「「絶望と救い」天使の眼差しによるドキュメンタリー映画」ベルリン・天使の詩 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
「絶望と救い」天使の眼差しによるドキュメンタリー映画
ベルリンにいる
街の天使たち。
人は迷い悦び挫折し生きる
天使はその内なる声を聞き
人の世を知ってゆく。
痛切な思い
ヴェンダース監督演出
モノクロ映像に心が宿り
絶望と希望が語られる。
天使を必要としたベルリン
語ることを必要とした人々
触れられて温もりを感じる
光を感じた天使の選択
彼は心の声に誘われたのだ。
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映画は1980年代後半、東西に別れた都市の姿、その時代背景に生きる人々と、戦争による傷跡を見ることができる。同じ空爆の有った日本はバブル真っ只中、どの都市も裕福で華やかな毎日を送っていた。分断された国ドイツ、分断されたベルリン市民の心の中に存在する“壁”は現実であり、それを打ち砕くことは、本当の自由への希望であったはず。
映画で表される彼らの心の声、それを聞くことの出来る天使の存在は”救い”温かみであり優しさでもある。恐らくヴェンダース監督の”必要であった”この発想は、他人に対する思いやりから来ているのでは無いかと思う。
静かな眼差しを持った人
光を知る人だと思う。
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