羊たちの沈黙のレビュー・感想・評価
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25年ぶりに観ました
公開時劇場で観て興奮したのは覚えているのだけれど、25年も経つと細部は相当忘れていました。
しかしやはり名作と言われるものは、時間が経ってもやはり面白い。
「FBI実習生にそこまでさせるか?」など突っ込みどころはあるとは思いますが、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士には「怖いけれど惹かれる」ものがありました。
携帯電話が無い時代の映画の方が面白いと思いました。
「高いブランド物のバックに安物の靴とは、田舎娘丸出しだな」
若くて綺麗で聡明な女性だからできたこと
「高いブランド物のバックに安物の靴とは、田舎娘丸出しだな」
このセリフが一番印象に残った。
最後にひとりで突入する理由も研究生だからで解決するし、
よくありがちな矛盾もクリアされてた。
●うしろ、うしろー。
レクター博士は格別!
一人で突撃はしないだろ
15年ぶりくらいに改めて観ての突っ込みと、
本作品の批評に対して一言。
まず通常、犯人が分かった時点で応援を呼ぶ。
学生捜査官が一人で連続殺人犯を相手に
地下に下りてくことはあり得ない。
ここであまりに映画的で一気に冷めた。
次に作品のタイトルとテーマだが、
「クラリスは養女時代に義父に犯されており、
それを本人が無意識に押し込めてる」という
批評が多いが、映画を見る限りそう思えない。
劇中でレクターのその質問をクラリスは
あっさりと否定している。
原作からはそう解釈できるのかも知れないが、
映画は映画で解釈すべきだ。
あと、クラリスはセックスできないとか、
死んだ父親にしか心を開いてないとか、
どこのシーンから読めるのか理解できない。
同僚の女性と協力しているし、
そんな演出はされていない。
つまり、劣等感と嫉妬心が強い批評家の
思い込みである。
ジョディ・フォスターが完璧過ぎるから
そう思い込みたいのかも知れない。
作品全体としては、犯人の動機が薄っぺらい、
クラリスの羊のトラウマとリンクする訳でも
ない、単なる一つの事件を解決し、
父親の様な存在のクロフォードに認められて
良かったという話。
アメリカ人って本当に父と子の話が好きだ。
しかしクロフォード自体が大して賢く
なさそうに見えるから、それもどうでも良く、
クラリスにも感情移入できず終わってしまう。
公開当時は心理分析を取り入れた刑事ものが
新しかったのだろうが、それだけである。
映画史に残る様な作品ではない。
ラストにわかる題名の意味!
サスペンス、サイコ、スリラー、ホラー、などの雰囲気を凝縮して詰め込まれている。素晴らしかった。映画全編を通して何か引き込まれる感じがする。それはやっぱり悪役人気ランキング1位のハンニバル・レクターでしょう。この人が話を始めた途端に一気に引き込まれる。ホプキンズにしか演じられない役だろう。ストーリーの内容もめちゃくちゃ面白かった。評価されるだけある感じはした。そしてこの作品で一番魅力的なのはカメラワークかなぁと思う。恐怖感が本当によく伝わる。特にレクターを写す時のアップは本当に恐い。ストーリーから演出やキャラクターなど何から何まで良くない点がない。そしてラストにわかる題名の意味。サスペンス映画としては高評価に値できる作品だった。
何度でも見返したくなる
あまりたくさん古典?のホラー?サスペンス映画を見れていませんが本当におもしろい映画
たまに見返したくなります。
レクターと女性警察官見習いの関係とかもなんともいえない心地よさがあります。
この作品がすきすぎて、続編のハンニバルは見ないでおこうとおもうくらいです。
今年観た中で一番の美人
レクター博士に夢中になれた
メモと感想
レクター博士が怖い!
子供の頃はレクター博士がかっこいいなと思い「脱獄劇」と、主人公の「逮捕劇」として面白く観ていたけれど、大人になり見直したら怖かった~!
レクター博士は、食べる目的で殺しているのだと思っていたけれど、見直してみると、殺人の方が目的で、食べるのは記念の乾杯のように思えた。殺した人を摂食して、身に纏うようで怖かった!人間を食べているのに、まるで貴族の狩猟みたい。怒りがあまり見えないのに殺すのが怖い!
大人になって色んな「モンスター」を観るうちに、レクター博士がどうしてモンスターに見えるのか考えるようになったから怖いのかもしれない!学会にいるような知識人で、狡猾さを自分では語らなくて、他人を動かすのが得意。モリアーティ教授が逮捕された後のような怪人だった!
『羊たちの沈黙』を考えながら観えるようになれて嬉しい。
そしてエンディングで「一般人」に混ざってゆく姿が怖かった!面白かった~。
ハンニバル・レクター博士を演じた、アンソニー・ポプキンスに感服しま...
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