メリー・ポピンズのレビュー・感想・評価
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アニメーションとの融合が凄い
見事なエンターテイメント作品。
聴いたことのある曲の数々。
ジュリー・アンドリュースの美声も良い(^^)b
中盤のアニメーションとの融合シーンも見事。
今は何でもCGで出来ちゃうけど、コレはコレで良くできてる(^^)b
木馬の棒が、地面を削ってるあたりも、なかなか芸が細かい。
ミュージカルシーンのダンスも楽しい(^^)b
ディック・ヴァン・ダイクのコミカルな仕草も良い。
ホントに見事なミュージカル作品。
ディズニーのチャレンジャーとしての野心作?、それともファミリー映画の傑作か??
子供の頃、親が休みの日に、私の手を引いて連れて行ってくれた思い出の映画であった。
しかし、部分的な処はぼんやりとは憶えているものの全体像を思い出す事は出来ない。
そこで今回改めて観ると何だか面白味に欠けてしまう作品だった。
それは、きっと自分が子供心を失ったためなのだろうか?
50年前に、ウォルト・ディズニーは自分の子供との約束を果たすために、子供が大好きだったお話を映画化すると言う親子の約束を守るために出来た、思い入れの深い作品だった事を初めて知った。
そんな、思い入れの有る作品を制作したと言うその事自体を描いた「」のお話の方が、今の私には面白い作品である。
50年前の作品と言えば、90分から100分位の作品が多い中で、正にこの映画は長編だ。
子供は飽きることなく、ジュリー・アンドリュースの素晴らしい歌声に感動し、また街の大道芸人の奇想天外なマジックをアニメとの合成で夢の世界に観客を運び入れる。
是が50年以上前の事なのだから、きっと人々は目を奪われ楽しんだのに違いない。
アニメとミュージカルを組み合わせると言うこの、新しい映画のスタイルこそ、その後の数々のディズニー映画の名作の原型を成すものとして記念すべき実験的作品だったと言っても過言ではない作品だ。
ストーリーは、銀行勤務の厳しい父親に育てられている幼いジェーンとマイケル姉弟は、日々口喧しい父親の厳しさから逃れて、楽しく遊んで暮らしたいと願っても中々彼らの夢は叶わない。
そんな彼らが、親に代わって自分達の面倒をみてくれる子守のベビーシッターの求人広告を自らの希望のタイプを記してみると、あれよあれよと、不思議な事に天から、メリーポピンズのナニーが彼らの元にやって来ると言うお馴染のお話だ。
そして家族や、街の人々をも巻き込み楽しい日々を送ると言うもの。
やはりここには、自分の人生は自分で切り開いて、問題解決へと向かう努力をする事で、
必ず願いは叶えられるので、勇気と希望と夢を胸に、前進しようと言うディズニーの夢のマジック哲学が息付いているからこそ、制作された当時は、子供ばかりでは無く、大人も楽しんで観にいったのだろう。
リチャード、そしてロバートシャーマン兄弟の手に因って、この映画は名曲を世に送り出し、アカデミー音楽賞を確か受賞していたと思う。しかし、この作品に続いてあの名作「サウンド・オブ・ミュージック」が出来るのだから、この作品は映画史に残る立派な作品だ。
往年の名作ミュージカルですが・・・
この映画は、きっとミュージカル好きな方が見れば物凄い傑作なんだろうなとは思ったのですが、あまりミュージカルに造詣が深くない私レベルでは程々の良作ぐらいにしか感じれずで、作品ではなく自分自身にガッカリでした・・・。
ここ最近のミュージカル映画を見て意外と私もミュージカル好きなのかもと錯覚しつつあったので、自分自身を知る上では有意義な鑑賞になりましたけど。
まあ基本的には往年の名作と言われているだけあっていい映画だなとは感じたのですが、童心に帰って心の底から楽しめていたかと言われると、そこまで心踊る感情には至っておらずで・・・。
肝心の歌っているシーンや踊っているシーンの、いわゆるミュージカルの見せ場と言われるようなシーンが、妙に長く感じられてしまったんですよね。
と言いつつも、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」(←長!)や「チム・チム・チェリー」は未だ耳から離れず、妙にクセになっている自分もそこにいたりはするのですが。
とりあえず、この映画が放つメッセージ性の素晴らしさに関してはまさしく賞賛に値する内容だったと思いました。
相手を思いやる気持ち、ほんの少しの優しさがどれだけ大事なことなのか、この家族を見ていたら思わずハッとさせられましたよ。
コミカルだけど妙にシニカル、なるほど名作と語り継がれているのも思わず納得のメッセージ性でした。
子供の教育よりも、お父さんの教育に最適な映画ですね。
それにしてもお父さん役の方、本当にいい味出してましたね。
それと、メリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースの美しさと言ったらもう・・・。
でも、映画そのものよりも、ジュリーの美しさで満足感を満たしている自分が本当に情けない。
年末年始に見るとよい
魔法が使えるおねえさんと過ごす3~4日の話だったのだが、特に教育的に何かを教えるというような感じが一切なく、ただ気の向くままに家に上がり込んで子供と勝手に遊んでいる感じがよかった。子供そっちのけで遊んでいるような節もあり、何を考えているのかよく分からなかった。
お父さんが、会社を首になる時に花をむしられて、傘を壊され、帽子に穴をあけるというのがひどくてよかった。じいさんが一番の原因であったのにひどい扱いだった。そして特に結末で、金が悪いという短絡的な結論でもないところもよかった。
歌と踊りが楽しくて、特に煙突掃除人たちが屋根で歌い踊っている様子がアクロバチックで、まるでルパン三世のようだった。
子供の顔がしわしわであんまりかわいくなかった。路上パフォーマーのおにいさんが井上順に似ていた。特撮や合成が素晴らしかった。
午前十時の映画祭で見たのだが、今年は年末年始らしい豪華で派手な映画が、『レ・ミゼラブル』や『バーレスク』のようなのがなく寂しく思っていたので、見れて良かった。
やっぱり名作!
まさかこの傑作を大スクリーンでまた観れるなんて。感激。
お話も素晴らしいけど、チムチムチェリー等の楽曲の素晴らしさ、おまけにアニメとの見事な融合などなど、全てが素晴らしい。
ジュリーアンドリュースの歌もいつきいても素晴らしい。
サウンドオブミュージックとは一味違う傑作だけど二年連続でこんな上質なミュージカルの主演やったんだからやっぱりジュリーってすごいですよね。
子供の意見は一切無視の厳格な父と、女性人権活動に夢中だけど子供の意見はしっかり聞いてあげようとする母、メリーポピンズのおかげで家族って何が大切か教えてくれます。
ラストのメリーポピンズの嬉し哀しい表情がこの作品の全てを表してますね。必見!
古典的名作
新・午前十時の映画祭でやっていたので。
ミュージカル映画における不朽の名作のひとつ。
実写とアニメーションの共演は、当時としては最先端で、役者の演技ともマッチして違和感を感じさせない。
教育的示唆も含んだコメディで、ストーリーも安定感抜群。
ディズニーらしいディズニー映画である。
ただまあ、21世紀の現在に求められている映画ではない。
オールタイムベスト的な評価で☆4だが、映画好きでもなければ時間があれば見てもいいんじゃない、な感じ。
古き良き健全映画
総合:55点
ストーリー: 65
キャスト: 65
演出: 45
ビジュアル: 50
音楽: 70
ミュージカルの古き良き時代の名作である。物語は健全なだけでなく教訓も含んでおり、親子で安心して見られるだろう。
しかしどうも物語もセットも演出も時代を感じてしまって、子供の時に初めて見た時から私の趣味ではありませんでした。物語は正統派で健全すぎるし、建物や町並みのセットはいかにも作り物感がいっぱいだし、音楽や踊りもいまどきこれはなあという感じです。私がミュージカルが嫌いなので余計にそう思います。でも私の好みでないだけで、円満な家庭人にはいい映画なんだと思います。
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