M:i:IIIのレビュー・感想・評価
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安定
アクションはアレだけど心理戦が面白い
現場の仕事はもう引退し養成所の教師をしながら結婚間近のイーサン。そんな折、過去の生徒がミッション中に兵器密売者オーウェン・デイヴィアンの組織に捕まり、彼女の奪還ミッションに招集される。しかしミッションは失敗に終わり、イーサンはダヴィアンを拉致するミッションを独自に遂行するが…。
デ・パルマ、ジョン・ウーに続き、J・J・エイブラムス監督作品。前回もイーサンは恋をしていたわけだが、今回は結婚しちゃおうとう一般人女性が居る。そして彼女はもちろん狙われる。アクション自体はあまり印象に残るような派手さはないが(イーサン、走る走る)、今回の作品の面白いところは、フィリップ・シーモア・ホフマン演じるデイヴィアンのイーサンに対する心理攻撃。直球型のイーサンを心理的に翻弄し悩ませる、ちょっと違ったタイプの冷血悪役なのである。あのぽっちゃりしたホフマンの優しい雰囲気が余計に怖い。完全にイーサンを自分ペースに巻き込む喋りスキルを有しており、1対1となるとイーサンは全く相手にならないのだ。そういうワクワク感が印象的過ぎて、どうもアクションや見せ場に欠けるところがあり、しばらくすれば忘れてしまうような映画になっているのは残念。
土曜プレミアムにて
イーサン・ハント(クルーズ)は第一線から退き、後進の指導をしていた...
マスクの製造過程が明らかに
1のような分かりにくさがなく、2のような尻窄まりもない。
作品を重ねる度に面白くなっている。
男女の関係も、前作のような軽い恋愛でなく、夫婦としての固い絆になっているのが良い。
冒頭で結末をバラしては面白さが半減してしまうと思っていたら、そこはやはり裏切ってくれる。
エイブラムスお得意のサスペンス調
冒頭からピンチのイーサンハントが何故そういう状況になったのかという謎だらけの演出から始まるサスペンス調のテンポの良いストーリーとド派手なアクションとチームワークが見所の作品、ただストーリーのテーマがわからないというか無いんじゃねこれ、しいて言うなら「愛する人への想い」なのか...それに大量破壊兵器なのはわかったけど、ラビットフッドの謎が語られずに終わるのはサスペンス調のストーリーとしては納得がいかない..この作品は演出優先で、まぁ面白かったのでいいですがもう少しストーリーを練って欲しかった所。
言えないけど信じれる?
休むことない派手な活劇
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 70
シリーズの他の作品同様に相変わらずの派手な活劇と金のかかった映像とで楽しめる。物語の展開は早く常にせわしく動き回るので、娯楽映画として退屈することなく常に活劇を追いかけられる。
物語は非現実的でスパイとしても特殊部隊としても考えられないものであるのもシリーズ共通だが、そんなことはこの映画には関係ない。かっこいい主人公が苦悩しながらも憎らしい敵と息詰まる派手な活劇を続けて対決するという、娯楽映画としてはベタなもの。しかし演出と展開の早さで最初から最後まで見せてくれる。活劇も前作よりもまともになって、映画として質が向上した。
もう一押し!!
『ミッション:インポッシブル』シリーズ第3弾
監督は本作が実写初のJ・J・エイブラムスだ。
前作があまりにも『ミッション:インポッシブル』の映画とはかけ離れていたが
本作はなんとか進路を取り戻しつつある感じだ。
メンバー全員がきちんと役割を果たし、ちゃんと活躍する姿はドラマ版の『ミッション:インポッシブル』を観ているようで素晴らしかった。
ここは『M:I:Ⅲ』のいいところだ。
だが
・アクションはイマイチ。
・テンポが悪く、いらないシーンが多い。
・説明不足のまま終了
など
欠点は多い。
イーサンとジュリアのシーンはよかった。
最後の最後にイーサンがジュリアに「待って待って待って!!!……愛してる」←このセリフとトム・クルーズの演技は特によかった。
だが
二人の出会いや、なぜイーサンがそこまでジュリアに惚れ込んだのか、もう少しきちんと説明した方がよかったと思う。
気になる所が多いが、初の実写監督ながら、原点回帰をテーマに頑張ったJ・J・エイブラムスを称えて3.5で
ストーリーありきのアクション
チームプレーが良かった。
興収的には過去作中最低だけど、個人的には一作目と張るかその上を行くぐらい好きです。キビキビと任務遂行するチームプレーのシーンはハラハラさせてくれて興奮し5点満点です。後半はトムの単独シーンが多く個人的に3点位になるかな。
最高のエンターテイメントだよね。
愛、策略、ミステリー、アクション、特殊機関、武器、裏切り、フェイク・・・等など飽きさせない演出、脚本が素晴らしいですね。主演のトムもアクションで頑張ってるのだけど、段々トムの為の作品色が強くなってる来ているのが少し気になる。もちろん、主人公のカラーは重要なのだが強すぎると名作でも続編が続けば続くほど面白くなくなっていく。その点このMIシリーズはいろんなギミックがふんだんに有ってスパイって視点からも楽しめるのでやっぱり、必要なのは強力な敵役、ライバルなのかもしれません。ビッグネーム引っ張ってきて2,3作作ったら面白いかも。例えばブラッドピットとか。マットデイモンとか。
いずれにせよ、新作のゴーストプロトコル期待しています。楽しみ!
よし、やった、やったぞ!!・・・まぁ、当然だな
映画「M:i:III」(J・J・エイブラムス監督)から。
往年の人気TVドラマ『スパイ大作戦』をトム・クルーズ主演で
映画化したサスペンスアクションシリーズの第3弾。
お決まりの、手に汗握るアクションと、切れ者のチームメンバー、
大ドンデン返しの結末に、ハラハラドキドキは変わらない。
しかし今回は、冷静なはずのチームメンバーが、
一瞬興奮するシーンがあった。
トムクルーズ扮するイーサン・ハントが、
高層ビルの屋上から、距離の離れたビルの屋上へ飛び移る、
危険きわまりのないシーンなのだが、彼が成功した瞬間、叫ぶ。
「よし、やった、やったぞ!!」・・・そしてしばらくして、言い直す。
「まぁ、当然だな」。(冷静さを取り戻したように・・)
このギャップが私には面白かった。
成功を信じてはいるものの、それほど難しい挑戦だったことが
この台詞で、ひしひしと伝わってきたから。(脚本の妙だなぁ)
「世の中はテクノロジーで滅びる」
「わかっていると思うが、バチカンはバチカンだぞ」
こんな台詞も、私のメモに残された。
「IMF」って「極秘任務実行部隊」の略だったんだなぁ。(笑)
見たこともない【アイデアに満ちた】アクションの集大成
『ミッションインポッシブル』シリーズは全部好き
だけどⅢはズバ抜けて傑作だと思う
サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督が
よく口にしていた言葉【マクガフィン】
サスペンスの引き金になる小道具の事だが
ソレ自体は重要ではなく ソレによって
引き起こされるサスペンスが重要という事
『M:I:Ⅲ』では【ラビットフッド】がソレにあたる
結局ラストまでラビットフッドが何なのかは明確には
明かされないので【マクガフィン】という事になる
『パルプフィクション』でもトラボルタが開けるトランクの
中身は観客には見せないので【マクガフィン】
やはり本作が長編映画の初監督作になった
JJエイブラムスは『M:I:Ⅲ』は【巻き込まれ型サスペンス】
の名作『北北西に進路を取れ』などのヒッチコック作品
を意識したと語っている
僕が『M:I:Ⅲ』を傑作だと断言しているポイント
としてまず言えるのが オープニングからクライマックス
まで次から次にアクションとサスペンスが繰り返される点
しかも全てのシーンが【見たこともないアイデア】で
溢れている
冒頭の風力発電所でのヘリチェイスからして ド肝を
抜かれるし それプラス 激しく揺れるヘリ内で
数分以内に人命救助をしなければならないという
【タイムリミット】まであるという点も素晴らしい
『トゥルーライズ』でド迫力カーチェイスを繰り広げ
垂直離着陸戦闘機ハリアーがミサイルで吹き飛ばした
《セブンマイルブリッジ》のシーンを彷彿とさせる
《チェサピーク湾ブリッジ》での大アクションは
【歴史に残るスペクタクルシーン】だ
その橋の上を走行中にイーサンハントの乗った車が
吹き飛ばされ【駒】の様に回転し横転する
そこへ【無人偵察機プレデター】と【特殊部隊
のヘリ】が凄まじく激しい攻撃をしかけるという
【絶対絶命】の大ピンチ そこからの反撃という
危機一髪の状況は とんでもなく恐ろしく危険な
【最前線】を体感させてくれる
銃を1度も握った事が無い【ある女性】が
1人でテロリストと戦う羽目になるクライマックスは
短い場面ながらも緊張感がピークに達する
【超絶サスペンスシーン】の極み
他にもマダマダ語りたい名場面ばかりだけど
キリがないので これくらいに
ちなみにメジャー作品にはあまり出ないフィリップ・
シーモア・ホフマンの憎々しさも良く トム・クルーズとは
『マグノリア』以来の再共演で個人的に嬉しい
2人とも『マグノリア』での役とは180度違う
2人とも【演じる】ことを本当に楽しんでいる
アクション映画としては、よくまとまっていた
私は好きです。
人気シリーズの第三弾。日本でのプロモーションでは、船を使ってお台場に上陸したり、新幹線をチャーターして東京から大阪に向かったりと、派手なパフォーマンスを繰り広げました。
アメリカでの評判はイマイチの様ですが、アクションあり、人間的なハントありと、わたし的には、このシリーズの中では一番の作品ではないかと思います。一緒に行った人も、「映画館で見てよかった」と言っていました。
アメリカでの低評価の理由の一つに、トム・クルーズがケイティ・ホームズにデレデレと言うことが、女性ファンの反感を受けてしまったと言う説もありますが、真相はわかりません。
このシリーズを見ていつも思うんですが、必ず裏切り者がいると言うスパイ組織は、スパイ組織としてどうなんでしょうかね? 今回もまた然りです。
ローレンス・フィッシュバーン、存在感ありますねぇ。主役を張るタイプではないかもしれませんが、いい役者です。
見て損しないと思います。映画館で見たほうが、迫力は楽しめますね。
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