遊星からの物体X

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劇場公開日:

遊星からの物体X

解説

「ハロウィン」「ニューヨーク1997」などで知られるジョン・カーペンター監督が、ハワード・ホークス製作の古典的名作「遊星よりの物体X」をリメイクしたSFホラー。極寒の南極観測基地という閉ざされた空間を舞台に、宇宙から飛来した生命体に襲われる観測隊員たちの恐怖を描いた。南極の大雪原。一匹の犬がアメリカの観測隊基地に現れるが、犬の正体は10万年前に宇宙から飛来し、氷の下で眠っていた生命体だった。生命体は接触した生物に同化する能力をもっており、次々と観測隊員に姿を変えていく。このままでは、およそ2万7000時間で地球上の全人類が同化されるということがわかり、基地は通信手段、交通手段を断って孤立。そんな状況下で、隊員たちは次第に相手が生命体に同化されているのではないかと疑心暗鬼に包まれていく。2018年10月にデジタルリマスター版でリバイバル公開。

1982年製作/109分/PG12/アメリカ
原題または英題:The Thing
配給:アーク・フィルムズ、boid
劇場公開日:2018年10月19日

その他の公開日:1982年11月(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.5有名なので観てみたら・・・。

2025年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

面白い映画として良くおすすめ等で出てくるので観てみました。
漫画の寄生獣はコレを参考にしたのかと思いました、いろいろあるが生物からの変容する形等も似てて今の時代なら炎上しそう。
内容は面白かった。

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はまぐりの短い感想文

4.0怪奇SF映画の傑作

2025年2月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

本当に昔話になるんだけどマ王がまだ中学3年生の頃、中部地区にはトップカメラという家電量販店があったのよ😁
ソコの名古屋栄店の8階にはマ王憧れのホームシアターがあり、店内である程度の買い物をするとホームシアター内で公開されてる映画が観れたのね✨
当時の最高記録媒体であるレーザーディスクと最新プロジェクターによる大画面、ボディソニックを含めた大音響システムで下手な映画館よりも迫力があったのを覚えている🤔
んで、トップカメラで鑑賞した映画は「フットルース」と本作「遊星からの物体X」だった😆
その頃に仲の良かった友人と本作を観たんだけど、友人がホラー系は苦手なのを知らず音響効果も相俟って相当に震え上がってたのを憶えている🤣

ジョン・カーペンター監督とカート・ラッセルのコンビでSF映画なワケだからして内容は最高に面白い👍←マ王感覚でね
全編通して安心する暇を与えない脚本により誰が宇宙人に乗っ取られたのかという疑心暗鬼が最後まで続くのと、クリーチャーの造形が今まで観てきた映画のモノとは明らかに違ってて不気味に感じた記憶があるが、何よりトップカメラが店舗をミニシアター風に改造してまで拘ったボディソニックシステムが凄かったのもあり、音でビビらされたのは今作が初めてだった気がする😬
また、内容をあまり知らずに鑑賞に挑んだのもありマ王は大満足で帰途についたが友人は帰りの地下鉄で顔色真っ青だった😂
気の毒な友人は兎も角(マ王は責任を感じてない)ホラー好きでなくても一度は鑑賞を薦めます🫵
グロ猫写も去ることながら状況でハラハラさせる名作なので是非🥳

後に「〜ファースト・コンタクト」なる前日譚が公開されたが、CGガリガリの演出は興醒め⤵️
やはりリアルに魅せてこその映画であるを痛感しました🥸
近年において映画のCG離れが目立つ😳
映画業界が観客を騙す手法に限界を感じているならソレはソレで嬉しい話だ🎉

映画館での鑑賞オススメ度★★★★★(大音響推奨)
グチャドロクリーチャー度★★★★★
友人とはその後ホラー映画は観てない度★★★★★(スマナイ)

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マ王

4.5CG誕生前の特殊撮影、クリーチャーのデザインと造形は一見の価値あり!

2024年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

目黒シネマさんが4Kレーザープロジェクターを新規導入。
導入記念(2024年9月15日~10月12日)としてジョン・カーペンター監督作『ザ・フォッグ(The Fog)』(1980)、『遊星からの物体X(The Thing)』(1982)の4Kレストア版を上映、しかも鑑賞ポイントも2倍でお得。

『遊星からの物体X(The Thing)』(1982)
1951年に公開されたハワード・ホークス監督作品のリメイク。
『エイリアン』(1979)の大ヒットを受けての制作と思われますが、こちらも南極観測所の隔離された空間でのソリッド・シチュエーション・ホラー展開は甲乙つけがたいですね。
CG誕生はるか前の特殊撮影、とくにクリーチャーのデザイン、造形、観客の想像を超える動きは『エイリアン』のフェイスハガーのような世間的認知はありませんが、インパクトは十二分、まさに異世界で進化し続ける「物体X」感があり、若きロブ・ボッティンの面目躍如ですね。登場人物も年齢も人種もバラバラな男だらけ、お互い疑心暗鬼の緊張感あるストーリーも良いですね。エンニオ・モリコーネ氏の音楽もマカロニ・ウエスタンのような派手さはありませんが南極大陸の静まり返った空気を見事、表現してましたね。

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矢萩久登

4.00217 頭から足が生えてくるシーンはグロさ世界一

2024年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1982年公開
血も生きてるんやで、あいつは。
見せたるわ、ほりゃ。
何も起こりまへんな。あんた殺人者やで。
いや、みんな試しましょう(堂々と続ける)
ほりゃ、ヒエー!

エンニオモリコーネの曲に乗って
何故か犬を殺そうとするノルウェー南極越冬隊。
全滅する犬たちを見て唖然とするアメリカ隊。

AEDを押し付ける→陥没する→牙に変わる
→腕を噛む→手首ちぎられる→火炎放射器浴びせる
→燃え盛り首が落ちる→顔が逆さまになる
→頭から足生える→歩き出す
ちょっと待て。こんなシナリオ考えた奴連れてこい!
私が頭の中を覗いてやる。

冒頭に記したシーンでも
押し寄せる緊張感と一瞬気を許した時
正体を現す外星人。
真剣に椅子からずり落ちました。
相当間合いが計算されつくされているね。

さあ残ったのは俺とお前。
どっちが悪者か?
答えを出さないまま映画は終了。
ジョンカーペンター素晴らしい!
80点

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NWFchamp1973

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