ネットワーク

劇場公開日:

解説

ハワードがキャスターを務めるニュース番組は視聴率が低下。テレビ局UBSはコングロマリット企業によって買収され、局内の異動も行なわれる。そんな折、ハワードは解任されることに。疲れきった彼は番組の中で自殺を予告。しかしこの一件によって視聴率は急上昇。その後も野心家の編成主任ダイアナによってハワードの番組は大人気を博すが……。テレビ業界の裏側でうごめく人間たちの愛憎と欲望を描く衝撃作。

1976年製作/121分/PG12/アメリカ
原題または英題:Network
劇場公開日:1977年1月

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第1回 日本アカデミー賞(1978年)

ノミネート

外国作品賞  

第34回 ゴールデングローブ賞(1977年)

受賞

最優秀主演男優賞(ドラマ) ピーター・フィンチ
最優秀主演女優賞(ドラマ) フェイ・ダナウェイ
最優秀監督賞 シドニー・ルメット
最優秀脚本賞 パディ・チャイエフスキー

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
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映画レビュー

3.5ブラックコメディとして面白かったです。 午前十時の映画祭、町山解説...

2024年12月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ブラックコメディとして面白かったです。 午前十時の映画祭、町山解説も面白かったですが

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やまぼうし

3.5テレビ報道のあり方と企業による利益追求の相反を風刺したドタバタ劇ではあるが、時代が変わり、手軽さと拡散力でテレビに取って代わったインターネットが人類の意志を撹乱しているという現実…

2024年12月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

午前十時の映画祭14にて。 これを名作と言ってよいかどうかは疑問だが、当時としてはセンセーショナルな内容だっただろう。 この映画の公開時、テレビの情報番組で紹介者が〝ネットワーク〟の言葉の意味からはじめてアメリカテレビの3大ネットワークについて説明をしていたのを憶えている。 そんな時代だった。当時私は中学生。 ドナルド・トランプか立花孝志か、、、ハワード・ビール(ピーター・フィンチ)は過激な言葉とパフォーマンスで民衆を扇動する。 あんなもので誘導されてしまうほど人はバカじゃないと思ってはいけない。今年(2024年)の米大統領選や兵庫県知事選の結果が物語っている。 (トランプ次期大統領と立花氏を同一扱いしているわけではないので、誤解なきよう) とはいえ、ハワード・ビールというキャラクターは常軌を逸した極端な設定で、このような狂気の沙汰を全米ネットでの視聴率競争に明け暮れるメジャー放送局なら生み出しかねないという、皮肉のファンタジーである。 全米ネットワークの一角である架空のテレビ局UBS。 エンターテイメント部門のプロデューサーであるダイアナ・クリステンセン(フェイ・ダナウェイ)は、視聴率のためなら危険な題材を扱うことも厭わず、〝怒れる預言者〟ビールを作り上げていく。 ビールの扱いをめぐって経営と揉めていた報道部門の責任者マックス・シューマッカー(ウィリアム・ホールデン)は、報道部門にも利益を追求する経営方針と対立し、コングロマリットのトップを批難して解雇される。 マックスとダイアナが不倫関係に陥るのは唐突すぎて理解に苦しむが、この関係がないとマックスが報道のショー化に苦言を呈する場がないから、必要なんだろう。 マックスがダイアナとの関係を妻(ベアトリス・ストレイト)に告白して夫婦関係が崩壊すると同時に、物語は不穏な方向に展開していく。 そして、驚愕の“あり得へん”結末が訪れる。 監督のシドニー・ルメットは本作を「風刺ではない、ルポルタージュだ」と言っている。 彼は前年に公開された『狼たちの午後』(’75)でも、テレビ報道に映し出された犯人を見た民衆が熱狂していく様子をドキュメンタリータッチで描いていた。 視聴率競争に躍起になるテレビ局において、この映画のような行き過ぎは起きていない(放送倫理、放送コードで多少は規制が利いている)が、情報化社会は目覚ましい発展を遂げ、当時最大の情報源だったテレビは〝オールドメディア〟となった。 放送倫理に制御されず個社・個人の倫理感に委ねられるインターネット(SNS)に溢れる情報は、真偽不明なだけでなく根拠のない極端な論調が人々の興味を引くこととなった。 この映画が見せる情報に踊らされる民衆の姿は、現代の刺激的な情報を鵜呑みにして拡散してしまう人々を予見したものかもしれない。 ピーター・フィンチとフェイ・ダナウェイはアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の両方で主演男優・女優賞を受賞した。 ウィリアム・ホールデンから不倫の事実を告白された妻役のベアトリス・ストレイトは、不貞の夫を責めつつ、夫を長年支えてきた主婦の存在意義を訴える1シーンだけでアカデミー賞助演女優賞を受賞した。

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kazz

3.5約50年前の作品とは思えないほどストーリー・映像共に古さを感じない、現代にも通じるTV業界の闇を徹底的に描ききった衝撃作

2024年12月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

午前十時の映画祭14で鑑賞 最大の見どころは本作でアカデミー賞 主演女優賞を受賞したTV局の新鋭プロデューサー・ダイアナを演じるフェイ・ダナウェイさんの演技、とにかく視聴率アップだけを追求し成功のためなら何でもする、という人でなしでなかなかのクズ女をめっちゃくちゃエネルギッシュに演じています、見た目がすごく綺麗な上に野獣のような目つきがとても恐ろしかった(苦笑) そして同じくアカデミー賞 主演男優賞を受賞したピーター・フィンチさん、落ち目のニュースキャスター・ハワードがさらにどんどん堕ちていき、しまいにゃオンエアまで使って世論を巻き込み狂気の世界に蝕まれ暴走していく様を見事に演じています 尚、フィンチさんは残念ですがオスカーノミネーション直後に心不全で亡くなり死後の受賞だったとのこと そんなハワードを使って勢いを増すダイアナ達 TV局内の新興勢力の愚行がエスカレートしとんでもない方向に転がり、衝撃のラストに向かっていくストーリー展開がとても秀逸で素晴らしい、グイグイ引き込まれ、あっという間で見応え満点の有意義な2時間でした これを半世紀前に撮りきっているシドニー・ルメット監督はじめ関係者の手腕に脱帽です

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Jett

3.5映画終活シリーズ

2024年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

1976年度作品 アカデミー賞最優秀女優賞、男優賞等4部門獲得 ルメット監督作品は、少しウンチクが過ぎる 当時は、リアリティがあったのか? 今では、おとぎ話的な内容

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あきちゃん