翼よ!あれが巴里の灯だ 劇場公開日:1957年11月2日
解説 1927年大西洋無着陸横断飛行に成功したリンドバーグの偉業を、彼の友人でもあったビリー・ワイルダーが映画化。エピソードは自伝に忠実に描かれたため制約が多く、なかでも単独飛行であるがゆえに、当然飛行中のシーンはリンドバーグ独り。それを回想シーンとハエという同乗者をさりげなく盛り込むことで、ワイルダーらしい伝記物に仕上がった。空の英雄を演じたのは、後にアカデミー名誉賞を受賞したジェームズ・スチュアート。
1957年製作/135分/アメリカ 原題:The Spirit of St.Louis
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2020年11月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD
ビリー・ワイルダーでも笑いはなし。ハラハラドキドキもあり、最後は感動。 サンディエゴでの飛行機製造シーンの一体感がいい感じ。 飛行機の名前がそのまま原題だが、邦題の方が内容を感じさせる。
2020年10月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
無着陸飛行の映画だから、多少の起伏はあるにせよ、リンドバーグ同様眠気を誘うはずだが、いくつかの昔話を挟み飽きさせない構成にしている。そうでもなきゃ2時間も持たないでしょ。さすがの構成力でした。 1957年当時の撮影としては限界なんだろうけど、思ったよりずっと良い。パリ市街地の夜景が美しかった。 この邦題は、カタカナにするだけでなく、センスを感じる。原題より勝っているいい例かな。
2020年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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タイトルの「Spirit of St. Louis」映画の字幕では「セントルイス魂」と訳されていましたが、昔中学で英語の授業で「That's the spirit !」(その意気だ!)というのを習った記憶がよみがえりました。単なる「魂」というよりは日本語の「ど根性」的なニュアンスがある気がします。 この映画、当時をこの「spirit 」が表していると思います。当時いろんなことに挑戦し、それを応援する空気があったのでしょう。今はやりつくしてしまった感があるかもしれません。 映画の方では、翌日いよいよ挑戦する日というのに主人公はほとんど眠れず、土砂降りの一晩から明けた情況で滑走路は泥だらけ、そうか、当時はアスファルトなんて無かったんだ、なんて思いながら観てました。とにかく今じゃGPSだ、コンピュータ制御だ、とほとんど人が介在しなくても飛行機は自動運転可能な域に達しているようですが、すべては自分で肉眼で地形を見て現在地を確認し、太陽を見て方向を立て直すという、なんというアナログ、でもそれで成功するんだからすごい!!いまなら40時間近くも座ったままなら血栓の心配をしそうなもんだけど、そんなの関係なしですね。とにかく命をかけた挑戦をするのが当時のすべてだったわけで。フランスの飛行場で20万人の人が出迎え、アメリカ帰れば400万人の人々が迎えてくれたという。すべては成功したからこそ。 あまりにも有名すぎる映画で今まで見てなかったけど、映画が始まるやBIlly Wilderの文字、なんとこの映画はこの人が監督でしたか、今まで知らなかった、また主演がジエームズ・スチュアートというのも知らなかった。それにしても最近「情婦」をやはりBSでやっていたので見たらなんとビリー・ワイルダー、この映画もそうであったか、と驚いた次第です。 この当時の映画のタイトルは今と違って内奥にピッタリくるようなタイトルを付けるセンスがあった、と昔、映画雑誌で読みました。今は敢えて原題とは違う英語のタイトルを付けてしかもそれが内容に合ってない作品が多いと感じます。もっと映画会社は感覚を磨いてほしいと思います。
2020年6月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
リンドバーグの偉業の映画化なので重厚な感じの映画かと思いきや、そこはビリー・ワイルダー監督らしいかなり軽いテイストの映画でした。 なにごとも一番最初にやり遂げた人は偉大ですね。