椿三十郎(1962)

ALLTIME BEST

劇場公開日:1962年1月1日

解説・あらすじ

名作「用心棒」の続編ともいえる作品で、前作では桑畑を名乗った三十郎が椿三十郎として活躍。キャラクターとしてはより人間味が増し、ユーモアと知略を駆使し、上役の不正を暴こうと立ち上がった9人の若侍をその凄腕で助けていく。加山雄三をはじめとした血気にはやる若侍たちをうまく制御し、敵方の用心棒仲代達矢と知恵比べをしつつ、有名なラストの決闘シーンへと物語は導かれていく。

1962年製作/96分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1962年1月1日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.0 日日平安

2025年9月6日
Androidアプリから投稿

用心棒も同様、肩の仕草がカッコいいもうすぐ四十の三十郎。鞘に収まらないお城勤めはできない主人公の生き様には惹かれますね。「あばよ」

いや〜映画って本当にいいもんですね!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
パピヨン

4.5 黒澤作品における続編という珍しさ

2025年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:その他、TV地上波

『用心棒』と同一の主人公を使った正統的な続編。
もっとも、彼の映画に三船敏郎や志村喬など多用される俳優さんは、同工異曲で、同じ人物と言えなくもない。
今回は、明確に「続編ですよ」と謳った稀有な例なのか。
本作も痛快娯楽作に仕上げてあり、日本映画が元気だった時代の傑作だろう。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
うそつきかもめ

4.0 音楽もカッコいい

2025年8月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ドキドキ

用心棒の次の年で続編的な感じですが 話しは全く違う 目付けとか城代とかわかりづらいが 囚われた身内なのか助け出す話し 最後の三船演じる流れ者と若侍衆との別れのシーンはなんかちょっと良かったですね

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Dr.レクター

4.0 黒澤明にしては珍しい続編

2025年7月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画は三十郎を主役にした用心棒の続編である。彼の作品で続編があるのは姿三四郎と用心棒しかない。おそらくこの時期、黒澤明は黒澤プロダクションを設立しており、興行的にウケる娯楽映画でしかも製作費が安く済む尺の短い作品を作る必要があったのではないかと推察される。芸術家が金に振り回されるようになると感性が鈍っていくと個人的には思うのだが、彼もまたその道を辿っていく、その後の彼の作品には往年の輝きを感じない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ちゆう

「椿三十郎」シリーズ関連作品