ラストキング・オブ・スコットランド

タイトルの意味は後半にならないと判明しない。実話ベースとのことだが、殺戮を繰り返したアミンは勿論だがギャラガン(彼は何故か架空の人物)の行動も相当破茶滅茶。自分の行動により多くの人を殺してしまった罪の意識はあるのだろうか？ドラマの展開、特に後半が実にスリリング。アミン役の演技は見事。アカデミー賞主演男優賞というのも納得。一つだけ疑問なのは何故ギャラガンのああいうキャラクターが必要だったのか、ということ。

フォレストウィテカーの熱演ももちろんだが
マカヴォイもなかなかの力演で魅せる。
もう少し緩急の付け方に工夫があれば
更に良かった様にも思うが、後半に向けての
不穏な展開は心臓バクバクの怖さがある。

今観るとグロいのに食傷気味なのか
あんまり…ではあるが、あの死体はアカン。

でもまあ、ニコラス自業自得なのは当然だが…

独裁者の妻に手をだして何をやってんだか。架空設定の医師も衝動的でまあまあヤバい奴だが、そんなことより独裁者が最悪にヤバいから薄れる。
いつの時代にも独裁者は現れる。今の時代にも・・・。
フォレスト・ウィテカーの主演男優賞総なめは納得。

黒いヒトラー、イディアミンをモデルにした映画

ラッキー成り上がりで側近になるギャリガンが軽率で
ヘラヘラしててアミンよりこいつの浅ましさが際立ってる

実話を基にしたストーリーって最初に出るから
ギャリガンも実在するんかと思ったら架空の人物らしく
こんな悪害しかもたらさへん人間が架空でほんまに良かったと安堵
と同時にオープニングに速攻 実話を基にした映画って売り出してくるくせに架空の人物の話が基に進むってどういうこと？