から撮ってます」なんて言葉に騙されるもんですかね。佐藤浩市扮する三流役者があまりにおバカ過ぎて、彼が騙しの映画にのめり込めば込むほどに、観ているこちらは引いてしまうから、面白いことも何ともない。ありえない殺し屋の出現に、簡単に騙されてしまうギャングのボスもしかり。こんなお粗末極まりないコンゲームは観たことがない。「スティング」好きなんだったら、少しはコンゲームというものを学んだらどうなんだろうかね、三谷さん。限られた舞台劇の設定なら、お約束の世界なのかもしれないが、映画をなめちゃいけない。こんなのでも良しとするのは、甘ったれたテレビ局のプロデューサーならではなんだろうね。  守加護(すかご)という架空の街の設定にもヒネリが感じられない。日活無国籍アクション、フィルムノワールやハリウッドのギャング映画へのオマージュだけなのか。まさか、雰囲気だけなんてことはないだろうに。久しぶりに見たシトロエン2CVの姿とともに、作品の舞台となるこの街の存在が、歯がゆくてしょうがない。  3本の映画中映画もひどい。「暗黒外の用心棒」は「カサブランカ」そのまんま。奇しくも市川崑の最後の出演となった「101人の黒い女」も何なのそれって感じ。東映任侠ものへのオマージュらしき「実録・無法地帯」にいたっては面白くも何ともない。タイトルにも内容にもヒネリがほとんどない。こんなのだったら、古い映画をそのまま持ってきた方がましというもの。やるなら、映画ファンを微笑ませてくれるようなパロディを見せてほしかった。  最後まで乗れなかった映画の中で、唯一「オオッ」と唸ってしまったのが、大道具の特機さん役で今回も登場する榎木兵衛さんの元気な姿だった。かつて日活のアクション映画を支え続けた名脇役の兵衛さん。火薬のスイッチを押す姿は、この映画で最も格好良かった。

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幻巌堂

3.0西田敏行が、なんかあんまり目立ってなかったわ!!

2008年6月24日

笑える

楽しい

幸せ

はい、こちらの映画も人づてできいた評判がかなりよかったので、見に行った理由ですよ。 ひとりで。 ところが、私って、お笑いに厳しいのか、三谷幸喜、あの人の笑って、そこまで大笑いするほどじゃなくない? ちょっとうっすら笑う程度だと思うのよ。 「やっぱり猫が好き」とかもそんな感じじゃない。 確かに笑えるシーンもあるけど。 そんなにすごい映画って理由じゃないわね。 逆に面白いなと思ったのは、カメオ出演している皆さん。 たくさんの俳優がカメオ出演しているので、それを見るのが楽しいかも。 後良かったのが、妻夫木聡がかなりの三枚目演じているのがよかったかも。 あのウォーターボーイズの面影なし。 既におっちゃん俳優まっしぐらだわ。 あのももひき姿、痛かったわ!! 第二の武田慎二になりそうだわ。 深津絵里は、相変わらずの演技だわね。 それよりも、西田敏行があんまり目立ってないわよ!! ちょっと、憑き神でも相当笑わせてくれたのに、今回は、佐藤浩一に終わり部分を相当ゆずっていたわね。 戸田恵子も出演していたけど、そろそろ、彼女もお腹一杯よね。 もう、出なくていいんじゃない。 三谷の映画には。 カメオ出演でよかったでしょ。 はっきりいって、これって、DVD鑑賞でも十分って気がしたわ!! フジテレビの作る映画って、なんか、いまいちなのよねぇ~。 別に映画じゃなくて、2時間スペシャルでテレビで放送してもよさそうな映画ばかりじゃない。 またまた、フジテレビの経費削減は続くんじゃないかしら。 友人から聞いたけど、本当にひどい経費削減状態らしいわ。 ありえないもの。 やっぱり、踊る3にとSPにかけるしかないのね。 がんばってほしいものだわ。

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ナオミ・キャンベルスープ