レオン(1994)のレビュー・感想・評価
全178件中、21~40件目を表示
あ、男がレオンね(笑)
おとぎ話みたいな映画
殺し屋が主役なので期待したが、リアリティは無かった。殺し屋なのにジャン・レノの動きが鈍重でアクション期待して観るとイマイチ。また、少女の相手してあげるキャラなので凄腕感は更に薄くなる。凡庸オッサン感が出てる為。この主役であれば殺し屋歴少し浅い設定の方が納得いく。凄腕の殺し屋稼業の割に設定や描写にその説得力が欠けてる為リアリティ薄い。マチルダの出番が多すぎる為、本作で一番描きたいテーマは美少女との交流なのだろうが、それ以外の部分ももっと練って欲しい。薄っぺらく漫画的な印象。稚拙なストーリーや設定なのに粋がってる感あり微妙な映画。ゲイリー・オールドマンの演技のやりすぎ感もしかり。とにかく主人公と美少女とのふれあいが多い為そこ以外の話の流れが雑になってる感じ。例えば行動が一流の殺し屋とは思えない。甘いというかよく今まで死なずに生きてこれたなと。少女ではなく殺し屋の描写の方に力入れて欲しかった。別の映画になってしまうけど。部屋で2人の仮装大会?みたいなのがだいぶ長い。半分削って少女が死んだ弟への気持ち表す場面とか入れた方がマシでは。中盤位から弟の事完璧忘れてるように感じた為。心理描写ブレてる感ある。まあリュック・ベッソンだから仕方ないかもだが。あとロリコンに嫌悪感ないならレオンと少女のシーン楽しめるのかもしれないが、恋の雰囲気あえて出してる描写が散見される為、そこに違和感覚える人もいるので万人向けじゃない気もするし、少女が終始ウザかった。少女マチルダに萌えるか否かで本作の好き嫌い決まる部分もあるかも。鉢植えは何かあざとくて白けた。最後は少女がトニー殺すのが筋だと感じたが何もせず、鉢植えを学校の庭に植え替えて終了・・。可愛らしい行動で別にいいが、でもラスト甘々で終わったし、そもそも期待してたのとは全然ジャンル違った。少女趣味的なのも感じる映画。リュック・ベッソン作品やはり苦手だと実感。
いい仕事をしたければ、プロに頼め。
日本でリメイクするなら荒川良々と芋生悠でお願いしたい
いい映画って、どの場面から見てもすぐに引き込まれてしまう。
レオンはそんな映画のひとつ。
ナタリー・ポートマンはこのデビュー作について、「現在では不適切な作品」と言ったらしいが、それは中年男と12歳の少女の関係を現在のコンプラが許さないからであろう。
約110分のDVDを観る限り、レオンがマチルダに性的にアディクトする場面はないし、匿ったあと部屋を出ていくように促す。
なにより牛乳だけで酒も飲まず、イタリアからニューヨークに流れてきたちょっと人の良すぎる文盲の殺し屋と家族を皆殺しにされ、匿ってくれと冷静に隣人を頼った利発な12歳の美少女の立場は程なく逆転する。
殺し屋になって弟の仇を討ちたいと願うマチルダに応え、レオンはわざわざトニーからライフルを借りてきて本気で狙撃を教える。大人が子供にしてはいけないことに決まっている。
マチルダはレオンに読み書きを教えたから、悪徳刑事のスタンの事務所に行くと書いた置き手紙を読んで助けに行けるのである。ホテルの記帳でマチルダが機転を効かせる場面は「愛を読むひと」のメニューの字が読めないケイト・ウィンスレットを思い出してしまった。
そして、レオンはトニーに預けていた金をもしもの時にはマチルダの為に役立てたいと考えるようになる。トニーはレオンの金を猫ババしている気がする。
ストイックで金で女を買うようなこともしないレオン。ジャン・レノの顔はどこかマヌケで変なおじさんである。だからこそいい。
そして、ナタリーのボブヘアーがたまらない。頭のかたちが前後に長いからとても素敵。顔は大人びているが、足もほっそりしていて、12歳よりもさらに幼くみえる。その点、「タクシードライバー」のトラビィスが13歳のジョディー・フォスター扮する娼婦に対して揺れ動くキモチとは明らかに次元が違うものである。
でなければ、こんなに泣けない。
究極の状況で巡りあった究極の愛のカタチに涙するのだ。
ちなみに私には娘はいない。生意気だろうと素直だろうと、機転がきこうが、気が利かなかろうが、いないのだからしょうがないのである。
そしてたまにジャン・レノのレオンスタイルを真似して街に出かける。
となりにウサギのぬいぐるみと観葉植物の鉢を抱えたおかっぱヘアーの女の子が歩いていたらサイコーである。
しかし牛乳が苦手。たくさん飲むとおなかがぎゅるぎゅるしてしまう。これだけは真似できない。
レオンのリメイク映画は作られないと思うが、もし日本でリメイクドラマを作るなら、荒川良々と芋生悠でお願いしたい。
やっぱり切ない
人生はつらいさ
この言葉にこの作品における意味が集約されていると感じました。
殺し屋で、余り感情を出さず、観葉植物が唯一無二の友人である主人公レオンと
家族に虐待を受け、麻薬捜査官にこちらも唯一の話し相手である弟を殺されたマチルダが互いに心の傷を分かち合いながら、絆と愛を深めていく物語。
人間、生きていくのが辛く、時に絶望するときもある。
それでも、互いに心を温め合い、優しさに触れたとき、
自分自身が変われるし、その人も変われる。
レオンとマチルダの劇中の交流をみて、私はそんな事を感じました。
主演のジャン・レノの渋さとダンディーな演技も魅力でしたが、
マチルダ役のナタリー・ポートマンのどこかいたずらっぽくもあり、そして、儚げな雰囲気も印象的でした。
さすが名作なのな
遅ればせながら鑑賞しました
ナタリー・ポートマンの色気と可愛さがすごいね。ジャン・レノはそんなに幅広く演技できる人じゃないと思うけど今回は頑張ってました。
ゲーリー・オールドマンは救いようのないほどの悪者。本当の悪役だった。
殺し屋と少女の関係をロリコンとかいう人いるけどそれは違うんじゃないかな。信頼しあった中で愛を超えたものだと思うよ。
いい作品でした。レオンを生き残らせてあげたかったけどラストは身を挺してまで復讐を果たしたということでよかったんじゃないですかね。
美しい映画、、
人生一番映画やん
いや有名なのしってた㌔〜〜〜 こんなおもしろいと思わんやん 爆泣きやん ジャンレノがあまりにカッコ良すぎる、あたしこの時代に生まれてたらジャンレノリアコなってた自信あるョ、普通に(笑)ふたりが心通わせあってく過程があまりにすきすぎるの ずっと幸せな日常を過ごして欲しかったよう 最後レオン死んで欲しくなさすぎて号泣しながら祈ってた そんな風に思えるくらい2人の関係性が伝わってくるの
ジャンレノ演じるハードボイルドで純朴な殺し屋の無双感とナタリーポートマン演じる少女との絆
90年代の不朽の名作の1つでもある本作。
舞台はニューヨークマンハッタンのイタリア人街
女と子供以外は殺さないという矜持を持つ孤独な殺し屋レオンは
隣の部屋に住む顔見知りの少女マチルダの家族が悪徳警官たちに皆殺しにされたところから物語は始まる。
マチルダはレオンに命を助けられるが、
愛する弟を殺された敵討ちをしたいとレオンに懇願。
いつしかレオンはマチルダに「暗殺」のレクチャーを始める。
孤独に生きてきた脛に傷持つおじさんはそんなマチルダに振り回されながらもなぜか放ってはおけず、いつしか「親心」のようなものが芽生え、自分にできるのはこれくらいしかないと言わんばかりに「殺し屋」としてのスキルを教えながら次第に彼女に対して心を開くようになる。
一方、恵まれない家庭環境から大人を信じられず、また前述の事件で追い打ちをかけられるように絶望の淵にいたティーンエージャーはレオンに対して復讐を助けてほしいという願いとともに少女ならではの背伸びした淡い「恋心」に似た感情を抱き、彼に思慕を寄せる。
この物語の結末は何とも言えなかった。
刺し違える形で敵討ちには成功するものの、その相手は今までレオン自身が請け負ってきた「殺し」の依頼主だったという皮肉。
はっきりと描写こそされてないものの「暗殺」の仲介屋であるトニーが二人を売ってしまったのではないかという疑惑等々
圧倒的な強さを誇るレオンを取り巻く環境はとても救いのないものだったということをを感じ取れた。
マチルダとこうして関わるまでは。
しかし、レオンの死後、学校へと逃れたマチルダがレオンの昔からの「友人」である観葉植物を
鉢植えから日の当たる学校の校庭に植えた描写はとてもよかった。
それはまさに孤独に歩んできた男がやっと根を下ろし、いろいろな意味で一筋の光があたった瞬間だったのだ。
タイトルなし
名作と聞きつけ視聴
マチルダを可哀想な子供と見るか、とんでもないクソガキと見るかで評価が変わる作品。私は後者でした。
可哀想な子供として見る事が出来たらば、話は天真爛漫な子供が悪人の凍り付いた心を溶かすと簡潔明確でしょう。しかし人殺しを喜々として手伝う様な子にそこ役目は無理がある。
フィクションに下らない倫理観を持ち込んでいるのではありません。この映画は細かい場面での登場人物達の言動がどうも設定に対して少しだけ不自然なのです。この「少しだけ」というのが味噌で、普通そうはしないので共感出来ず、言う程有り得なくもないので驚きもせず、絶妙な塩梅で感情が揺さぶられない。少なくとも私が無口な殺し屋だとしたら隠れて煙草吸ってる様な子供に声掛けられたところでわざわざ振り返ってやるとは思えません。部屋に銃を大量に置いてある事に関しても「刑事をやってる」だとかいくらでも言いくるめられるでしょう。
心理や動機の掘り下げが不十分で、そこに味わいや感慨深さを見出す方はそれなりに居るだろうなと観てて何となく分かりますが、展開が進む毎に「えっそうなるんですか」と思い続けてたらエンディング曲が流れ始めた。
全178件中、21~40件目を表示