リバー・ランズ・スルー・イット

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「普通の人々」で監督としても高い評価を得た名優ロバート・レッドフォードが、ブラッド・ピットを主演に迎えて描いたヒューマンドラマ。20世紀初頭のモンタナの壮大な自然を背景に、フライ・フィッシングを通して交流する家族の絆とそれぞれの葛藤を描く。厳格な牧師の家庭で育てられた、真面目な兄ノーマンと自由奔放な弟ポール。父に習ったフライ・フィッシングで結ばれる2人は、やがてそれぞれの道を歩み始めるが……。

1992年製作/124分/アメリカ
原題:A River Runs Through It
配給:東宝東和
劇場公開日:1993年9月4日

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写真:AFLO

映画レビュー

2.0モンタナの大自然が美しい

2024年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ブラッド・ピットも美しい。

だが、物語は冗長で退屈だ。まあ色々分かるよ。これこれこういうことを言いたいのかなぁと考えながら見るよ。最近90年代の若者ヒューマンドラマ系にハマって漁ってみたけど、同年代の他の作品と比べてもかなり上級者向けなのか、自分には退屈すぎ、長く長く感じた。こちとらこれを読み取っていい映画だなぁと思えるほど人間はできてないようだ。

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マルボロマン

4.0美しい

2024年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

萌える

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ゆい

4.5自然は変わらず

2024年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

美しいモンタナの大自然が印象的です。
兄弟が川に石を投げ続けるシーンは、子供の頃を思い出す。
意味もなく石を投げるのが楽しかったな。
家族も人の生き方も様々、様々に生きて死んでいく。
自然は変わらず、川はいつまでも同じように流れ続ける。

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koji

4.0人生とは関わりなく、大河は滔々(とうとう)と流れる。

2024年4月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

親子二代にわたってフィッシングを趣味としてきたマクリーン家にも人生の荒波は容赦なく押し寄せ、その平和で幸せな日々を押し流してもしまいますが、そういうマクリーン一家の運命の浮沈の合間も、本作の題名その通りに、大河は滔々と流れ続けていたことに、評論子は、深い感銘を覚えました。

思い起こしてみれば、いろいろな出来事がありました。評論子の人生にも。
順風満帆で幸せに浸っていたこともありますし、「どん底」(?)に落ち込んでいたこともありました。しかし、そんな時も、大河は滔々と流れ、自然は悠久の時を刻んでいたのですね。
ちっぽけな人間の人生の浮沈には、そしてまた、更にまたちっぽけな人々の主観的な思い入れとは、まったく何の関わりもなく。

そういう自然の営みというものの「雄大さ」「偉大さ」、そして「懐の深さ」というものか身に染みると同時に、顧(かえり)みると、自分の悩み、苦しみ、悲しみは、その雄大に比較すれば、当時の主観的な想いとは裏腹に、取るに足らない些事であったようにも思えてきます。
自然(滔々と流れる大河、悠久に流れる時)の中では、人間の主観的な思惑など、取るに足らない、ほんの小さな出来事に過ぎないのでしょう。

そういう意味では、静かに、静かに、ほんとうに静かに―そして、そうは明確に意識はしていなくても―これも、観終わって、勇気がもらえた一本になりました。評論子には。

本作は、午前十時の映画祭13で鑑賞した一本になります。
いつも利用するレンタル店には在庫があることを承知していましたし、何よりテレビ放送からの録画(NHKなのでノー・カット)が手持ちにあることも承知していましたけれども。
それでも、映画館の大画面と良い音で鑑賞することができて、良かった作品だったと思います。

秀作であったと思います。

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talkie