まあだだよ

劇場公開日:1993年4月17日

解説・あらすじ

黒澤明監督が敬愛する随筆家・内田百閒と教え子たちの交流を、ほのぼのとしたタッチで描いた監督83才の遺作となった作品。作家活動に専念するために教師を退職する百閒先生。しかし教え子たちは百閒先生の家を訪れるようになる。先生の家を舞台に、先生と教え子を巡る様々なエピソードが人情味豊かに綴られていく。先生の誕生会での「もういいかい(死んだかい)?」「まあだだよ」との『かくれんぼ』の台詞そのままに、叙情詩のような情景を織りまぜた、黒澤監督得意のヒューマンドラマ。

1993年製作/134分/日本
配給:大映
劇場公開日:1993年4月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第17回 日本アカデミー賞(1994年)

受賞

助演女優賞 香川京子

ノミネート

主演男優賞 松村達雄
助演男優賞 所ジョージ
音楽賞 池辺晋一郎
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映画レビュー

4.5 豊かな心の有り様に温かくなり、いい映画を観たと実感

2026年1月19日
PCから投稿

人生の“師”がいる
囲む教子達がいる

物語全体に
ユーモアも
笑いもある
演出もある

恩師に対する生徒の姿勢
そこに尊敬と信頼を感じ
先生の迷台詞に感銘する

こういう人との出会いは
人生を豊かにしてくれる

すさんだ日本の姿の時代
そこでの“夢”の様な物語に
監督の思いの深さを見た。

さりげなく、さりげない
奥さんの立ち位置も素敵。

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星組

4.0 ある種のファンタジーとなった景色

2026年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

内田百閒とそれを慕う教え子たち。
いい年して学生時代の気分に戻り、ふざける教え子たちとそれを許す先生。
既に教職を引退し、戦時戦後の苦境の中で教え子たちに甘える先生とそれが嬉しい教え子。
緩さとユーモアの一方で、善性がほほえましく、心温かいシーンが積み重なっていく。
現代では失われたホモソーシャルな関係性はある種のファンタジーな景色で見知らぬはずの懐かしさが感じられた。

最初こそこの作品を知らずに見始め、おじさんたちの内輪ノリと思っていたのだけど、いつしか集中して視聴していた。
何かドラマチックなことが起こるわけでもないが、惹きつけられるものがあった。

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昭和ヒヨコッコ砲

4.5 みんないい人

2025年2月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最近の映画ではみられない。黒沢らしくない作品。一途な弟子たち、献身な妻。説教くさい話にも一心に耳を傾ける。役者たちの芸もすごい。松村辰雄の演技だけでも一見の価値。

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K3

5.0 黒澤監督の作品の中でも

Mさん
2022年10月2日
Androidアプリから投稿

「生きる」と並んで好きな作品。内田百閒さんの話らしい。

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M