007 カジノ・ロワイヤルのレビュー・感想・評価
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You know my name. 何これ面白い!6代目ダニエル・ボンドの第一弾!
2020年のダニエル・ボンド最終作に向けて見直し007。
1962年から50年以上続くスパイ映画の金字塔。確かにスパイ映画といえば007と言ったイメージありますよね?その6代目ダニエル・クレイグはこれまでの007を一新し、リアル
な路線に振っていてとても面白かったです。
冒頭からダニエル・ボンドは走ったり、登ったり降りたりと動く動く!流石"00"エージェントに選ばれるだけあってスペック高いです。あ、でも冒頭のマダガスカルのシーンは逃げてる男が身体能力高過ぎてビックリ!カジノでのシーンはとても緊迫感あって面白かったです。自分でカジノでポーカーやったことないのですが、知ってたらもっと楽しめただろうなぁ。アストンマーチンで事故ったシーンは転がり過ぎてて迫力満点です。道路にいきなりヴェスパーがいた時にはこっちまでビクっとしました。あれは怖い!
今では女帝なイメージのエバ・グリーンがこの頃は可愛い!こっそりボンドのスーツ仕立てたりして、できる女って感じですね。自分から死を受け入れる最期が切なかった!そして、北欧の至宝マッツ・ミケルセン!インパクトあるキャラクターだったのにどんどん残念になっていく!あの拷問は自分で考えたのでしょうか?
舞台もマダガスカル、バハマ、マイアミ空港、モンテネグロ、ヴェネチアとどんどん変わっていきます。あれ?イギリスの諜報部員なのにイギリスにいない!?ヴェネチアの水没する建物は昔観たときはピンと来なかったのですが、あれは水没する建物を浮力体で浮かせていて、それを撃ったから沈んでいったんですね。
ダニエル・グレイクは金髪のボンドって事で当時は賛否両論あったみたいですけど、今ではすっかり007って感じですよね。こうやって代替わりしていっても続いていけるシリーズって素晴らしいと思います。目指せ100年!
ダニエル・クレイグ!
ボンド役が初めてダニエル・クレイグに決まった時、僕は反対派だったんです(笑) その後『カジノ・ロワイヤル』の場面写真を見た時に一目惚れしました! ダニエル・クレイグに謝りたかったです(笑) パッケージの裏にもある少しケガをしている顔で横を見ている写真です。 予告編も生身の戦いって感じがしてすごく楽しみにしていたのを覚えています。 実際に観に行ってすごく面白かったです! ルールに詳しくなくてもポーカーでの勝負も楽しめました! エヴァ・グリーンは化粧した時よりホテルのバスルームの鏡の前で支度している時の方がすごく綺麗でした(笑)
ハードボイルドボンド。
冒頭からアクション全開な展開。クレーンでのヒヤヒヤなアクロバティック!ギャング役のフリーランニングアクション!ダニエルのキレのあるアクション!最初でがっつり掴まれました。
その後もスピード感のある展開が続き、なかなか息つく暇がない。そればっかりかと思えば、オーシャンクラブでのポーカーのような静かな張り詰めたような読み合いの展開も用意されていたり、テンポのバリエーションがスゴかった。また、ポーカーのシーンが長めに取られてるのもいいです。
途中、全裸にされて金的攻撃されるボンドを見て、失礼だけどもちょっと笑っちゃいました(笑)
最後は、「え?もうこれで終わり?」と思わせてからのもう一つのドンデン返しはよかったです。さすが!
ただボンドカーにあまり焦点があたらなかったこと、Qやマニーペニーが登場しなかったのが残念。。
あと、ヴェスパーの目が四角かったのが気になってしまいました(笑)どうでもいいことですが。。
スピード感のあるストーリーだったので、一時停止や巻き戻しできるDVDの方がちょうどよかったです 笑
初007
今まで、全く興味のなかった007シリーズ。
というか、以前どの作品かわからないけど、007を偶然テレビで観て、あまりのドタバタコメディテイストにすっかり興味を無くしてたのでした。
で、今回初鑑賞なのですが、結構面白かった!
一旦作品自体リブートされたとのことで、それがよかったのかも。
スタイリッシュでおしゃれな世界観がとても良かった。
正直申しますと、適役のマッツ様がかっこよすぎて、前半ストーリーに集中するの大変でした笑笑
そんくらいかっこいい!!!声も最高にセクシー!!!
マッツミケルセン最高!!!!
全裸のボンドをふと縄で拷問するマッツ様の絵面が最高に笑えましたが、(この場面ってサービスシーンって事であってます??笑)
ラストのド派手な建物倒壊!水がドバーッのシーンは見応えありました。
次作の慰めの報酬は酷評されてるみたいですが、早速観てみようと思います。
裏切りと真実
ル・シッフルに注目
ジェームズボンド
知人からの紹介で何気なく鑑賞することに。
ボーッとしている暇はなく
身体をはるアクションシーンも
女性を愛する1人の男性としてのシーンも
素敵だった。
自分で解毒したり、AEDセットしたり、、、
映画だなって感じで楽しめた。
マッツ・ミケルセンがいなければ
この映画の深みは出なかったと思う。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド 大いにありです!
007シリーズは何度か小さなリブートをしてますが、今回は本格的なリブートです
今までのシリーズ作品は全てご破算になり
一からの再出発です
ボンドは6代目ダニエル・クレイグに代わり、過去作と同じ役者はMのジュディ・デンチのみです
マニーペニーもQも役としても存在すらしません
ダニエル・クレイグのボンドは賛否が渦巻きました
彼はロシア人の様に見える
イギリス紳士にはとても見えない
第一小柄過ぎる
私も本作を観るまでは、そんな拒否反応がありました
しかし本作を観終わってみれば、ダニエル・クレイグのボンドはありです!
これこそリブートされたジェームズ・ボンドです
現代に実在するなら、こういう男だと納得のキャラクター造形にピッタリの男優です
70年代に生まれ、冷戦終結後に秘密情報部員になった男
それなりの教育は受けているものの育ちは決して上流階級の出身ではない
だから00資格を得て情報活動していても、旧シリーズのボンドの様に自然にドンペリ、ボランジェを自ら楽しむことはなく、ナッソーのフォーシーズンズのバーの様なところでもマウントゲイのソーダ割を頼む程度の庶民派です
情報を取るために接近した金持ちの美女に釣り合う様に、背伸びしてボランジェとベルーガのキャビアを頼んでみたのです
5つ星ホテルのカジノに繰り出す時のタキシードも持参して来たのは吊しのものです
冒頭の若い駆け出しのボンドが手柄を焦ったり、見栄を張って背伸びしたりしながら、本作の終わりには我々の知るボンドに成長しているのです
若手だったジェームズ・ボンドが伝説のジェームズ・ボンドになる、その過程を描いた映画と言えます
カジノのシーンが長いのは正にその瞬間だからこそです
そしてその前後の過程は彼の人間的な苦悩、身体的な痛みを描いています
ジェームズ・ボンドがアクションで傷を負い、血を流し、傷痕を残しながら無理にでも平気な振りをする姿を初めて目にすることになります
そのアクションは身体を張った身体的な痛みが伝わるもので、かっての作品のそれとは違う方向性を志向しているのもわかります
ボンドカーは登場しても秘密兵器は出ても来ません
セットも目をむくような敵の本拠地はなく、21世紀のフラット化した世界でも今なお残るスノッブな世界の再現に力をそそいでいます
そのなかで21世紀のボンドが5つ星のホテルのレストランでネクタイを外して食事をする姿は、21世紀に生きているジェームズ・ボンドを実感させてくれました
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド
大いにありです!
マッチョイズム
21作目はボンドが007になるまで
・6代目のダニエルクレイグ初登場、セクシーで肉体派
・スパイアクションとしてのスケールが格段にアップした印象、港の高い鉄塔から建物丸々一棟が崩れるまで
・更にカジノでのマッツミケルセンとの心理戦まで楽しめる
・ボンドガールとの関係性も一晩で終わりではなく、出会いの対立から駆け引きが続き最後の裏切りまで目が離せないのも新鮮
新ボンドのイメージを決定させた名作
やっぱりいい!!
素晴らしい娯楽作品
ダニエル・クレイグ扮するボンドが人間味があって面白かった。アクションもキレがあって、序盤のアクションは特に良かったです。クールにさらっとこなすのではなく、血みどろになって泥臭くしがみつくようなアクションで、個人的には好きでした。冷徹さを装うも、中身は熱い血気盛んな感じが至る所に出ていて、そのバランスがセクシーに思います。もちろんボンドガールのエヴァちゃんも素晴らしく美しくて知的で可愛らしくて、すごく良かったです。
長編ですが、シーンがテンポよく変わるため飽きずに最後まで見れました。カジノシーンの心理戦は一番ヒヤヒヤしました…と同時にマッツと一騎打ちする個人的に一番かっこいいシーンです。いきなりオールインするのは相手に大きなプレッシャーを与える一か八かの勝負で、絶対勝てる自信があるか、ハッタリかのどちらかです。自分がいい手を持っていなくても相手に強い手を持っていると思わせて降参させる事ができるテクニックですが、相手も向こうがハッタリなのか本当にいい手があるのか見極めなければならず、そこの心理戦がとても面白かったです。不死鳥の如く二度も賭場に帰還するボンド、運とか意思とか肉体とかいろんな意味で強いと思いました。
最後は切ない終わり方でしたが、この憂いがのちの話に深みを加えていくのだと思います。
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