羊たちの沈黙のレビュー・感想・評価
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レクター博士は格別!
レクター博士の魅力が凄い。 そして、その魅力が最大限に花開くのは『悪いこと』をしている時である。 ついにクラリスが事件の犯人を追い詰める、という大きな見せ場は、緊張感があって良かった。 しかし、最もわくわくしたシーンは、そこではない。 何よりも、レクター博士が『悪いこと』をしているシーンである。 生き生きと輝くレクター博士。 その華麗さは、今回の事件の犯人とは大違いだ。 まさに格別。 残忍な犯罪者を賛美などしてはいけないのだろう。 しかし、その魅力に飲み込まれる。
一人で突撃はしないだろ
15年ぶりくらいに改めて観ての突っ込みと、
本作品の批評に対して一言。
まず通常、犯人が分かった時点で応援を呼ぶ。
学生捜査官が一人で連続殺人犯を相手に
地下に下りてくことはあり得ない。
ここであまりに映画的で一気に冷めた。
次に作品のタイトルとテーマだが、
「クラリスは養女時代に義父に犯されており、
それを本人が無意識に押し込めてる」という
批評が多いが、映画を見る限りそう思えない。
劇中でレクターのその質問をクラリスは
あっさりと否定している。
原作からはそう解釈できるのかも知れないが、
映画は映画で解釈すべきだ。
あと、クラリスはセックスできないとか、
死んだ父親にしか心を開いてないとか、
どこのシーンから読めるのか理解できない。
同僚の女性と協力しているし、
そんな演出はされていない。
つまり、劣等感と嫉妬心が強い批評家の
思い込みである。
ジョディ・フォスターが完璧過ぎるから
そう思い込みたいのかも知れない。
作品全体としては、犯人の動機が薄っぺらい、
クラリスの羊のトラウマとリンクする訳でも
ない、単なる一つの事件を解決し、
父親の様な存在のクロフォードに認められて
良かったという話。
アメリカ人って本当に父と子の話が好きだ。
しかしクロフォード自体が大して賢く
なさそうに見えるから、それもどうでも良く、
クラリスにも感情移入できず終わってしまう。
公開当時は心理分析を取り入れた刑事ものが
新しかったのだろうが、それだけである。
映画史に残る様な作品ではない。
ラストにわかる題名の意味!
サスペンス、サイコ、スリラー、ホラー、などの雰囲気を凝縮して詰め込まれている。素晴らしかった。映画全編を通して何か引き込まれる感じがする。それはやっぱり悪役人気ランキング1位のハンニバル・レクターでしょう。この人が話を始めた途端に一気に引き込まれる。ホプキンズにしか演じられない役だろう。ストーリーの内容もめちゃくちゃ面白かった。評価されるだけある感じはした。そしてこの作品で一番魅力的なのはカメラワークかなぁと思う。恐怖感が本当によく伝わる。特にレクターを写す時のアップは本当に恐い。ストーリーから演出やキャラクターなど何から何まで良くない点がない。そしてラストにわかる題名の意味。サスペンス映画としては高評価に値できる作品だった。
何度でも見返したくなる
あまりたくさん古典?のホラー?サスペンス映画を見れていませんが本当におもしろい映画
たまに見返したくなります。
レクターと女性警察官見習いの関係とかもなんともいえない心地よさがあります。
この作品がすきすぎて、続編のハンニバルは見ないでおこうとおもうくらいです。
今年観た中で一番の美人
怖いとか、恐ろしいとかよりも何よりも、ジョディフォスターが美しい こんな綺麗な人いるんだな、ってくらい美しい アイズワイドシャットのニコールキッドマンが一番の女優だったけど、それを越えてきた 今度アメリカ行ったらこんな綺麗な人と会話したい
レクター博士に夢中になれた
メモと感想
レクター博士が怖い!
子供の頃はレクター博士がかっこいいなと思い「脱獄劇」と、主人公の「逮捕劇」として面白く観ていたけれど、大人になり見直したら怖かった~!
レクター博士は、食べる目的で殺しているのだと思っていたけれど、見直してみると、殺人の方が目的で、食べるのは記念の乾杯のように思えた。殺した人を摂食して、身に纏うようで怖かった!人間を食べているのに、まるで貴族の狩猟みたい。怒りがあまり見えないのに殺すのが怖い!
大人になって色んな「モンスター」を観るうちに、レクター博士がどうしてモンスターに見えるのか考えるようになったから怖いのかもしれない!学会にいるような知識人で、狡猾さを自分では語らなくて、他人を動かすのが得意。モリアーティ教授が逮捕された後のような怪人だった!
『羊たちの沈黙』を考えながら観えるようになれて嬉しい。
そしてエンディングで「一般人」に混ざってゆく姿が怖かった!面白かった~。
ハンニバル・レクター博士を演じた、アンソニー・ポプキンスに感服しま...
ハンニバル・レクター博士を演じた、アンソニー・ポプキンスに感服しました。 うまく言えないが無表情という、表情作り がここまで印象に残ったのは初めてだ!! サイコパスな殺人鬼な訳だが、医者であるからさらに怖い。彼の質問を無視することができるのだろうか?あの眼差しで、心を見透かされたように投げかける質問に。。。 彼の存在に、今回の犯人が霞んで見えてしまう。 クラシック音楽流れながら、警官2人を殺し口と手が真っ赤に血で染まる姿が。おぞましくも美しく見える。
もっと早く見ていれば
この映画は秀作、傑作とよく言われているけどなかなか見る機会がなかったけど、ようやく鑑賞。 正直期待していたほどじゃなかった。 最近はシリアルキラーとかサイコパスとかの映画もドラマも乱発されているから見慣れちゃったのかもしれない。 もっと早く見ていればもう少しドキドキしながら見られたかもな。
まさか自分がこの映画を見るとは思わなかった
ずっと前から有名な映画だと知りつつ、怖そうで見ていなかった。
実際に見てみたらストーリーも描写も意外とあんまり怖くなかったけど、今よりも残虐なシーンに免疫がなかった頃に見ていたらトラウマになっていたかも、、、
女性を誘拐し、3日間監禁した後に殺して皮を剥ぎ、遺体を川に捨てるという連続殺人事件が起こる。
皮を剥ぐという残虐性から、犯人はバッファロー・ビルと呼ばれる。
FBIが捜査に当たるが、なかなか犯人逮捕に至らない。
そんなある日、優秀な訓練生のクラリス・スターリン(ジョディ・フォスター)は、上司のクロフォードから、精神科医でありながら自分の患者を次々と殺害し、現在は厳重警護の刑務所の独房に投獄されているレクター博士に会いに行くよう指示を受ける。
レクター博士は人を殺すだけでなく、殺した後にその人間の肉を食べていた。
同じように残忍な手口で連続殺人を犯しているバッファロー・ビルに繋がるヒントを得る狙いだった。
ガラス越しに会っただけなのに、クラリスの生い立ちを完璧に見抜くレクター博士。
博士がバッファロー・ビルについて何か知っていると踏んだクラリスが何度か彼を訪ねているうち、警備の緩い刑務所への移送と、一つの質問ごとに一つずつクラリスの生い立ちを聞かせることと引き換えに、博士が捜査ファイルを基に精神分析を行うことで逮捕を手伝うと提案する。
FBIが決めかねている間にも新たな殺人が起こり、さらに議員の娘が誘拐されてしまう。
八方ふさがりになったFBIは、レクター博士の取引に応じることにする。
移送中に博士は、バッファロー・ビル発見に繋がるメッセージをクラリスに残すが、その後に看守たちを殺して脱獄してしまう。
看守たちの殺し方は芸術的なまでに残忍で、遺体の皮は剥がれていた。
クロフォード達が博士の嘘の情報に踊らされて見当違いの犯人を追っている間に、クラリスは一人でバッファロー・ビルを探し出し、追い詰める。
おもしろかったー!!
なんで今まで見なかったんだろうー!!
オープニング、晴れているのに凄まじく不穏。
「なんでこんな天気の日に森でトレーニングなんかするんだ」と思ったら青空だった。
死体はいっぱい出てきたけど、殺すシーンがあんまりなかったのと、血の色がリアルじゃなかったから怖くなかったのかな。
聞くところによれば、このシリーズ(?)の「ハンニバル」の方がいろいろやばそうだから、そっちはまだ見ないでおこうと思う。笑
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