リトル・ミス・サンシャインのレビュー・感想・評価
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映画館中が大爆笑!!
ミスコンを批判する硬派な作品と
思って見に行ったら大違い。
下手に笑いをとろうとせずに、
つぼをズバズバとついてくるので
逆に笑いっぱなしでした。
ただ、冷静に振り返ると、不幸なことばかりで、
とてもじゃないけど、笑える話ではないのですけど(苦笑)
クライマックスは
お子様のダンスでしょう。
これが全てと言っても、過言ではないと思います!!
心地よく泣ける
心がばらばらになって一緒に暮らすだけの家族が、
末娘のオーデションに黄色いバンで一家全員で向かう中、互いを見つめ直し、
一家の絆を取り戻していく話。
父親の強引な性格に家族全員辟易してるものの、最後には従う。
そこにこの家族の本当の姿が見え隠れする。
黄色いバンという狭い場所で一緒に数日過すからこそ、
色々なものが見えてくる。それをいざとなれば、
どうにでもなるし、どうにでもする的な考えが観ていて心地よく、爽快だった。
子は鎹(かすがい)
変わり者一家がバスで珍道中。
この先話はどう展開していくのだろう・・・と約1時間はやきもきしていたけれど、ヘロイン中毒のエロ爺が仕込んだダンスに圧巻。爆笑でした。
ポンコツのフォルクスワーゲンを押しながら、離婚、破産、挫折、と道中家族が危機を乗り越えて無事にカリフォルニアへ到着。が、コンテストに出場するもレベルの違いに愕然とする親たち。しかし天真爛漫な娘は、見事?なストリップを披露して「あのエロ爺ぃ>o<」と怒りつつも家族みんな最後は開き直ってハッピーエンド。
少女の笑顔に救われて、いつしか少女の夢にみんなが懸けて・・・それが家族の絆へと変わっていく。子は鎹とは言ったもの。子供の存在って大きい。それこそ一家の太陽なんですね。
この映画のDVDは墓場まで持っていきます。
レンタルDVDでも超人気で、長い間貸し出し状態が続いていましたが、このたびやっと我が家に到着!早速、妻と見ました。なぜかR指定(17歳以下は保護者同伴。ちょこっとコカインが出てくるからですかね。)というこの低予算ファミリー・コメディ映画。オスカーにも作品賞含め4部門もノミネート、最近のうわさでは作品賞第一候補???オスカー授賞式の前に見たかったので、ラッキーでした。(結局、アラン・アーキンが助演男優賞、そして脚本賞を受賞!)
内容ですが、まじで、素晴らしい!やばいです。私が映画が好きで3度の飯より映画という理由は、2時間という時間を感じさせず、泣かせたり、笑わせたり、びっくりさせたりという映画に時々出会えるからなのですが、この映画はまさにそれです。お墓にDVD持って行くとしたら?と言われたら、真っ先にフェリーニのLa Stradaー道ーとスターウォーズ帝国の逆襲という、かなり偏った映画ファンである私のお墓リストに入る1本です。きっと、これからも何度も見ると思います。
簡単なあらすじとしては、一家全員がだめだめな負け犬一家。本当にだめなんです。だめっプリが見事なくらいです。彼らが娘のジョンベネちゃんを思い起こさせるビューティーコンテスト会場の西海岸までぼろ車でドライブというロードムービー。絶対におすすめ。この映画を見ていないあなたは幸せです。なぜなら、これから至福の1時間40分が待っているから・・・。
僕らの心を照らすのは誰かの笑顔
なーんて、とっても恥ずかしい見出しを付けてしまったが、本当にそう思ったのだから仕方がない。それぞれに問題を抱えたいびつな家族が、ミスコン出場に夢を賭ける健気な少女(メガネっ子+幼児体系でお腹はポッコリw)の奮闘と笑顔に励まされ心を一つにしていく様は、所々で爆笑しつつも、心が温かくなること間違いなし!
何より練られた脚本と、「シックス・センス」のトニ・コレットに、今やあのスティーブ・ブシェミの領域に近づいたのではないかと思われる「恋愛小説家」のグレッグ・キニア、そして「40歳の童貞男」で名を上げたスティーブ・カレルなど、実力派キャストのアンサンブルが素晴らしい。
中でもヘロイン中毒で、「F●ck!」と、連呼するアラン・アーキン扮する爺さんが最高。彼が巻き起こした、とある事件をきっかけに、物語が大きな変転を迎えるのだが、その最後に待ち受けているカタルシスがあったからこそ、全米で口コミで大ヒットしたのだと思う。
最後に付け加えると、劇場を出る人々が、皆イイ笑顔をしていた。きっと、みんな「リトル・ミス・サンシャイン」とその家族にエネルギーをもらったのだろう。僕らの心を照らすのは、つまるところ誰かの笑顔だと思うのだ。
めちゃ笑えてこころあったまる
2007年最高の作品です。いまのところ。
家族愛系。ほどよくわらえます。
リアルな人物設定と飾らないストーリーが心に落ちます。
アメリカンだけにちょっと違うけどピープルアーピープルって思えます。
人間らしさは国境を超えるんですね。
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