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映画「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」 ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ
劇場公開日 2005年4月23日
解説
精神科医デビッドの妻アリソンが自殺し、9歳の娘エミリーは周囲に心を閉ざし、“チャーリー”という友人を持つようになる。デビッドは“チャーリー”を、心に痛みを持つ子供が生み出した想像上の友人だと考えるが、チャーリーのイタズラは次第にエスカレートしていく。名子役ダコタ・ファニングと名優ロバート・デ・ニーロが競演。デ・ニーロの同僚役でファムケ・ヤンセン、彼が心惹かれる隣人役でエリザベス・シューが共演。
2005年製作/102分/PG12/アメリカ
原題:Hide and Seek
配給:20世紀フォックス映画
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こうだったら驚愕するやろな〜ってのが見え透けています。途中から予想が付く。
暗闇にドキリと迫る恐怖、見えない狂気に対する心理戦、そして、最後の大どんでん返しのチャーリーの正体。ストーリー展開としては、観るものを引きつける要素を多分に含んだ、一流のサスペンス・スリラー作品だと思います。
主演のロバート・デニーロは、サスペンス作品の猟奇的な役には、安定感があるし、『宇宙戦争』でトム様の娘役でも好評だったダコタ・ファニングの演技は、恐怖に取り憑かれた少女を見事に演じていました。
但し、残念なのは、本作の様々な場面が、これまでの名作サスペンスのいい所どりのようなシーンばかりということ…(笑)
バスタブのカーテンや斧で殴るシーンは、明らかに『シャイニング』、見えない友達チャーリーと遊ぶ子供は『ポルターガイスト』、実はそうだったの、と思わせるどんでん返しのオチは『シックスセンス』や『アナザー』等々…。サスペンス・スリラーの王道を全て取り入れたような作品でした。
そうした意味で、この一本だけをみれば、そこそこ楽しめる作品でしたが、映画ファンからしたら、オリジナリティに欠けていたのは否めない。出演者も主役以外の役者に厚みがなく、犯人や結末は、途中から予想できてしまったのも残念でした。
2020年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
個人評価:3.2
脚本も演出も安直で使い古された感が満載な本作だが、デニーロとダコタ・ファニングという最高クラスの役者がタッグの為、見れるサスペンスにはなっている。2人の共演は素晴らしいが、いい脚本の作品で共演してほしかった。
デニーロの狂気じみた演技がすごかった!さすが!最後の展開はよかった。夜に観るものではなかったな。
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