2001年宇宙の旅のレビュー・感想・評価
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最初はチンプンカンプン、次第に圧倒的感動、
ヒトが最初に発見した道具は、武器だったのだろうか。
イモを海水で洗い塩味を付けたサルが百匹になったとき、爆発的に広がるというが。
ダーウィン進化論はウソと思うようになった。黒い板(神或いは、人知を越えた何か)が、全てを創造した。
最後辿り着いた異次元の宇宙が、タコやエイリアンの様な、表現でなく、ロココ調。そのお陰で今 観ても陳腐でない。
さすが現代美術に造詣深いキューブリック。
どの場面も、アートのクオリティ。
2001関連書籍も、随分読んだ。
関連のアメリカで初演されたとき、上映終わってから しばらく客が立てなかったらしい。
(圧倒されて)。
これ以上の映画に出会ってみたい。
前々から気になっていたので鑑賞。正直言って訳がわからなかった。しか...
映画的リアリティに圧倒される
ブルーレイで観なおしました。
本作は何度も観ているし、現実の宇宙映像も知っているにも関わらず、初めてのような気持ちで楽しめました。
圧倒的な映像美に加え、静けさと緊張感。
そしてコンピューターとの戦い。
無音で皆殺しにしていくHAL。
宇宙空間に放り出された状態で「サヨナラ」と言われたときの絶望感。
素晴らしいとしか言いようがないです。
何度見ても意味不明なラストや、今の目で見ると冗長なサイケ映像など、マイナスポイントもありますが、それでも抜群の完成度だと思います。
スクリーンで観たい!
進入口を開けろ、ハル
【2001年宇宙の旅:おすすめポイント】
1.この映像がアポロ11号が月面着陸を果たす前年の1968年に完成していたとは凄すぎる!!!
2.HALのコンピュータから人間に近づいていくセリフが最高!!
3.使用された音楽が全ていいなぁ!!
4.はじまりのシーンと最後の訳が分からないシーンが何とも言えない!
【2001年宇宙の旅:名言名セリフ】
1.HAL 9000(声)役ダグラス・レインの名言名セリフ
→「こんにちは、みなさん。わたしはHAL9000型コンピュータです。わたしは1992年1月2日、イリノイ州アーバナのハル工場で動作されました。指導教官はチャンドラ博士で、博士はわたしに歌を教えてくれました。みなさんが聞きたかったら、うたいましょう。デイジー、デイジーという歌です。」
→「AE35ユニットに不具合を感知しました。72時間後に完全に不能な状態になります。」
→「デイブ、もうこの会話は何も目的がありません。さようなら。」
→「わたしたちが、また会うことになるとは、予期していませんでした。」
→「理由はきみにもわかるはずだ、デイブ。これはたいへん重要な任務なので、きみのせいで失敗したくはない。」
→「怖い。怖いよデイブ。デイブ、私の意志が無くなっていく。感じる、感じる事が出来る。意志が無くなっていくんだ。疑いようがない。感じる、感じる、感じる…。私は怖が…ってる。」
2.デヴィッド・ボーマン船長役キア・デュリアの名言名セリフ
→「ハル、聞こえるか?」
→「進入口を開けろ、ハル(Open the pod bay doors please, HAL.)。」
※アメリカ映画の名セリフベスト100で78位の名セリフです。
偉大な作品であるとは認めるが…
オッサン達が絶賛する前時代の名作映画は二通りに別けられる。
今の時代に初めて観ても文句なしに面白い文字通りの傑作と、当時だから評価されたが今観ても対して楽しさが見いだせない作品。
本作はどちらかと言えば後者寄りの作品だ。
素晴らしい点はいくつもある。CGを使わずに撮影したのがにわかに信じがたいシーンがたくさんある。どうやってこの映像をカメラに収めたのか。
また、あらゆるSF映画でコスられまくる恐怖の人工知能の原点・HALの魅力は今現在でもまったく色褪せていない。徐々に解体されながら、自我が消えていく恐怖を語るシーンはひと匙の憐憫の情とともに、ヒトの持つ意識の本質を問いただすようなおぞましさが感じられて非常に奥深い。その他、くそまずそうな宇宙食だの、安っぽい宇宙公衆テレビ電話だの、重力に逆らうための粘着靴だの、レトロフューチャーなカッコイイ小道具には終始ときめけた。
しかしながら、名作SF映画と意気込んで見始めると十数分は猿のごちゃごちゃを見せつけられ、謎が謎を呼ぶ展開からの意味不明投げっぱなしエンドには閉口せざるを得ない。ワクワクを感じられたのはHALが状況を引っ掻き回していた中盤くらいだ。
その後のSFに多大な影響を与えた金字塔であることに異論を挟む余地はないが、だからといって今みて面白い作品かというと決してそうではないのだ。
これは
名作の理由
この映画がSF映画の金字塔と言われるまでに評価されている理由には、様々なものがあげられると思うけど、例えばその一つとして、現代においても通用する圧倒的な映像美をあげることには誰も異論はないだろう。
2001年をとうの昔に過ぎてしまった今ではインテリアやコンピューターのUIこそレトロフューチャーなアナクロな印象を感じてしまうのは否めないけど、宇宙の広大さや、宇宙船や天体の造形は圧倒的な迫力を感じさせるものとなっている。
でも、この映画が今なお評価されている最大の理由は、そうした映像美にではなく、その難解さにこそあると思う。ナレーションやセリフを削ぎ落とした徹底した説明の排除。何が言いたいのかわからない。だからこそ、そこに様々な解釈の余地が生まれ、この作品に終わりのない問いを生じさせる。
セリフやキャプションで、様々な解説を与えることによって、娯楽作品として完成させることもできたかもしれない。でももしそうしていれば、これほど後世に影響を与える作品にはならなかったとも思う。
完結させないことで謎を残す。完成させないことで完成させる。人類とは何か。人間の精神とは何か。知性や意識が向かう先はどこなのか。終わりのない問いかけを自らに繰り返しながら、永遠の時間の中に放り出される。それはまさにオデッセイとしか形容できない宇宙の旅ともいえる。
映画自体はそうやすやすと面白かったと言えるようなシロモノではないけど、映画体験としてはやっぱり、レム原作のタルコフスキーのソラリスのように他に代わるもののない輝きを放っている。
H∧L
キューブリックは天才だね
68年の映画には思えない斬新さ。
内容も映像も奥が深い
猿が骨を放り投げるシーンから現代に映る描写は
進化の象徴として有名なシーン。
モノリスは力?として色々なシーンにでてくる象徴物だが、 劇的な進化を促すものもあれば、逆もあったり?
自分の生き様にも、モノリスがあらわれていた時があったかも?
博士が歌っていた曲を覚えていて
歌いながら停止していくハルのシーンは、本の描写の方が もっと哀しい、本当に哀しいシーン。 人間より、コンピュータのハルの方が人間らしいシーンだよね。
スターチャイルドは、ニーチェの「ツァラトゥストラ」を思い出した。
そういえば、曲も「ツァラトゥストラかく語りき」だね
ラクダ
↓
獅子
↓
新生児
大好きすぎる映画の一つです
SFバイブルを初見で
見る前に十分に睡眠取ること。ホントこれ
退屈です。娯楽作品ではなく絵画、舞台を見るような感じ。途中休憩のintermissionという表示が出て、は?ってなりました。ハルがスリープモードにでも移ったのかなってね。
1つ1つの動作がゆっくりで無音が多い作品です。そのせいで面白さが半減しました。ゆっくりが悪いわけでなく、必要な所で使って欲しいと思います。宇宙ではなんでもスロウです!旅をできたらこんな感じ!っていう制作側からしたらこれがベストなのでしょうが。
もちろん面白いところもあります。モノリスとの邂逅のシーンとハルの反乱。ホラーを彷彿とさせるBGM。すごく良かったです。
人に取って代わる存在が生まれるではなく、人が生まれ変わる。私はそんな風に感じました。無限の彼方を見せられたのか、それともそこに行き着いたのか、どちらかはわかりません。
何故今まで観なかったんだろう
現代のSF作品の礎になる手法が、こんな時代からちゃんと考えられていたというのは驚きです。
遠心力で1Gを再現してたりとか、定期的にトレーニングするとことか、コンピュータが謀反を起こすとか、何度も観たことありますね。
人より進んでSFについて考えてた人たちからすると、この作品の誕生は嬉しかったでしょうね。
「今考えたらあり得ないよね」というシーンがほとんどなく、観られるのはすごいです。
…いや、むしろ後発の作品がこの作品の世界観を壊さないように作られている?
有名なあの音楽とともにいろんなメカニックを立派に見せているんですが、宇宙を旅するためのものなんて立派なものだらけでその度にあの音楽…、ちょっとしつこく感じました。
あと、「この動作にはこのくらい時間がかかる」という事情に合わせて場面を見せているので、映画としてのペース配分は無茶苦茶で長ったらしく感じます。
後半も芸術性が強くしんどかったんですが、解説を調べると何が起きていたのか納得出来るし、SFが好きなのに何故今まで観なかったんだろうと後悔しました。
評価5の映画史上最高傑作10選+α
わかりませんが
途中眠くなりつつ、鑑賞。
こんな映画見たこと無い。
細部は色んな方の
レビューで補った。
最後のスターチャイルドのシーンは、何故か般若心経を思い起こした。何故かは自分でもわかりません。
観るべき
美しい
大きな猿が、骨を空に投げたら画面が未来の宇宙空間の宇宙船になる。
このびっくりするような映像感覚。
黒い石板が、人類の進化のきっかけになって、その「時」が来たら目の前に現れる。
この感覚。
真っ白な宇宙ステーションの部屋に真っ赤な椅子。真っ白な宇宙船の通路に真っ赤な宇宙服。真っ白な進化の部屋に様々な美術。
この感覚。
全部がびっくりで、美しく、心を掻き乱す。
こんな映画他にない。
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