ピンク・フロイド ザ・ウォール

劇場公開日:

ピンク・フロイド ザ・ウォール

解説

ピンク・フロイドの大ヒットアルバム「ザ・ウォール」の世界を、「ミッドナイト・エクスプレス」のアラン・パーカー監督が映像化した作品。脚本を担当するのは同バンドの中心メンバーであるロジャー・ウォーターズ。孤独と絶望にうちひしがれ、心の中につくりあげた壁にすがりながら狂気に溺れていくロックスターの姿を、幻想的で強烈な映像と音楽で描く。主演は本作で映画デビューを果たした、ミュージシャンのボブ・ゲルドフ。

1982年製作/95分/イギリス
原題または英題:Pink Floyd The Wall
配給:アダンソニア
劇場公開日:2011年11月26日

その他の公開日:1983年10月(日本初公開)、2002年4月26日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)2011 Warner Bros Pictures

映画レビュー

3.0プロモーションビデオ

2018年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 自分の中では、「ザ・ウォール」の前にピンク・フロイドは終わっていた。逸話として、コンサートが始まり、背景の壁が倒れると裏でメンバーがポーカーをやっていたということで、ミュージシャンというよりパフォーマーといった位置付けにしてしまっていた。だから、音楽的には感動もなく、不可思議な映像のほうが楽しめる。

 アニメをふんだんに取り入れ、壁を壊すナチスみたいな指導者が登場したり、面白い映像の合間にセックスシーンがフラッシュのごとく散りばめられ、うまく妄想の世界を作り上げている。でも、序盤のピンクの父親が戦死するシーンと子供時代の妄想が一番良かった。人間は壁の中のレンガだなんてメッセージがいい。徐々にプロモーションビデオのようなこじんまりしたイメージになってしまったところが残念。

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kossy

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