フェーム

劇場公開日:

解説

ニューヨークのマンハッタンにある芸術学校。ここでは、俳優、ミュージシャン、ダンサーとして成功することを夢見るたくさんの若者たちが、青春の日々を送っていた。夢に向かって奮闘する彼らの姿をドキュメンタリー・タッチで生き生きと描いた青春群像劇。監督は「ミッドナイト・エクスプレス」の名匠アラン・パーカー。大人気を呼んだ本作は、後に「フェーム/青春の旅立ち」というタイトルでテレビシリーズ化されている。

1980年製作/133分/アメリカ
原題または英題:Fame
劇場公開日:1980年12月

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第53回 アカデミー賞(1981年)

受賞

作曲賞 マイケル・ゴア
主題歌賞

ノミネート

脚本賞 クリストファー・ゴア
編集賞 ジェリー・ハンブリング
音響賞  
主題歌賞

第38回 ゴールデングローブ賞(1981年)

受賞

最優秀主題歌賞

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) アイリーン・キャラ
最優秀作曲賞 マイケル・ゴア
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映画レビュー

音楽でもっと押して

2024年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 公開時以来、44年ぶりのスクリーン再見。マンハッタンの芸能学校で名声の獲得を夢見る若者たちの群像劇です。

 ふむ、やはり当時と同じ感想でした。物語は「群像劇」と言うより「散漫」に感じました。それぞれの登場人物への踏み込みを中途半端な所で止めてしまわず、青春の残酷さもグッサリ描き切るべきだったのではないでしょうか。

 また、ミュージカルと言う程に音楽を押す訳ではないやや中途半端な構成もモヤモヤ感を残しました。

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La Strada

3.0ハイ・スクールはダンステリア

2024年7月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

誰が主人公というのでもなく、芸術系の学校に集う若者たちの群像をコラージュのように描いていく。短いカットで繋いでいくテンポが小気味いい。
ん十年ぶりの再見なので、ディテールは覚えていなかった。おそらく「ラ・ラ・ランド」に引用されたと覚しき道路上のパフォーマンスが有名だが、白眉は突然巻き起こる食堂のジャムセッション。ここは本当にワクワクする。
出演者たちは現実にはショー・ビジネス界でサクセスストーリーを歩むとは行かなかったようで、その辺は複雑な思いが残る。メグ・ティリーの名前もあるが(結構好きな女優だった)、どこに出ているかわからなかった。
監督もアイリーン・キャラやその他の出演者も既に亡くなっている人が多い。「午前十時の映画祭」を見るというのは、ある意味点鬼簿の頁をめくっていくような面もある。

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梨剥く侍

3.0Oh NY! 人種のるつぼ、エネルギーのるつぼ、そして若いってスバラシイね!

2024年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「午前十時の映画祭」で鑑賞。

お話に大きな起伏がないので、ちょっと集中しづらかったけど、退屈するということはなかった。
ストーリーらしいストーリーがないのがかえってよかったのか、夢を追う若者たちの日常(その日常は我々のそれとはかなりちがうものだけれど)がリアルに生々しく迫ってきた。それからニューヨークの濃厚な雰囲気もじゅうぶんに味わえた(行ったことないけど)。
とにかくいろんな意味で濃い映画。なんかこってりしたものを食べ過ぎたような気分になっちゃいました。

ひとつ気になったのは、あの痛々しいアイリーン・キャラのヌードシーン。あそこまで脱ぐ必要があったのかなと思います。

まあそれにしてもニューヨークってすごい街だな。人種のるつぼ、エネルギーのるつぼ……。そして若いってスバラシイね!

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peke

3.5若さって、劇薬だ

2024年7月27日
iPhoneアプリから投稿

午前十時の映画祭にて鑑賞。
若者の何者かになることを夢見る姿と、それに対する現実とのギャップに苦悩する姿は誰しもが通ってきた景色だ。だからこそ彼らが眩しく、微笑ましく、そして羨ましい。
ミュージカルシーンでは十代のエネルギーに溢れている。

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ななな