劇場公開日 2006年12月9日

硫黄島からの手紙のレビュー・感想・評価

全92件中、41~60件目を表示

5.0数奇な運命

2020年1月17日
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鑑賞方法:VOD
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odeonza

5.0葛藤抱える兵士の信念、胸締め付けられる

2019年11月13日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

戦況分析続け斬新な戦略練る上官の、部下を見守る優しい眼差しや相手の立場に立って敵味方関係なく状況判断下す姿に胸打たれる

戦地へ配属された兵士の過去が描かれ、大切な人への切ない思いが綴られた手紙や、難航極めながらも攻め続け、信念持った兵士の無念にじませる心情が胸に突き刺さる

アカデミー賞サウンド編集賞・ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞作
日本軍側に焦点当て戦時下の緊迫した情勢や人間関係を考えさせられる、クリント・イーストウッド渾身の一作

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Noriko

4.0今平和に生きれていることに感謝

2019年10月31日
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初めて日本人の地上戦を描いた映画を見ました。
今まで空爆のイメージが強かったのですが、戦争(地上戦)とはこんな生々しく恐ろしいものだったと戦争へのイメージが変わりました。

他、沖縄や樺太などでも地上戦があったと認識しています。訪れる際はその地での歴史もしっかり学びたいと思います。

他国の戦争への価値観も他の映画などを通じて学びたいと思いました。

今、平和な環境に生きていられることに感謝
やりたいことに挑戦できることに感謝
好きな人のそばにいられることに感謝

戦争の歴史を忘れず、
変なプライドは持たず、精一杯生きたいです。

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つばめ

0.5話題性だけの作品

2019年10月18日
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監督は日本語を理解してないので演技にはタッチしてないのでしょうね。
みんな自由に演じてるので、役というより俳優そのものという感じです。
それで、映画というより学芸会みたいだ、ということです。

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アサシンⅡ

4.0涙は流しても、笑顔は作らない。戦争がどれだけ愚かで卑劣な行為かが分かる。

2019年8月15日
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鑑賞方法:VOD
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Trinity

2.5作品としての素晴らしさは色々あると思う。 これが戦争というもので、...

2019年8月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

作品としての素晴らしさは色々あると思う。

これが戦争というもので、きちんと観なければいけないとは思うのだけど、とにかくむごい。むごすぎる。
他の方のレビューに「人が虫けらのように死ぬ」とあったが、ほんとその通り。様々な死に方で、バタバタ死んでゆく。
2時間半つらかったーーーー
呼吸が浅くなる映画。精神的にとか表現上とかじゃなく、本当に息が苦しくなった作品。

基本的に、何言ってるか聞こえないシーンが多い。それがまたストレスとなるので、ただただ辛い。

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さな

4.0こういう映画は日本人にこそ作って欲しかった。

2019年6月1日
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こういう映画は日本人にこそ作って欲しかった。

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もーさん

4.5この映画を

2019年4月29日
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イーストウッドが撮ってくれたことに感謝。予算的にもハリウッドじゃなきゃこの映像は撮れなかったろう。
二宮はハマり役。

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マルボロマン

5.0日本映画がこれを作れないのが残念

Tさん
2019年3月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

硫黄島で戦う日本軍の兵士達の心情を深く描いている。
日本映画だとこういう描き方ができないのはなぜか。

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T

5.0最後に出てくる負傷した米兵はライアン・フィリップではありません。

2019年1月16日
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鑑賞方法:映画館

 『父親たちの星条旗』を復習せず、『硫黄島の砂』(1949)やTVドラマ『硫黄島~戦場の郵便配達』によって理解力を高めました。どれもこれも秀作ばかりなので、このクリント・イーストウッド作品をどう表現していいものかわからなくなるほどなのですが、アメリカ人が硫黄島での戦闘を日本人の視点で描いたこと以外に、現代的な視点を取り入れた人間本来の姿をリアルに表現していたことに驚かされました。

 まずは圧倒的な兵力で攻めてきたアメリカ軍の軍勢に驚いた日本兵西郷(二宮和也)と同じく、戦艦が押し寄せてくるシーンに腰を抜かしてしまいそうになりました。自分だったら糞と一緒に山をころげ落ちるかもしれないな~と思いつつ、その後の艦砲射撃の迫力に体が硬直し、浮遊感さえ味わってしまいました。そして、擂鉢山の頂に星条旗を掲げられた裏の場面で、日本軍が体の一部を蝕まれたかのような感覚に包まれたのです。戦争に負けたことのないアメリカが描く敗戦国日本であるはずなのに、全く違った印象を持ってしまう。これも「勝ち負けを描いたものではない」という境地に達した監督だからこそ為しえたことなのでしょう。

 戦争の醜さ、不条理といったことも日米双方の視点で平等に描かれていることにも気づきます。日本側に「衛生兵を狙え」とか「死んだフリ」とかの卑怯な手口の描写もあれば、投降した兵士を撃ち殺す米兵も描いている。また、軍法会議にもかけないで部下を殺そうとする上官もいれば、玉砕が美徳とされていた当時の精神論に対抗するかのように「命を大切にせよ」と嗜める司令官もいる。そして、「天皇陛下万歳」と士気をあげる一方で、玉砕よりも命が大切、愛国心などよりも家族が大切なのだと栗林や西郷を通して訴えてくるのです。玉砕が美徳じゃないといったことも、手榴弾による自決の映像がグロかったことでわかります。

 戦争の英雄なんていないんだという前作と同様に、栗林中将(渡辺謙)も英雄のようには描かれてなかったし、バロン西(伊原剛)にしても「アメリカ人だって家族を愛する普通の人間なんだ」と訴えているようで、英雄ではありませんでした。また、元憲兵だった清水(加瀬亮)の存在も日本の戦争映画では異色かもしれません。まるで今の北朝鮮のように自由のなかった当時の日本の風潮が一人の新米憲兵の目を通して描かれているのです。

 どちらかというと、人の死によって号泣させる映画ではないのかもしれません。日本軍がとった作戦や戦闘の経過、日本兵たちの様々な思い、手紙を通じて知りえた事実を冷静に受け止め、追悼の念を込めた映画なのです。ずっと流れていた音楽がレクイエムのように聞えてきました・・・

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kossy

2.0うーん、画面が見にくいし、声が聞き取れない…

2018年6月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

単純

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a0064

4.0Amazonでみる。

2018年6月25日
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akkie246

2.0可もあり不可もあり

2018年4月16日
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nkr

4.5写実的な太平洋戦争描写

2018年3月16日
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鑑賞方法:TV地上波

日本軍が後退を余儀なくされる経過などはあまり描写されていないものの、空襲や上陸作戦、夜戦など、ハリウッド映画ならではの迫力シーンとともに、主に日本軍の戦闘員目線でのリアルな葛藤、狂気、絶望がとても丁寧に描かれている。
バンザイ突撃や集団自決なども、アメリカ人からみた正気を失った異国の野蛮人による理解不能な行動としてではなく、あくまで、追い詰められた日本人の視点を保っており、アメリカの価値観や正義を押し付けるような描写でないのは好感がもてた。
いっぽうで馬や犬を通して、往時の戦争や軍人の無差別な容赦の無さをさりげなく浮かび上がらせるなどの小技も冴えている。
それにしても、戦争してはいけないとは言うは易しで、戦争がなかった時代はほとんどなかったことを考えると、よほど知恵を絞らないと戦争を防ぐことはできないのだろう、人類は...
中東や半島情勢をみれば過去のものでもなければ他人事でもない。

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肉ネ~ム

2.0期待どうりよかった!

2017年9月14日
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鑑賞方法:TV地上波

渡辺謙さんの部下を思う気持ちが素晴らしい指揮官ですね!

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atti1970

4.5反戦映画とは何か。

2016年8月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

みんな虫けらのように死んでいった。手榴弾を抱えて、虫けらのように死んでいった。

決して、戦争賛美の映画ではない。
手榴弾で集団自決するシーンは、鳥肌が立った。
実際の戦争では、もっと惨たらしい死が大量に生み出されていたのだろう。「ヒト」から一瞬で「モノ」に変わる惨たらしい死。

「戦争はしてはいけない」ということを、改めて実感させてくれる映画であると思う。
戦争で死んでいった大多数の人は、虫けらのように死んでいった。
その死には何の意味もなかった。

戦争での「意味なき死」を描く映画は、強力な反戦映画になりうる。

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グダール

3.5重く、深く、刻みこむ。

2016年8月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

洋画として見たはずが、蓋を開ければ完全に邦画じゃないか!と感じられた。
それほどにクリント・イーストウッド監督の戦争への偏った意見や思想が反映されず、徹底的に日本側から見た戦争を描いている。
だからこそ日本人の私の心へ深く沁み入る作品となった。

派手さやヒーロー性などエンターテイメントを完全に排除しており、そのリアリティさが逆に理不尽で壮絶な戦争の現実を一層色濃く映し出していた。

是非二部作である「父親たちの星条旗」も見なければならない。

悲痛な感情がこみ上げる事もあれば、ただただ思考を停止させて苦しみをシャットアウトしたくなるような場面もある。
しかし、たった70年前に実際の島で行われていた戦である。
今目の前にある日常が如何にアンバランスな奇跡の上に成り立っているのか思い知らされる。

折角の情報社会。

「知る」「調べる」「考える」

始まる前から負け戦だったこの戦い。
それでも戦争をせざるを得なかった時代背景や政治的な問題。
そのスタートを知り、調べ、考え続ける事こそ当時のような物理的な殺し合いのない「平和」を維持するという事だと思います。

どうか1分1秒でも、アンテナを張り巡らせて。
この時期に鑑賞して良かったです。

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nano-hana

4.0硫黄島2部大作・・

2016年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

クリント・イーストウッド監督による硫黄島2部大作。日米双方からの視点で描いている。アメリカ側の視点から「父親たちの星条旗」日本側の立場から本作品である。硫黄島の過酷な戦い・・太平洋戦争末期に米軍の総攻撃に洞穴を掘って地中から応戦した。日本軍の一兵に嵐の二宮和也。人情味のある栗林中将に渡辺謙。果して硫黄島はどうなるのか!?これ以上はネタバレになるので・・歴史的には硫黄島はアメリカの基地となり日本本土を空襲した。2006年のアメリカ映画。

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亮一君

4.0日本人描写が良い

2016年5月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

外国人監督が撮った映画とは思えない。日米双方の視点から硫黄島の戦い描くという企画であったとしても、ここまで日本人を表現できるのってすごい。間とか空気とか暗黙の了解のような感じは、まったく日本映画のようだった。
二宮君の演技がとてもいい。生き残るためには手段を選ばないというタイプでもないし、どのような状況に陥っても自分の意志を貫くという訳でもない。弱音も吐くし長いものにもまかれる。普通の青年を背伸びせずナチュラルに演じており、時代を超えた物語である事を感じさせないほどの共感を持てた。

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とたすけ

4.0イーストウッド大好きなのでだいたい必ず映画館に見に行きます 映像は...

2016年4月14日
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鑑賞方法:映画館

イーストウッド大好きなのでだいたい必ず映画館に見に行きます 映像は辛かったけど見に行って良かったと思います

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ふうさん