007 カジノ・ロワイヤルのレビュー・感想・評価
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ダニエル・クレイグ007、最高、最強です。
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ソ連・スメルシュのフランスにおける工作員であるル・シッフル。
シッフルは、使い込んだ組織の資金を穴埋めするために、
ロワイヤル・レゾーのカジノでポーカーによる一攫千金を狙っていた。
ポーカーでル・シッフルを負かして破滅させるよう命令されるのは、
イギリス秘密情報部員007、ジェームズ・ボンド。
ボンドは、同僚の女性ヴェスパー・リンドらと連携し、
一度は絶体絶命の窮地に陥りながらも、任務達成に成功する。
直後にヴェスパーがル・シッフルに拉致される。後を追ったボンドも捕まり、
拷問にかけられるが、ル・シッフルはスルメシュの刺客に粛清され、
ボンドは命拾いをする。
ボンドは自分の仕事に疑問を抱いて辞職を決意し、
ヴェスパーとの結婚を考えるが、その結末は非常に辛い悲劇に終わる。
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私の007のイメージを一新させた、
「カジノロワイヤル」
全身全霊を打ち込んで任務にうちこむ姿が、
今までのボンドのイメージと異なっていました。
そのジェームス・ボンドを演じるのは、
ダニエル・クレイグ。
マイアミ国際空港でのテロを阻止した際に見せる、
不適な笑みが、私にとってはものすごく印象に残っています。
ヴェスパーとのラストシーンは、
クールなジェームスボンドが、
女性を愛する、ごく当たり前の一人の男である部分を見せます。
私はこのダニエル・クレイグの演技に、
すっかりのめりこみ、この映画5回観ました。
ボンドの敵、ル・シッフルを演じる
マッツ・ミケルセンの演技も注目です。
シリアスでリアルなボンド
ここ最近の数作はすべては観ていないので何ともいえないが、これまでの007映画としてはある意味異色な作りになっている。悩み、苦しみ、悲しみ、怯える、うろたえる、自信を失う。こういった感情がこの作品のボンドでは描かれている。そういう意味で、スパイ物としてはこれまでの007作品よりもリアルに感じるし、女性をシリアスに愛するというのも、この作品ならではのことではなかっただろうか。主演のダニエルクレイグはこれまでのボンドに比べて華やかさや派手さはないが、その分スパイとしてのリアリティーのある俳優だと思う。
殺人を目のあたりにして、心を痛めたヒロインの女性が、シャワールームでうずくまり泣いているところへボンドが現れ、一緒にシャワールームで水に濡れながらうずくまるシーンは、ジェームズボンドとしてはかなり珍しいシーンだと思った。
最新作の製作が無期限延期で、今後ボンド映画がどうなるのか心配だが、これからも楽しませて欲しい。
生身のタフなボンドが帰ってきた
消えるクルマまで出て、 一時はどうなるかと思ったこのシリーズ、しっかり軌道修正してハード・ボイルド映画の頂点であることを再認識させてくれる作品に仕上がった。
主役のダニエル・クレイグがワイルドでタフな生身のボンドを再現してくれた。同様にストーリーもなかなかにしぶとい。
中盤以降「女王陛下の007」の主題曲を想起させるトラックがあり、終盤の展開を匂わせる。
このデキなら、「ゴールドフィンガー」や「サンダーボール作戦」のリメイクもいいかなと思ってしまう。
あ、そうそう、今回のタイトルバック、女性が出てきません。オジサンたち、ワタシも含め残念!!
作品とダニエル・クレイグのとりこになってしまいました。ファンレターを出したいのですが・・・
ダニエル・クレイグにファンレターを出したいのですが、どなたか宛先をご存じの方いらっしゃいましたら、教えてください。ダニエル・クレイグのことが頭から離れません。よろしくお願いします。
未熟なボンド
自ブログより抜粋で。
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タイトル前のジェームス・ボンドがOO7へと昇格するモノクロシーンがかっこよく、開始早々の追跡アクションも見応えがあって掴みはOKという感じ。
その後のアクションは控えめだが、未熟なジェームス・ボンドがやけに魅力的でクライマックスまで飽きることなく観られた。
ただ、一部の展開&編集が雑。特にクライマックス以降のまとまりの悪さはかなりひどく、終盤が間延びして印象を悪くしてしまっている。
ようやく理想のボンドに会えました
ジェームス・ボンド六代目にして、はじめて女性の視点から選ばれた金髪、青目の俳優ダニエル・クレイグの登場です。
それまでのジェームス・ボンドを査定する基準は初代ボンド=ショーン・コネリーにあったと思います。それすなわち逝去されたこのシリーズの生みの親である製作者アルバート・ブロッコリーの「ボンド像」であり、それから4人続いた俳優は誰もが、「甘く、女ったらしで、かつ強い」というイメージを踏襲しなければならなかったのではないでしょうか。(前代のピアーズ・ブロスナンはぜんぜん強そうじゃなかったが・・・)
わたしは、親の育て方のせいか、何なのか分かりませんが、このシリーズすべて見ているものの、あまり好きになれませんでした。ボンドにしても、秘密兵器にしても、ストーリーにしてもマンガっぽく、北朝鮮に拉致された時なんかバカっぽくて仕様がなかった。
父親の後を受け継いだ実娘のバーバラ・ブロッコリーが製作者になって以来、ようやく自分ので眼で選んだボンドが、この人ダニエル・クレイグなのです。新しいボンドとしての第一作を見、新たな方向性を確認して、ようやくこのシリーズのファンになりました。つまり、わたくしの中ではこれが「007」シリーズの一作目なのです。とてもハードでリアルでタフでありつつ繊細なダニエル・ボンドなのです。
かっこいい
私は007シリーズを全部見てるわけじゃないのですが、ダニエル版ボンド。カッコよかったですよ~私自身は、先代のピアーズ・ブロスナンよりも好きかな。
007シリーズは、どれを観てもハズレがないといっても良いくらい、面白いですが、このボンドは、まだ「00(ダブルオー)」なりたてホヤホヤだもんだから、人間臭さがたっぷりで、ヘマもすぐするし、すごく親しみやすい~
でも、カッコいい
すんごい秘密兵器みたいなスパイグッズとかは出てこないし「007」としては、もしかしたら夢がないのかも・・・。でも私は、現実味があっていいかなぁ~と思いました
ポーカーのシーンが、すごく面白いので、ルールを知らない人は、少し勉強してみると面白いと思います。私も、そんなに詳しくないけど、ちょっと知っているだけでもドキドキ感が違います。
先入観を捨てて新しい007を見てください。
今年、この新生007、前日譚シリーズの第2作が公開予定ですが、その1作目「Casino Royalです。(ちなみにバトルロワイヤルのロワイヤルはフランス語読みでこっちでは普通にロイヤルと発音するようです。)感想はすんげー面白かった!
Daniel Craigが新ボンドなんですが、今回の設定は007の称号をもらってまもなくのボンドということで、若いボンドが堪能できます。少しやんちゃでお茶目な007というと、変な感じもしますが、アクションから何から洗練されていてこれまでの007数作のイメージを払拭しています。
30年前くらいには僕もテレビで見てたんですけどねー。最近、映画館にまでいって見るもんじゃないよな、的なところありました。007。最後に見たのはいつだろう?本当にしばらくみていない。だって、評判よくなかったですから。でも、今回のは評判通り!本当に面白いので、是非、見てください。
これ見たとき、隣のおじいちゃんがチョコレートくれました。「うまいぜ、これ。72%だから。」って。何が72%?と思いましたが、カカオの含有量のことでした。そのおじいちゃんも今回のボンドはこれまでで一番、はまり役、Perfectだと言ってました。
ビ、ビギンズだ~!!
撮影中から、全世界で賛否両論(一説には、圧倒的に否ばっかり)の論争を巻き起こした、ダニエル・クレイグの6代目ボンド襲名。果たして、如何なる映画に仕上がったのでしょうか?
“007シリーズ”を、こよなく愛してこられた皆さん。この映画(「カジノ・ロワイヤル」)を観るにあたって、コレまでのシリーズのことは全て忘れてください!マッド・サイエンティストと戦ったことや、オリエント急行で、殺し屋と戦ったこと、日本に来たこと、結婚してたこと、それに宇宙へ行ったことや、北朝鮮で捕まって、拷問されたこと等など…全てお忘れになって…っていうか、なかったことにして(^^;ご覧下さい!コレは、まったく新しいボンド映画の誕生です。そう思って観ないと…、正直ツラいです(>_<)。いろんな意味で…。
まあ冗談はさておき、ホントにこれは、今までのボンド映画を覆す映画です。“ジェームズ・ボンドが007になるまでの物語”とキャッチにもございますが、まさしくこれは「エピソード1」であり、「ビギンズ」であります。ですから、これまでのシリーズには一旦幕を下ろした後、まったく別の新たな“ジェームズ・ボンドのストーリー”がココから始まるのです。何せ、過去のシリーズとは、明らかにテイストが異なりすぎ(ボンド映画特有の、いい意味での“ユルさ”が今回まったくございませんっていうか、めちゃくちゃに“ハード”です!)ですし、なによりキャラで言えば今回、マネーペニーも“Q”も出てきません。そう考えると、ダニエル君(←吾輩より年下!でも、そうは見えん!!)のボンドもこれまでのイメージには無い、シャープでクールでハードな男として描かれていて、とてもよかったと思われます。
次回作も、ダニエル君のボンドで撮影することが決まっているそうですが、まかり間違っても時系列的に「ダイ・アナザー・デイ」の後に繋がるなどといったシリーズは作らず、全く新しいシリーズとして、どんどん進んでいってください。吾輩“ジェームズ・ボンド映画ファン”として、大変期待しております!
メロドラマのような007
うーんこれが007か、まずダニエルクレイグが英国紳士らしくない。長たらしいカジノ場面、危機を他人に救出してもらう、女に入れあげ、遂には辞表まで出す。人間らしいと言えば人間らしいが、これでいいの?
英国の三枚舌を体言するような、スマートでシャープそしてタフな007を期待したい。
ピアスブロスナンの方がカッコ良かった。
アクションシーンはすごいし、ストーリーもそこそこ面白いです。これまでの超人的ヒーローではなく、人間臭さのある新しいボンドです。
…が、ダニエル・クレイグがカッコ良くなさ過ぎる。これは意見の別れる所でしょうが、やはりピアス・ブロスナンのボンドをもう少し続けて欲しかった。あと、カジノが重要なのは分かるがカジノシーンが冗長過ぎる。もっとうまく編集して欲しい。
あと、ボンドが拷問されるシーンが個人的に非常に気分が悪かった…。スパイ映画に拷問はつき物かも知れないが、視聴者の感情も考慮して拷問方法などを考えるべきだ。男性にはツライ…(と言えば分かるかな)。僕が繊細過ぎるのかも知れないが、吐き気がしました。あのシーンだけでこの映画に対する評価がかなり下がりました。
ハードボイルドなボンド
男くさくてかっこいいです。
評判どおり新しい007を見た感じです。
ギャンブルシーンはちとしつこいですが、全部見ると絶妙なじらしだったのかと思える完成度です。
・エンターテイメント見たくて、でもやりすぎなのは気分じゃない時
・男っぽいかっこよさに触れたいとき
におすすめします。
でも期待しすぎずにみてください。
※追記
そうそう、ちょっとアランドロンの『冒険者たち』を思い出しました
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