レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

劇場公開日:1990年

解説・あらすじ

メンバー全員が長く鋭いリーゼントにサングラスというスタイルのロックンロールバンド、レニングラード・カウボーイズ。彼らを主演に迎え、フィンランドの鬼才アキ・カウリスマキ監督が放つ、シュールな笑い満載の傑作ロードムービー。最果ての地ツンドラからアメリカツアーにやって来た民族音楽バンド。しかし彼らの音楽は全く受ず、ライブ会場はいつもガラガラ。マネージャーの提案で、彼らはロックンロールバンドへと大変身する。

1989年製作/78分/フィンランド・スウェーデン合作
原題または英題:Leningrad Cowboys Go America
劇場公開日:1990年

スタッフ・キャスト

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(C)Sputnik OY

映画レビュー

3.5奇抜な見た目だけど、演奏シーンがかっこいい。

2024年12月30日
PCから投稿
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すっかん

4.0犬までリーゼント

2025年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

 全体的な雰囲気は『ブルースブラザース』そのまんまでした。最も違うのは強欲なマネージャー(マッティ・ペロンパー)と搾取される従順なバンドメンバーたちという構図だろうか。当時のソ連は民主化という道を辿ったが、結局庶民は搾取されるだけといったイメージを残してくれた。

 アメリカでロシア民謡は受けないからロックンロールを学べ!てな感じでニューヨークからメキシコへと向かう彼らはカントリー、ラテン音楽やロックを学んでいく。バーやレストランの店主たちからは下手くそだと揶揄されるけど、それほど下手くそではない。マネージャーのウラジミールが彼らにタマネギやセロリなどの野菜しか食べさせなかったので不健康そのもののカウボーイズ。凍死したベーシストをそのまま運んでいるのがシュール。

 いまいちウケなかったレニングラード・カウボーイズだったが、メンバーの一人のいとこと再会したことで「Born To Be Wild」を演奏することになってバンドとして一皮むけた。労働者ではなくロックンローラーに成長した一瞬だった。いとこのボーカルは下手だったけどね・・・その前に「Tequila」でもウケていたんだけど、順序がはっきりしない・・・

 それぞれのシーンを『ブルースブラザース』と比べてみるのも面白いですよ。

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kossy

5.0癖になる面白さ、最高!!

2024年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

髪型がリーゼントより尖っている、それと、靴も尖っている、バンドメンバーとマネージャー皆んな。

バンド名、レニングラード・カーボーイズ。
ツンドラの大地から、カチコチの仲間と共に、アメリカへ向かうが、目的地メキシコになった為、車で向かう。

終始、シュールな映像と愉快な音楽が繰り広げられ、目的地に辿り着いて、また音楽。

面白かった!!

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naomi

4.0ダラダラしてて良い

2024年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

単純

 ツンドラのさっぱり売れないバンド、レニングラードカウボーイズ。強欲なマネージャーの提案でNYに飛び、プロモーターの紹介でメキシコに向かう。車での道中でアメリカ人にうけるために、ロックアンドロールを演奏してみることに。
 観たかった作品。シュールで、ダラダラしてて楽しめました。少し「ブルースブラザース」を思い出す感じ。アキ・カウリスマキ監督と同じ趣向の、ジム・ジャームッシュが出演してるのも楽しいです。楽器の種類が多くて人数も多いところは、ホンダシティのCMをやっていた、マッドネスを思い出しました。監督は犬好きかなと調べたら、やっぱり。

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sironabe

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