デジャヴのレビュー・感想・評価
全59件中、1~20件目を表示
実現可能SFと思ったらトンデモSFだった
乗客を満載したフェリー爆破テロ事件を解決するために、極秘に開発された4日半前の映像を再現できるシステムが使用されるが…。
衛星から地球上のあらゆるデータを記録保存しておいてコンピューター上で再現し映像化するというシステムは、記録媒体の容量とコンピューターの性能次第で実現できそうだが、実はタイムマシンの一種で過去を覗き見していたというオチ。
クライマックスは主人公がタイムリープして事件を解決するが時間線が変わり本来の主人公が消滅してしまうハッピーエンドと言えるか微妙な結末だった。
捜査官が科学捜査をする
話だと思っていたら違った。爆弾の配線や爆発物の残渣を見つけるからそう思うよね。
デジャヴも、フェリーの中の情景が始まりと終わりで出てくるからなのかな?と、思っていたら、
最後の最後に、どっかであったことあるかな?というダグの心持ちがデジャヴなんだな。
戻ってからの事象が変わっていくコースは別の時系列が出来た、ということだろう。
劇中でも説明しているから。もう交わることのない別の世界ということか。
でもどなたかも言っていたが、クレアの検視をしたあとに部屋に侵入した時に見つけた
血のついた脱脂綿や衣類はどう考えるのかな?
この後のダグの行為でこのクレアが死んだ時系列も変化したのか?
わからなかった。
あと最後の車中で聞いた音楽は何だっけ?油断してた。
午後ロード 録画視聴にて
ありえないがおもしろい
あるテロリストが爆弾で無差別殺人を起こす。
さらにその前、偽装工作のため女の子を殺していた。
この時代、過去を見る機械が開発されたばかりで、犯人はすぐわかり、逮捕。
しかし捜査官のデンゼルはこの犯罪を事前に防げないかと考える。
そして転送に成功するかもわからない中、過去へと向かった。
さっそく女の子が殺される現場へ向かい、救出する。
女の子はデンゼルを怪しむが、未来から来たため色んな事を予言するのを見て信じる。
で共に爆弾が爆発する現場へ向かい、犯人を殺す。
そして爆弾を積んだ車ごと海に飛び込み、デンゼルだけ死ぬ。
この時間帯の本当のデンゼルが調書を取るため女の子の前に現れる。
女の子は複雑な気持ちになり、またデンゼルも前に会ったような感にとらわれた。
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前日に見てレビューしたベンジャミン・バトンと同じようにSFの概念を含む作品。
ちょうど「この設定なら完全にSFにするか犯罪物にすればいいのに」と書いたところ。
こちらの作品はその意味で満足できる作品だったと思う。
色々と自分の中で辻褄が合わないことはあった。
未来のデンゼルが過去の女の子の家に行った時の指紋が発見されたが、
それがあるってことは女の子はすでに助かってて、生きてるのでは?とか、
デンゼルは女の子に「未来を見た」と言っただけで未来から来たとは言ってないが、
ラストのシーンで現れたデンゼルを、何故自分を助けてくれたデンゼルと別人と認識できたのか?とか。
でも作品自体がSF感を含んでいるので、細かい矛盾は気にならない。
デンゼルの映画は本当におもろしろいものが多い。
欧米人の割にはあまり陽気でないから感情移入しやすいためか?
クリノラばり
時空間歪む系のファンタジー映画は本当に嫌い。しかもいかにもザ映画的な、ギリギリ何とかなっちゃう展開の数々。
この人が主演ということは、何となくストーリーが予測出来ていながら、つい観てしまった。イコライザーも嫌い。
評価:3.0
何度観てもデジャヴでしたー
以前にも観たことがありましたが、面白かった印象があったので、CS放送を録画して再鑑賞しました。
無理な設定をもっともらしく、映画的にここまで面白くできるのは凄いです。ツッコミどころもありますが、伏線の回収も見事だと思います。
しかし、デンゼル・ワシントンは安定の演技力。主役も悪役も出来る達者な役者さんですね。
盛り上がりに欠けるかな...
デンゼルワシントンはよかったけど、何だかいまいち物足りない作品だった。ストーリー設定は面白いはずなのに話の流れが単調というか、盛り上がりに欠けるというか、スリリングさもあまりなく途中で退屈してしまう羽目に...。終わり方もよく分からなかった。
イントロの船の上のシーンは、皆の表情がいきいきしていて、よくこんな皆んな楽しそうなシーンが撮れたものだと感心した。
クライムサスペンスに恋愛感情は不要
イコライザー以来、すっかりデンゼル・ワシントンにハマってしまった。
その流れでこの作品。
テーマはいい。頭がキレる、出来る男なデンゼルも期待通り。終盤まではとにかく良かった。
ただ、最後に男女の恋愛に発展する流れは不要。
デンゼルがポーラに惚れるのは分かる。ただあの状況でポーラがデンゼルに惚れる理由が思い当たらない。
もったいない。その一言に尽きる。
勿体無い
勝手な憶測ですが、もっと脚本は緻密で意表を突いていて、唸らせる内容だったと思うんです。撮影スケジュールとか、監督のスタイルとか製作者の意向とかで今の形になったというか。何だか語り方次第ではもう2段階上のレベルの傑作になり得た作品なのかなと思いました。
ポーラパットンの魅力、デンゼルワシントンの安定感、トニースコットの映像センスは申し分無いので、ホントに惜しいです。十分楽しめました、楽しめましたが勿体無いですね。
忘れてた
デンゼル・ワシントンの映画を俯瞰的に観たいと思った。
ぼくがまだすきだったハリウッド映画の時代。素朴だけどアメリカの国の正義や価値観を信じていた最後になるだろうか。
当時はありふれた映画だったけど、彼の当時の映画をまとめてみたくなって観ている。
まだハリウッドが世界戦略のビジネスじゃなくて、米国国民のために映画をつくっていたと思えた。
本当に意味ではたぶん1990年代かな?って思うけど・・ちゃんと観なおしてみるべきだな。
それと当時の印象は、つまりぼくはこの映画を観ているがどーってことない映画だった。
時間がたって、時代が変わると見方さえ変わる。
それがフツーじゃない気がする。
一杯食わされました
途中から以前見ていたと気づいた、まさにデジャブ。でも折角だから鑑賞続行。
冒頭からエキストラの多さ、予算たっぷりに大作の予感、そりゃーそうでしょう主役はデンゼル・ワシントンだし、監督はトニー・スコットですからB級映画の訳はないですね。
主人公の爆破事件捜査官タグの飛ばすこと、凄いテンポで事件の鍵を拾い集めてゆく、これでは30分で解決と思っていたら政府の機密装置「スノーホワイト」登場で唖然、まさかのSF映画とは・・・。
最初は偵察衛星の部類かと思ったら時空を超える遠視鏡、と思ったら物質転送装置、かと思ったら結局、人も送れるタイムマシン、なんで勿体ぶって小出しにするのでしょう。
もちろん、気を揉ませるためでしょう、それにしても病院の手術室に転送するなんて気の利いた博士です。
冒頭からいきなり爆弾テロ、やり過ぎと思ったら案の定の展開、要するに観客を翻弄して愉しむタチの悪い映画、一杯食わされました。
過去を変えれば未来もそっくり変ると言うのがこの手の定石だが都合の良い別解釈、結局何でもあり、だから先が読めるようでなかなか読めない面白さ、妙な伏線回収、賢いと言うかズルいと言うか迷作でした。
トニースコットらしいスタイリッシュな映像でした。はじめはめちゃくち...
トニースコットらしいスタイリッシュな映像でした。はじめはめちゃくちゃご都合主義な捜査ツールだなあ。。と思ってたけど、ツールの正体が分かってからは、普通に楽しめました。伏線の張り方もいいかんじ。
大規模テロ発生。事件を追うのはデンゼル・ワシントン。面白そうなサス...
大規模テロ発生。事件を追うのはデンゼル・ワシントン。面白そうなサスペンス。こんな操作手法があるのか、4日前の映像を自在に見られるなんて…すごい。
ところが…えっ、これSFやったん。そこからの展開もなかなか楽しめる。ちょっと無茶なところ、はぐらかされてるようなところもあるが(笑)
見る価値大いにあり。本日これから放送予定、まだ見てない方はぜひ(笑)
設定はおもしろい!けど、ダグにハマれなかった。。
発生してしまった事件を、過去の世界を体感しながら、解決の糸口を探って行くというタイムリープものの中では、なかなか斬新な設定でおもしろかったです。途中から、ダグ自ら過去に行き、事件を未然に防ぐといういわば普通のタイムトラベルものになりましたが。。ただ、個人の生活を覗き見てるのは、あまり気分良くないですね。それを色めき立って見ているダグにも、正直「マジかよ。。」って感じでした。ダグにイマイチ感情移入できなかったのもこのへんが理由かなぁ。クレアの死体を見て、「クレア、美しい。。」もそれなりにヤバいセリフに感じました。。
そして、タイムリープものの中では、一番タイムパラドックス的要素で疑問に思うことが多かった。
・1ループ目でのクレアからダグへの電話、犯人アジトに突っ込んだ救急車などからこのループでもダグはタイムリープしていたことになるけど、事件は全く防げた形跡が全くなかったのはなぜなのか?
・1ループ目、クレアはあの犯人アジトで殺されてたはずだけど、その後にダグに電話できているのはなぜ?
そういう分からない部分が気になって、イマイチストーリーに入り込めなかった。。
デジャブらしく
近過去を見られるところまではなるほど、そこから過去に戻るところがサラッとなので、主人公がどの時間軸にいるのか惑わされる。意図的だとしたら、題名のとおり。このサラッとがミソでカッコいいけど幻惑されて迷ってしまう僕のようなボンクラも。かといって、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいだと映画のスタイルが失われるし。
デンゼル・ワシントンとポーラ・パットン、良かったなあ。
設定がいまいち?
主人公が「デジャヴ」を見て、事件を解決する話かと思ったら、違った。
見るのは、未来ではなく、過去。
しかも、超能力ではなく、装置を使って。
後半、伏線がつながりだすと面白いが、全体的に間延びしてる気がする。
一応、「○時間前のものを一度きりしか見られない」という制約はつくっていたけど、あんな装置があったら、外回りする刑事はいなくなるだろうね。
時空を曲げて過去の映像を復元
陽気に出航したフェリーマルディグラのテロによる爆弾爆発事故により543名の死者が出た。デンゼルワシントン扮する捜査官ダグカーリンは、まず不審物を探し始めた。テロとは別にクレアと言う女性の水死体が上がったのでダグは遺族にあたった。クレアの家を捜査していたところ留守電にダグの声が入っていた。クレアはテロの2時間前に殺されていたのだった。捜査は、科学者たちにより時間の窓と言われている時空を曲げて過去の映像を復元して進められていた。過去のダグにフェリー事故のメモを送ろうと試みた。しかし、ダグが出た後で相棒のラリーがメモを見て犯人に迫ったが殺されてしまった。ダグは、車で追った。現実では事故が起きたが、4日前の映像でダグは追跡を続けた。果たしてダグは4日前の犯人を捕まえられるのか? なかなか画期的なストーリー展開だが、現実と過去が入り乱れ最後には既に亡くなっているクレアを助けたいとダグ本人が過去に行ってしまうと言う難解な内容だったが、それなりに面白かったよ。
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