PicNic
劇場公開日:1996年6月15日
解説
精神病院へ入院することになったココは、そこでツムジとサトルに出会う。規則で塀の向こうに行けない彼らだったが、塀の上を歩いて3人で世界の終わりを見に行くことにする。監督は「Love Letter」の岩井俊二、主演は歌手のCharaと浅野忠信。本作をきっかけに知り合い、のちに結婚するCharaと浅野の仲に気づいた岩井監督が、3人が中心のストーリーから、2人の演じるココとツムジのラブストーリーへと変更した。
1995年製作/68分/日本
配給:日本ヘラルド映画
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
3.5無
視覚的にただただ面白い作品でした。
物語多少乱雑なとこもありましたが、それが新鮮と言うか若さというかが表れていて、そこまで気にせずスラスラ頭に入ってきました。
あとは服装などが格好良かった。
2022年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ー 精神病院へ入院することになったココ(CHARA)は、そこでツムジ(浅野忠信)とサトルに出会う。
病院の規則で塀の向こうに行けない彼らは、塀の上を只管に歩く。
そして、サトルは途中で堀から落ち、ココとツムジは、教会の牧師から聖書を貰う。ー
・今作から、その後の岩井俊二の世界観は、仄かに伺われる。
・但しツムジが殺した先生のグロテスクさ、観念的な世界観は観る人によっては、受け入れがたいかもしれないな、と思った作品。
・今や、邦画の大家であるが、若き時にはアーティスティックだったのだなあ・・。
・登場人物3人(一人は敢えて名を記さない・・・)のその後の運命を考えると、暗示的な作品でもある。
黒い羽が夕陽を背にひらひらと
夕陽を撃ってもだめだよ。
2021年現在も
世界はまだ終わってはいません。