ボーン・アルティメイタムのレビュー・感想・評価
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満足
シリーズ最後と言うことで、前2作を見ていない人にとっては最初の10分はテンポの速さについて行けないかもしれない。
しかし、全作を見ている人にとっては又、ボーンの世界に引き込まれる興奮の時間だった。
ストーリー展開、本当の黒幕とか謎解きも十分に楽しませ、ボーンの人間性も十分に表現されて満足のできだった。
最後に含みを持たせた終わり方をしているが4作目は作らないで欲しい。この3作で終わらせたものを超えるのは難しいから
シリーズ内では最下位
なんでいちいち挑発をしないといけないのかなと思う。
結果、わざと自身を危険の中に放り込んでアクションシーン
を開始させる演出はボーン自身の真剣度を問われても仕方ないんじゃないかと。
確かに挑発してピンチになって、それを跳ね返していく楽しみはあるけど、
それはボーンがすごいんじゃなくて、CIAがバカなだけでしょう?
もっとCIA側に頭の切れる奴がいる設定でボーンが挑発しないでも
自然にピンチになってハラハラするくらいの脚本がよかった。
大興奮!絶対に見るべきです。
パート3とまで来ると、大抵はつまらない仕上がりになってる
ことが多いですが、これは違います!!!
パート3が一番面白い。あえて、3と言わず、題名で区切るところ
も憎いよね~~~~。
スタートからずっとハラハラドキドキで、一部過去のシーンを
振り返ったりしてるところもナイスです。
ずっと飽きない、飽きさせない展開で
もう「面白い!」で終わりますよ。。。。。
普通、死ぬだろうという場面はヒーローものには
あって当然ですが、とってもゾクゾクしちゃいます。
夢中になれました。
だいたい映画館で買ったドリンクは中盤ぐらいで飲み干してしまうのですが、この作品では、はじめに買ったダイエットコークが、終わったときにまだ残っていました。飲み物のことも忘れて見入るぐらい、夢中になれた作品でした。
印象に残ったのは、新聞記者に逃走を指示するシーンと、タンジール(モロッコ)の建物内での追跡→戦闘シーン。
私は、アクション系の映画にさほどストーリー性は求めていないのですが、とはいえ気になる部分なので、「アイデンディディー」「スプレマシー」とも事前にチェックして臨みました。やはり、前作を見ていないと分からなさそうなシーンとかあったので、見ておいてよかったです。
あと、主役がマット・デイモンでよかったと思います。シリーズ通して。このサイト内の評論で、「主役が没個性的なマット・デイモンであることにも意味がある。」と書いてありました。私も、「没個性的」だとは思いませんが、シリーズを通して、マット・デイモンが主演でなければ、全然別の映画になってしまっていたと思います。
映画館のスクリーンで見て正解でした。機会があればまた見たい映画です。
何度でも見たい傑作
とにかく最高の一言につきると思う。1時間55分があっという間。
今作は冒頭から逃走シーンで始まり、あっという間にボーンの世界に引き込まれる。1作目・2作目に増して、アクションやカーチェイスのシーンも多い一方で、ボーンの過去にだんだん近づいていくストーリー展開で、息をつく暇がなかった。
中盤を過ぎたあたりで2作目のラストシーンが出てくるのは少し強引な展開だった気もする。
タンジールでの追跡シーンもすばらしくスリリング。ウォータールー駅の雑踏の中で新聞記者を誘導しながら追跡の網をくぐりぬけていくシーンもこのシリーズらしく知的で目が離せない。
ボーンがかっこよすぎて、映画が終わっても興奮がさめなかった。
もう1回くらい、映画館に見に行きたくなる作品。
4作目への含みも残すようなラストではあったが、ボーンの過去も明らかになったし、これ以上は蛇足になる気がする。
もっと見たい!くらいに思わせておくのがいいのではないでしょうか。
なんにせよ、私にとっては今年見た映画の中で興奮度の高さ1位の作品となりました。
見るべし
だまされたと思って見て下さい。
絶対にだまされたとは思わないでしょう。
ドシロウトの私がとやかく言うより必見です。
でも1作・2作の復習はして下さい。
私としては最近の映画界からして4作目はあると思います。
皆さんはどう思うでしょう?
凄え!凄え!面白い!!
まっと・でいもん~…もとい!マット・デイモン主演、アクション・シリーズ第3弾!“色白ポッチャリ軟弱兄ちゃん”のマット君が、唯一スーパーアクションを演じているこのシリーズ。さてさて今回は、どんなアクションを披露してくるのでしょうか?
素晴しいアクション・シーンが、てんこ盛り!もおとにかく観ていてず~っと、飽きさせません。ボーンの近接戦闘格闘シーンや、ガン・アクション。そしてこのシリーズのお約束、市街地での大規模カーチェイス!第1作「…アイデンティティー」でのパリ。そして第2作「…スプレマシー」でのモスクワに続いて、今作では遂にアメリカ・ニューヨークで、迫力満点のカー・アクションを繰り広げてくれます。“カー・チェイス三都物語”ですね(^^;。そしてこれもお約束。ボーンは今回も、チョット変わった車(第1作目は“ミニ”、第2作目は“タクシー”でした)で、ニューヨークの街中を走り回ります。この辺りにも注目して下さい。
前回(「…スプレマシー」)の時もそうでしたが、吾輩、このシリーズは殆んどその前のストーリーを憶えられておりません(チャンと観てるんですけどね)。ですからこの映画は、ご覧になる前にもう一度キチンと前2作をチェックして行かれることをお薦めします。ボーンとニッキー、パメラの関係もよくわかりますし、今回映画の重要な鍵となっている“ブラックブライアー計画”という言葉も、実は「…アイデンティティー」のラスト近くでアボット(←前作で死んでます)(ブライアン・コックス)が、既にチョこっと言ってるんですよ。何より前作「…スプレマシー」のラストシーンが、今回の「…アルティメイタム」に驚くような形でつながってくるのです。吾輩観ていて思わず『Oh~!』と声を上げてしまいました(モチ、小声ですよ(^^;)。普通シリーズ物といえば前作のラスト、もしくはその何ヶ月か後ってところから始まるパターンが多いですが、この映画のつなげ方は、もお『お見事!』としか言いようがありません。ホント『やられた~』『そうくるか~?』と、暫し感心してしまいました。前2作を以前に観ていて『大体、憶えてるよ』という方も、出来ればもう一度チェックしてから本作をご覧になって下さい。その方が、より楽しめます。吾輩は、前日に観直して行って本当に良かったと、心から思っております(オーバーな…(^^;)。
マット・デイモン唯一のマッチョシリーズ。一応今回で“完結”と謳ってますが、これだけのアタリ役はそりゃ簡単に手放したくないですよね。何か『まだ続けたい…』みたいなことも言ってるようですから、ひょっとしたらまた作られるかも。しっかし冷静に考えてみると、随分大そうな“自分探しの旅”やな~(^^;!
乗り物酔いにご用心
とにかく手持ちカメラの多用! 少々目が回って気持ち悪くなるかも。映画の手法としては無意味な気がするが、これは「CG使ってないぜ!」という主張ではないか。
さてさて、アクションはすばらしい。特に小道具の使い方は秀逸で、切れ目なく流れるアクション設計に目を離してはいけない!!
オープニングになぜかキレがないのが気になったが、これは本作でのボーンの性格を印象付けるためであったとあとで納得。
ストーリーとしては凡庸だが、アクション映画としてはトップレベルに立った。
チョッと苦しい自分探し
このシリーズ、ストーリーとしては1作目が一番まとまっていたと思う。
マット・デイモンの俳優としての成長や、スケールアップとスピード感が増したアクションは見応え充分で、確かに手に汗握るものがあるのだけれど、フラッシュバックの多用はイライラするし、展開も解り易くは無い。
前作を未見だと意味が解らないハードルの高さに加えて、ボーンが何故殺し屋になったのかという作品の核心点に然程興味が持てなかったり、敵役のキャラクターの存在が甘くて迫力に欠けていたり、そのくせ極秘ファイルに隠された巨悪の背景や理由など見ている側に生まれる興味が放ったらかしだったりで、何か満たされない作品だった。
ダイ・ハード?
おもしろかった。特にアクションシーンがパワーアップしてます。まさしく、ダイ・ハードです。普通なら死んでるか、かなりの重傷だと思うのですが、医師の治療を受けることもなく、自分で治して、戦い続けます。
緊迫感を出すためでしょうが、手ブレが、ちょっと多過ぎでしたが。
女性陣、頭良すぎ。ニッキーは、美人じゃないけど、いい感じ、彼女の笑顔がエンディングでよかったです。
一応、頑張れば、続編作成可能な状態で終わっているので、是非、お願いしたいです。
でも、なんで毎回、題名が難しいんだろう?
最初から目が離せない!
前2作を見て少し難しいというか伝えたいことが判りにくかったが、今回は内容も理解しやすく今までの謎がかなり解決してスッキリ! 1番の見所のアクションがかなりグレードアップしていてドキドキできる。
1~2~3~1~2~3
ロードショー直前。
来日プロモもあり、TVでの前作までの放映があり
いやがおうでも盛り上がって。。映画館へ!!
この流れ(1、2作目を予習した直後に見る)をしておかないと
3作目を単独で見るのは無理でしょう。。
特に2作目のラストでNYにいるはずのボーンは
なぜ3作目ではまたロシアから???
そして2作目ラストシーンはここへ繋がるのか!!
そこでの台詞の誕生日は違うのか!!
な~んて言っても面白いからイイです!
でも画面揺れすぎ。
特に向かい合って話すだけなのにブレ過ぎ。
離れてみないと酔うな~。
自分探しに終止符!
失った記憶の真相は,予想の範囲内。
ドラマの核心に新鮮味は無くとも,
それを補って余りあるアクションと構成の巧さに痺れた。
カット割りによるスピード感が,
心地良い興奮となって始終ハラハラしっぱなし。
画面に釘付けになってボーンの一挙手一投足を見守る。
自分を取り戻した鮮やかなラストが素晴らしい。
寡黙で精悍なジェイソン・ボーン(通称)の葛藤を,
表情と身体の動きで表現したマット・デイモンが見事な存在感。
1作目をなぞる嬉しい演出や,
「そう繋がるのか!」と感嘆する場面など,
構成の妙も存分に堪能させてくれる完成度の高いアクションドラマ。
史上最高の閉所肉弾戦
前半と中盤にある大衆をかき分けてのアクション・シークエンスは凄い。ゲリラ的撮影のリアルな臨場感は、編集の緻密さと相まって低予算独立系出身の肝っ玉監督グリーングラスにしか見せられない芸当だ。特にタンジールでのチェイスは、追われる者、追う者、それを追う者、それを追う警官たち、を交錯させる荒技ぶりで凄い。異郷の地で、というのがまた凄い。とどめに最後の閉所肉弾戦は、今まで観た映画の中でも最高の格闘シークエンスときた。技、スピード、小物の使い方(すげぇぇぇ)、どれも凄まじく手に汗を握る。もうこの時点でお腹いっぱいである。
おなかいっぱいのせいか、後半のアクションはそれ程には盛り上がらなかった。まず、ハードなカーチェイスは前作の焼き直しであり(高レベルだが他にアイデアは無かったのか)、研究所の攻防は老博士とのテンポの悪い回想シーンを挟むために今ひとつ。最大の敵であるはずの「パズ」に迫力無く、また人並みの葛藤を見せるのも…今までのトレッドストーン工作員の不気味さが欠けていてどうも迫力がない。ストラザーンは小悪党であり、フィニーもマッドサイエンティストには優しすぎる。彼らが受ける報いの描写もアッサリしており物足りない。
アクションの中身が増量した分、物語展開にはアラが目立つようになった。ボーンとニッキー、パムとの邂逅は都合が良すぎる偶然であり、またノア・ヴォーセンの秘密を窓から覗くというのも…CIAがそんな丸見えでいいの?
そんな気になるアラはともかく、アクションに時間を割く一方で感情に訴える物語は小さくなった。その辺がコンパクトに絡み合った前作は見事だった。そういった部分が無いのを非常に惜しく思う。現場現場で脚本書き直してるんじゃあ仕方ないけど。
ニッキーの笑顔で終わるラストは流石に良い余韻。ジェイソン・ボーンの名が世間に流れたのは打ち止めの意思表示?難しいだろうが続編を是非。
しかし、とーても残念なのは、その後に流れる"Extreme Ways"がアレンジされていたこと。モービーのガラガラ声で十分ハードボイルド。「オーベイベーオーベイベー」のとこでコーラスは要りません。
リアルなアクション・サスペンス
まるまる2時間、緊張の連続! まさに手に汗握る、リアルなアクション・サスペンス。派手な爆発がなくても、ワイヤーがなくても、アクション映画はここまで出来る! そんなことを証明してくれたような気がする作品です。映像も音楽もカッコいいし、クールな頭脳戦も見ごたえたっぷり。まだ続けられる余地を残したラストではありますが、続けるにしても続けないにしても、うならせるラストシーンでした。でも、ここまでキレイに終わったから、あまり続けないでほしい気もしますけど。
至極の1時間55分を興奮して味わえ!
欠点を探したくなるほど、映画は良作であると言えると思う。そしてこの映画はその類に属する。これまでのシリーズを観ていて、すっかりボーンのファンとなっていた私は、この最高の幕引きにすっかり魅了された。シリーズの中では間違いなく一番面白い。
兎も角アクションに妥協がない。さらにCIA幹部との頭脳戦も素晴らしくよく出来ている。マット・デイモンは「オーシャンズ11」シリーズのように三枚目を演じることがあるが、ジェイソン・ボーンを演じる彼は痛烈にカッコいい。音楽もいいし、やらせ無しかと思わせるドキュメンタリータッチのカメラワークもいい。
これまでのシリーズを観ていないと面白みも半減なので、DVDなどで復習してから観てください。特に二作目スプレマシーとはリンクするシーンが多いので(のっけからいきなり二作目のラストシーンから始まるし)是非。
願わくば、ヒットにあやかって余計な蛇足的続編を作らないようにしてくれ、ユニバーサル。
今解き明かされるボーン誕生のナゾ
記憶をなくした暗殺者、ジェイソン・ボーン3部作の最終第3作目。ボーン誕生の秘密が明らかになります。マット・デイモンと言えば、ひ弱なお兄ちゃんというイメージでしたが、この作品で、力強い演技も出来る俳優なんだなぁとイメージチェンジされました。
1作目『ボーン・アイデンティティー』と、2作目『ボーン・スプレマシー』の間は、約2年ほど経ったと言う設定ですが、2作目と今回の3作目は、ほぼ繋がっている時間設定ですね。2作目同様、自分に全く関係の無い秘密工作が、なぜがボーンのせいとされ、古巣のCIAに追われるという筋は、他の作品と同じ。ロンドン、マドリッド、タンジール、ニューヨークと、世界中を駆け巡ります。
2作目もモスクワで非常に激しいカーチェイスシーンがありましたが、今回も、ニューヨークで激しいカーチェイスシーンがあります。あれだけのダメージを受けたら、普通の人間だったら動けなくなりそうなものですが、ボーンは超人です。多少のダメージはありますが、倒れることはありません。凄いです。
1作目、2作目にも出ていたニッキー・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)と、2作目のボーンハンターのパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)も本作に出ていますが、この二人が、ボーンの記憶再生に重要な役割を演じています。二人とも、ボーンを狩る側だったのですが、その狩りを通じてボーンの孤独さを理解し、影に協力しようと言う気になってたと言うことなのかな。今回も、ボーンが巻き込まれるのはCIA内部の腐敗が原因。今回のトラブルは不正と言うよりも、まさに腐敗って言うか、暴走と言うことですね。二人の協力で、その暴走を止め、自分の記憶を取り戻します。ニッキーとボーンの、その後が、気になる感じなんですけどね・・・。
このシリーズは、前の作品の内容が、後の作品の伏線になっているので、1作目から順に見ることを推奨します。そうでないと、話が繋がりません。3作品それぞれは、独立のものと言うより、3つが連続されて一つの作品と言うように理解したほうが良いと思います。ラストのボーンの映像は、、これは、最初のボーンの映像と対を成していると言うことですね。
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