ミッドナイトムービー
劇場公開日:2006年7月15日
解説
1970年代初頭のアメリカで誕生し、アメリカン・ポップ・カルチャーに多大な影響を与えた“ミッドナイトムービー”と呼ばれるカルト映画にスポットを当てたドキュメンタリー。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のジョージ・A・ロメロ監督、「ピンク・フラミンゴ」のジョン・ウォーターズ監督、「イレイザーヘッド」のデビッド・リンチ監督ほか、製作スタッフや観客へのインタビューから当時の様子を探る。
2005年製作/86分/カナダ
原題:Midnight Movies: From the Margin to the Mainstream
配給:クロックワークス,トルネード・フィルム
スタッフ・キャスト
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2013年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
取り上げられている6作品には特別な思い入れはないけれど(『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』しか観たことない)、それでもドキュメンタリーとして楽しく観れました。
「深夜映画」という映画のジャンルというよりも、「深夜映画」がいかにして流行っていったのかが語られているドキュメンタリーだと思いました。
エログロなんでもありのカルトムービーがアングラっぽくもてはやされたり、制作者の意図とはまったく別の方向で観客から熱狂的に支持されたりと、ヒットの仕方は様々だけど。
当時のアメリカの時代背景を透かしながら、観客によって深夜映画が盛り上がっていった(広告はほとんど皆無だった)エピソードが面白かったです。
そして、作り手側もヤマっ気たっぷりで、「面白い映画を作ってやる!」っていう意気込みだけで突っ走ってたカンジがして、なんだか微笑ましかったです。