地下鉄(メトロ)に乗って

劇場公開日:

解説

人気作家・浅田次郎の同名小説を堤真一主演で映画化。営業マンの長谷部真次は、仕事帰りの地下鉄の駅で、父が倒れたとの連絡を受ける。気難しく威圧的な父とは高校卒業と同時に絶縁しており、長い間顔を合わせていなかった。地下道を歩きながら、父とケンカして家を飛び出したまま帰らぬ人となった兄を思い出す真次。そんな彼の前を、亡き兄に似た人影が横切る。後を追って地上へ出ると、そこは兄が死んだ昭和39年の東京だった……。

2006年製作/121分/日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ,松竹
劇場公開日:2006年10月21日

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(C) 2006 METRO ASSOCIATES

映画レビュー

3.5大沢たかおの演技が凄い

2024年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

タイムスリッパーとなった主人公が、過去に戻って父親の人生を目撃する話。傲慢な父親が嫌いで家を出た主人公だったが、やがて心の中で父を許し、和解していく。 若き日の父親が子供にかける夢を語る場面、そして、その後に続く「生まれてきてくれただけで嬉しかった」という台詞には、全父親が涙すると思う。 しかしSFとしての出来は、いろいろ辻褄が合ってなくて少しげんなり。地下鉄に乗って過去と行き来するルールだと思っていたら、急にベッドの上で夢から覚めたみたいに現在に戻るのは、なんだかなーという感じ。小説だったらそのあたりうまく流せるのだろうけれども、実写になると自然な表現が難しいのだろう。 最後に、印象に残った台詞をひとつ。 “「あのねお嬢さん、親っていうのは、自分の幸せを子供に求めたりしないものよ」”

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ROKUx

4.0営団地下鉄のノスタルジー

2024年9月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

郊外からお袋のデパート巡りに付き合わせられてよそいきを着て地下鉄に乗る高揚感。黄色い銀座線、赤い丸ノ内線、三越前に近づくと一瞬消灯。暗がりの車窓は好奇心と不安が混じった感じ。幼児体験が思い出される、運転席からの映像シーンが好き。この作品は、そんな記憶をくすぐりノスタルジーの世界に浸れる。 浅田次郎の原作や作品のでき以上にまた観たくなる。

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Bluetom2020

3.0意外とよかった。

2024年3月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

確か当時「Always 三丁目の夕日」のスタッフ再結集くらいに宣伝して ロードショー時「全然ちがうじゃん!」みたいに酷評されて失敗していた記憶。 CATVで何気なくみたけど、普通に「ええ?!」という意外な結末でよかったような。 まあ、でも男性目線の終わり方で 時代には合わないかなぁ。 主人公的には都合よくよかったねって感じで 女性からの反感は多く買いそう。 私は「ほう……そうきたか」と思ったけど。

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hiro

4.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿

悲しい話ですが、昭和をテーマにした話が好きなので・・

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