007 カジノ・ロワイヤルのレビュー・感想・評価
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good job!ダニエル•クレイグ
007だったらもっとエレガントだよね〜と思い、約20年間、この作品に
近寄らなかったので今回が初鑑賞。
結構、(007にとって)酷なストーリーでした、痛いだろうし。(笑)
ダニエルクレイグはアクションOK、タキシードOK、女性扱いはギリOK
事前のブーイングを見事に自身の演技力で払拭していたのですねー
演出や演技にもアイデアを出すなど、スタッフからの人気は高かったみたい。
デンマークを代表する俳優のマッツミケルセンは、抜群にいい役者。
ボンドガールのエバ•グリーンの意味不明な表情はラストで氷解。
プラハ、マダガスカル、バハマ、マイアミ、モンテネグロ、ヴェネチアetc
007は何代目でも瞬時に移動。
完全に一新されてました
ダニエル・クレイヴ 思ったよりもはまり役
『スカイフォール』と並ぶ007映画の最高峰
原作第1作目をシリーズ本家のブロッコリー家の手によって再映画化
大成功の要因は誰よりもダニエル・クレイグだ
このシリーズはその盛衰が俳優のカリスマ性に大きく依存している
ダニエル・クレイグは完璧だった
彼はコネリー,ダルトン以外の他の俳優が紳士的な振る舞いによって表現していた英国スパイを眼差し一つで表現した
別格のカリスマ性と表現力だ
彼が強敵と対峙するときは他の俳優のようにジョークで誤魔化しブラフを張るのではなく、ただ見るだけで
「お前をいつでも殺せるし、俺はお前をこれから破壊する」
ということを表現した
その危うい瞳が常に映画にサスペンスを供給し続けている
そしてその瞳が笑うと緊張がほどけ観客は安心してしまう
そうなるともう彼の虜だ
ダニエルの魅力が映画に訴求力を与え続けた
そんな彼が肉体的にも精神的にも追い詰められていくストーリーは007映画史上初の"成長"をジェームズに与えた
氷のように緊張が解けることはなく、常にジョークで誤魔化して修羅場を掻い潜るアル中の女好き諜報員になっていくのだ
映画を観る人はその壮絶なトラウマを植え付けられた瞬間を目撃するだろう
そこに心を動かされた
ジェームズ・ボンドが007になるまでの物語‼️
これは007の新しい時代を切り開いた6代目ダニエル・クレイグによる名作ですね‼️数ある007作品の中でも5本指に入る作品だと思います‼️殺しのライセンスを得たボンド‼️ある犯罪組織の資金源を調査するうち、テロリスト支援専門の資本家ル・シッフルの存在を突き止めたポンド‼️ル・シッフルが「カジノ・ロワイヤル」で大勝負をするらしいと知ったボンドは、英国財務省のお目付役ヴェスパー・リンドとともに、ル・シッフルとの大一番に挑む・・・。金髪碧眼でアメリカ人が演じるボンド‼️とにかくクレイグ版ボンドがホント魅力的で、それまでの華麗にスマートにロマンチックで大人なボンドたちとは違い、何とか一人前になろうと向こう見ずでチョット生意気なボンドが、肉体的・精神的に成長していく姿に、感情移入当然‼️思わず応援したくなる‼️あんまりボンド映画ではないことです‼️モノクロで描かれるボンドにとって初めての殺しのシーン‼️建設現場である高所での追っかけ‼️めまいがします‼️空港での追跡もかなりリアルでハードです‼️かと思えばカジノでのル・シッフルとのポーカー対決‼️この見事な心理戦は洗練された007映画の味わいですね‼️悪役ル・シッフルに扮するマッツ・ミケルセンのカリスマ的存在感もたまりません‼️そしてヴェスパーとの本気モードの恋愛‼️ここまでボンドが一人の女性を愛するのはトレイシー以来でしょう‼️このヴェスパーに扮するエヴァ・グリーンがかなり魅力的‼️ボンドがポーカーを中断してわざわざキスしに行くシーンなんて、思わずうなずいてしまう‼️ホテルのシャワーでボンドとヴェスパーが水に打たれるシーン、海岸でのラブシーン、水没するベニスの家屋での悲しいラストまで、忘れられない余韻を残してくれます‼️そしてラストの名セリフ「ボンド、ジェームズ・ボンド!!」‼️この作品の公開当時、「ボーン」シリーズのリアルな作風で、スパイ映画の王者の座が危うかった007映画にとってのホント救世主‼️
初の金髪のボンド
9.11テロ以降スパイ活動も変わり国対国の活動よりも国対テロ組織や犯罪組織との戦いにシフトしておりそんな時代背景において前作の様な非現実的なストーリーでは興行収入は望めないと考えたプロデューサー達は当初はピアース・プロスナンが新作もやると契約したそうだが00要員成り立てのストーリーを製作する為にプロスナンでは年齢設定に合わないため新たにボンド役に決まったのは初の金髪のボンド。
当初は金髪はあり得ないとかまるでKGBのスパイだとか否定的意見が多かったが物語の中盤で海パン姿で海面から姿を現すシーンでそれが払拭された人は多いだろう。
ダニエル・クレイグは撮影前に肉体改造をし格闘技はクラウガマ、射撃スタイルはIDPAの練習をし現代的なスタイルに生まれ変わった。
スパイに成り立てのボンドが行う活動としては冒頭から大使館爆破やむやみに人を殺したりと上司のMも悩まされていたがテロ組織への資金を凍結させテロ組織を壊滅させるためにも成り立てのボンドをモンテネグロへと潜入させるしかなかった。そんな中、財務省からボンドをサポートする為に派遣されたヴェスパーと親密になるというサイドストーリーも見逃せない。
以前までの作品では少々非現実的なガジェット装着やマニーペニーやQも出て来ず何よりオープニングのテーマソングに載せたガンバレルシーンもなく何せ『Bond・・James Bond』と名乗るシーンもラストシーンに持ってくるという新たな試みをしている。
そしてこのカジノロワイヤルがダニエル・クレイグが演じたボンド映画の全ての始まりになっていることが回を重ねるごとに判る様になっていた。
う~ん。
オールタイムベストボンド映画
間違いなくシリーズ最高傑作!
普通の映画ならクライマックスレベルのアクションを前半に2つも持ってくる粋さ!!
二転三転する展開にハラハラが止まらない!
15年以上前の映画なのに今見ても古臭さが全くない!
この映画は2006年だから15年以上前だけど
そっからまた15年遡ると1991年だからターミネーター2の年。
00年代の映画が古く感じないのは、それから現在までの映像技術の進歩が昔ほど凄まじくはなくなったからなのかな。
エヴァ・グリーンって
個人的にはジェニファー・コネリーと同じ系統で怖い女性のイメージだったんだけど、改めてカジノロワイヤル見直したら
15年前だからかまだ若いし美し過ぎてやば過ぎた。
彼女以上のボンドガールはいないでしょう!!
オリジナルファンにはどうなのか?
Daniel Craig/Height5' 10" (1.78 m)
金髪碧眼で長身痩躯の俳優さんなんかハリウッドには無数にいるはず。身長178cmは007史上一番背が低くて要はチビ。ちなみにキムタクの身長は176cm(ジャニーズ事務所)だから2cmしか変わらないし誤差でしかない。つまりキムタクが007を演じても不思議ではない。ダニエル・クレイグとキムタクの違いは白人か有色人種かの違いでしかない。ちなみに令和の現代は日本人でも190cm超えは珍しくない時代(ハリウッドの平均身長は180cmなので190cm代は意外と長身)。007が肌の色にこだわらなければ日本人が007に選ばれても不思議ではない事になる。ちなみにキムタクの身長はサバ読みで実際に計測すると約163cmが妥当でバック・トゥ・ザ・フューチャーのマイケル・J・フォックスがHeight5' 4¼" (1.63 m)だから同じくらいとなる(あくまでもゴシップで推測の域を出ない)。
見たいが詰まっている
もう、最っ高。たまらん。ようやく007シリーズを見始めたわけだが、今までなんで見てこなかったんだと後悔。しかしながら、これ以上面白いものに出会える気がしないのだが笑 好きな俳優もいっぱい出てたし、個人的には大満足。
007シリーズ初参戦の私にとっては、若干難しかったかな。しかしながら、話の展開は分かりやすく、一切飽きさせない最高密度の脚本。もうかれこれ16年前の映画なのに、少したりとも色褪せてない。なんなら、16年経って、ワインのように深みが出てきている。こういう作品こそ、名画座とかで見たいんだけどな。
愛おしきマッツ・ミケルセンが出演しているなんて、知らなかった。もう言うことありません。血の涙を流す、というなんとも分かりやすいキャラクター像と彼の冷酷さがマッチ(・ミケルセン...すまん)。もっと見たかったよ、彼の活躍ぶりが。そこが惜しい。ファンタビのグリンデルバルドの原点はここだったのね。
ジェームズ・ボンドという男が全然完璧ではないというのが、このシリーズが愛される理由なんじゃないかと勝手に推測。歴代ボンドがどういったキャラなのがは分からないけど、ダニエル・クレイグとの相性が想像以上にいいことは確か。感傷的で人妻好きで大胆で破壊的。でもやっぱりカッコイイし、結構人間味があって魅力的。ダニエルの美しき瞳がまた見とれさせてしまうのです。
ナイブズアウトとは真逆のキャラクターで、ギャップを楽しむのもまた一興。グラス・オニオン配信前にのこり4本も見たいところ。この映画が面白すぎて、逆にこれからが思いやられますが笑
極上のエンターテインメント
結論からいうと最高です。
そもそも007シリーズは、B級のスパイアクションの立ち位置から始まったと認識します。それが回を重ねる度に色んな要素をコテコテに盛ってきて、何処に向かっているのか理解できない展開でした。初期の傑作は個人的にゴールドフィンガーだと思っています。
カジノロワイヤルはA級の出発です。各シーケンスが高品質でエスプリがあり映像が綺麗です。特に序盤のパルクールアクションは秀逸だと思います。また、ヴェスパーとのお互いのプロファイル、バックグラウンドの演繹的推理の会話シーンはシャーロックホームズ的です。
キャストが超一流です。各人個性的でスマート、出過ぎず引き過ぎずダニエルクレイグを盛り立てています。エログロ描写が控えめなところも好ましいところです。
総括すると、ミッションインポッシブルとジェイソンボーンのいいとこ取りです。
007誕生
ストレートフラッシュ
家族が観ている横でチラ見していただけなので星は3にしましたが、(何...
家族が観ている横でチラ見していただけなので星は3にしましたが、(何でもアリだな!と思いつつ)カッコよかった。
終盤、「そうなるよね〜」と思ったけど、こうなってくれなきゃ困りますよね⭐︎
ポーカーのディーラー役の人がチャーリー・シーンに激似で家族が大興奮していた。私は海外俳優さんはディカプリオとジョニー・デップとライアン・エッゴールドくらいしか知らないので「?」ってなったけど。(アンドレアス・ダニエルさんという俳優さんだそうです。以後お見知り置きを)
あとマティス役のジャンカルロ・ジャンニーニさんを「どこかで見た、絶対見た!なんに出てた人だ!!」とこれまた家族が騒ぎ出し。調べたけど、『ハンニバル』観てないしこれといってピンとくる作品がなく…。「ジャンカルロ・ジャンニーニ 似てる」で検索したらデヴィッド・リンチ氏が出てきたけどこの方でもなく。何で見たんだろう……
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