1408号室のレビュー・感想・評価
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サミュエル・L・ジャクソンのLは何だろうなとずっと思っていた。 サミュエル・リロイ・ジャクソンらしい。 スティーブン・キングの原作だから期待は高まる。
動画配信で映画「1408号室」を見た。
劇場公開日:2008年11月22日
2007年製作/107分/アメリカ
原題:1408
配給:ムービーアイ
ジョン・キューザック
サミュエル・L・ジャクソン
トニー・シャルーブ
レン・キャリオー
イザイア・ウィットロック・Jr
ジャスミン・ジェシカ・アンソニー
ウォルター・ルイス
ホーリー・ヘイズ
アレクサンドラ・シルバー
メアリー・マコーマック
サミュエル・L・ジャクソンのLは何だろうなとずっと思っていた。
サミュエル・リロイ・ジャクソンらしい。
スティーブン・キングの原作だから期待は高まる。
ジョン・キューザックはホラー作家。
しかし書いた本はあまり売れていない。
書店でのサイン会には数人のファンが訪れた。
彼(ジョン・キューザック)は怪奇現象が起こる場所を次々に訪れ、
そのレポートを書いた。
ある日、ドルフィンホテルからハガキが届いた。
そこには「絶対に1408号室に入るな」という書かれている。
興味を持った彼は1408号室に泊りたいと願った。
支配人(サミュエル・L・ジャクソン)によるとその部屋に宿泊した56人の客がすべて死亡したという。
何度も支配人にその部屋での宿泊を拒否される彼。
根負けした支配人はついに部屋の鍵を彼に渡した。
しばらくは平穏な時間を過ごした。
やがて起こる数々の現象。
部屋のラジオからは何度もカーペンターズの
「愛のプレリュード」( We've Only Just Begun)が流れる。
ラジオを消しても、しばらくしてまた勝手にラジオが点く。
数十分間はその部屋で耐え忍んだ彼だが逃げ出したくなってくる。
しかしその部屋から出ることは容易ではなかった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
鑑賞動機:キング5割、友人5割
キング作品の映画化は中短編の方が成功率高い気がする。
キング原作+キューザック&ジャクソン出演で『ザ・セル』を連想して嫌な予感がしたが、大丈夫だった。
いつどこからどんなトラップがくるか、手を替え品を替えかなりバリエーション豊富で翻弄されてしまい、ハラハラドキドキだった。向かいのビルの人のくだりは感心したし、カーペンターズをあんな風に使うとは思わなかった。
そして古い新聞記事はやっぱりマイクロで調べるのね。
例え誰かと一緒でも泊まらないに限る(笑)
スティーヴン・キング作品結構好きなんです♪ 人里離れた場所ではなく、大都会にあって窓も開けられるのに助けを呼べない気づいてもらえないのが不気味でした! 冷蔵庫の中に発狂しちゃうのは少し笑ってしまいました(笑) 幻覚だったのかと思いましたが、娘さんの声は残ってたしなあ・・。
密室パニックホラー
部屋で起きる怪現象は幻覚か現実か。
部屋に入ってからはずっと緊張して見てました。
ただ1408号室の正体っていうか、怪現象の元凶については触れられず、謎のまま。支配人の最後の台詞も謎。絶対に支配人と1408号室の間に何かある。
カーペンターズの曲が怖くて聴けなくなりそう
LAでサーフィンなんかを楽しんでるオカルト作家のマイク・エンズリン(ジョン・キューザック)。ザ・バンドがかかってるなんてさすがLAだ。おまけに幽霊や怪奇現象は全く信じていない主人公のため、大槻教授がそばについててくれるようで心強い。そんな彼が取材のためドルフィンホテルへ向かうことになるのだが、愛娘を失った辛い経験もあるNYにあるホテルなのだ・・・
映像化が難しいと言われるスティーヴン・キングの原作。期待で胸膨らむのはB級映画が大好きなサミュエル・L・ジャクソンも出演しているからだ。早速ホテルを訪れたマイクは支配人であるサムエルとやりあう。1408号室は駄目!56人も変死しているし、1時間耐えられる人がいないからだと言うのだ。事前に知人の弁護士に訴えることができるなどと知恵をつけたものだから強気のマイク。なぜだか高価なコニャックをもらい、邪悪な1408号室へチェックイン。
壁には3枚の絵が飾られ、絨毯にはシミが・・・等々と、作家らしく冷静にテープレコーダーに録音するマイク。ちょっとやそっとでは驚かない彼だったが、ホテルの時計つきラジオからカーペンターズの「We've Only Just Begun」が大音量で鳴り出すのだ。おかげで怪我をして水で傷口を洗おうとしたら熱湯が噴き出す。そして、次々と奇妙な現象が起こり始め、時計は1時間のカウントダウンを刻み始める・・・パソコンもあるし、色んな機器を用意しているのに何故かデジカメを持ってないマイク。
窓から向かいのビルへ助けを求めるシーンが最高。え、え、え~ぎゃーってな感じで座席から飛び上がりそうになりました。そして、部屋から出られなくなった彼が壁伝いに隣の部屋へ行こうとしたら・・・あれ?
心に傷を持つ者にとっては陥りやすい心理攻撃。酒を飲んだのもいけなかっただろうし、備え付けのチョコレートも罠だったのか・・・ホテルの部屋全体にトリックを仕掛けたアトラクションのような雰囲気。
1408号室の恐怖は帆船の絵から水があふれ出たことでアドベンチャー映画に変貌を遂げたかとガッカリし(というか笑ってしまった)、夢オチかよ!とさらにガッカリさせられたが、これがその後に凄い展開。チェックアウトできない・・・こんなことならジグソウに「ゲームオーバー」と言ってもらいたいくらいです。
ともかくジョン・キューザックの一人芝居とも言うべきほどで、彼の演技力がなかったら駄作になってしまいそう。娘を抱きしめるシーンなんて泣けてきたぞ・・・
おうち-178
これから、ホテルの1408号室の鍵を渡されたらクレーマーみたいに部屋かえてもらえませんか?って言うかもしれないし、
カーペンターズがしばらくちょっと怖い。
スティーブン・キング映画って一体どんなけあるんだジャーニーに出ました。
レビュー1408個目にレビューしよかなとも思いましたが、当然待てませんでした。
とあるホテルの1408号室には泊まるな、というハガキが突然届いたオカルト作家のキューザックさん。
支配人サミュエルが説得するも、幽霊とか信じねぇしと宿泊を強行。
そして結構すぐに絶望に陥る。オカルト作家にしては早い(笑)
なので、すぐに「だから言うたやん」状態なのですが、隣の建物に住んでいる人に助けを求めるシーンは個人的にツボ(趣味悪い)。あれは絶望しますね。
そして、そんなに怖くないやろとナメてた私、かなりビビらされました、、、。
こ、怖いやん。ちゃんと怖いやん。
前半の怪現象からの脱出ゲームは面白かった。
ただ、後半にかけて失速気味。
ある程度の謎解きも欲しかったなぁ。
ほとんど一人芝居を任されたキューザックさん、絶望する役が似合ってるし、サミュエルさんは出番少ないけどいい味出してきます。
キューザックさんとSANYOさんに、頑張ったで賞を。
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自宅にて鑑賞。同じ原作者S.キングによる『シャイニング('80)』が呪われたホテルだったのに対し、本作は謂わば呪われた一室(部屋)を描く。小気味良くスピーディーに展開し、テンションが途切れる事無くラスト迄見させる。S.キングお得意のトラウマとの対峙と克服、愛する肉親や家族との別離が盛り込まれている。物語がほぼホテル内の一室で展開するので、視点がブレる事が無い分、スケール感に物足りなさがなくない。ただ変化の乏しい舞台で飽きさせずラスト迄、惹き附けたのは評価に値する。ラストは好みの分かれる処。65/100点。
・振り返ってみると、(特に問題の部屋に入室後)まるで何度も繰り返す明晰夢を延々と見せられたかの様な印象を受けるが、幻想的でさえあれ支離滅裂に感じないのは、恐らく作り手の理性が働いているからであろう。もしその抑制が効いていなければ、観るに堪えない酷い出来になっていたと思われる。
・そもそもS.キングがライターズブロック(スランプ)に陥った際、記したノンフィクション『小説作法 "On Writing: A Memoir of the Craft"』において、草稿を修正する方法の一例として数頁文のみ発表したのが原作を書くきっかけとなった。その後、この物語にS.キング自身、興味が湧き、原作を書き上げた。
J.キューザックの“マイク・エンズリン”がマイクロレコーダーに語り掛ける「このベッドで何人が寝た? その内、何人が病気で、正気を失ったのは何人だ?」云々の科白は、原作が収録された短篇集『幸福の25セント硬貨 "Everything's Eventual: 14 Dark Tales"』内でS.キング自身による自作への解説が元になっている。
・この物語は、超常現象のの合法的科学調査機関"O.S.I.R."のメンバーの一人であるC.チャコンが調査したニュース・コレクションの中から心霊ホテルとして有名なカリフォルニア州のホテル・デル・コロナドと詳細が非公開扱いとなっている東海岸のホテルのレポートから着想を得ている。S.キングは今や古典となったH.G.ウェルズの短篇小説『赤い部屋(赤の間) "The Red Room"』を自分流に書いてみたかったとインタビューで答えている。
・良くも悪くも本作は、“マイク・エンズリン”を演じたJ.キューザックの一作──彼のリアクションや演技力をどう観るかで評価が大きく変わってくる。よく観ると、彼は終始どの場面でも同じ靴を履いている。当初。この役はK.リーヴスにオファーされた。
・元々、K.ウォルシュは“リリー・エンズリン”役で参加していたが、TV用医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』シリーズ('05~)出演とのスケジュールで調整がつかず途中降板し、M.マコーマックが引き継いだ。この役に腰から上のショットが多いのは、クランクアップ迄の撮影期間中、M.マコーマックが妊娠していたからである。
・ラスト近くに消防士が使用する斧は、『シャイニング('80)』で使われた物と同じである。これはロンドンの同じスタジオで撮影された為であると云う。
・序盤で、S.L.ジャクソンの支配人“ジェラルド・オリン”と面談の際にプレゼントされるコニャックのラベルには"Les Cinquant Sept Décès(仏語で「57の死」の意味)"と表記されており、支配人曰く問題の部屋で56人が亡くなっているとの発言から、J.キューザックの“マイク・エンズリン”が室内で待ち受ける運命が暗示されてる。尚、DVDには別ヴァージョンのエンディングが収録されている。
・DVD再生時のランタイムは、104分8秒(1:44:08)となっている。本作は「13」に関連付けされている──本篇で説明された通り、通常13階の表記は避けられる為、実質この部屋は13階に在り、ルームナンバーの和(1+4+0+8)でもあり、部屋のキーロックには"6214(6+2+1+4)"と銘記されている。最初の犠牲者は1912(1+9+1+2)年に出ており、ホテルの所在地はニューヨーク州レキシントン・ストリート2254(2+2+5+4)とされている。尚、米国内での公開は'07年6月(0+7+6)であった。
・鑑賞日:2017年10月22日(日)
意味の分からない恐怖というのもあるかもしれないが、こういうのってき...
意味の分からない恐怖というのもあるかもしれないが、こういうのってきちんとした結末を考えなくても済むからずるいと思う。放り投げって感じ
キングの小説好きなら、好きになる
キングの映画ってつまらないのが多い。だからどうしても小説のほうが入ってしまう。小説をすきなひとが、キングの映画を観てすきになるかはむずかしい。キャリーは全然だめだったし、シャイニングもいいとこまでいっていてるけど・・、むずかしい。でも、この映画に関してはいいと思う。リピートされるところがキングらしい。
名作「ショーシャンクの空に」をのぞけばキングのベスト2映画です。あと、以前調べたことがあるけど国によって終わり方を変えているらしいです。
入ってはいけない部屋
ホラーなのにホラーじゃない映画。精神的に襲ってくる嫌な映画。
曰く付きのホテルに実際に泊まり検証し本を書いている主人公。評価を10段階に分けてドクロ◯個分の怖さというように、星をドクロに変えて…
絶対に泊まってはいけない部屋1408号室というのがある。しかもこのホテルはホラー映画によくある田舎とか都心から離れた郊外にあるような、いかにも雰囲気を出してるホテルではない。NYにあるホテル。ロビーにも沢山の人がいる。
そして1408号室にチェックイン。
セオリー通りなら不可解な現象が続き主人公が狂っていくのだが(シャイニングみたいに…) この主人公は狂わない。かといって冷静でもない。
よって観ているコチラのほうが逆に精神的にやられてくる不思議な映画。
おおー怖い!いやぁー!
この二人の俳優が出ていて、スティーブンキング原作なら絶対に面白いだろうに。と借りました。
いやぁー!怖い!「俺は部屋を出たー!」で口が閉じず(笑)だけどあの展開ならもう一回来て、絶句するのもちょっと期待してしまった(笑)
終わりかたは色んな取り方ができるので、一緒に見た人と話し合うのが楽しいと思う。というか、それ目当てで見るのがおすすめ。
エルエルジャクソンいい!
なんだかんだ楽しめる!!
とりあえずめちゃくちゃ怖かった。ホラーが大の苦手だが普通に見れた。ホラー映画らしい怖さではなく心理的にくる怖さが強かった。この映画はただのB級ホラーではなく、かなり奥が深い。前半から謎が多くて自分でいろいろ考えてる見ていたが後半からかなり失速してしまった。後半はぶっ飛びすぎて前半の謎が台無しになりわけがわからなくなって付いて行くのにかなり必死だった。科学的に説明がつくのかどうかが自分的にはかなり大事だったが後半はめちゃくちゃ裏切られた。しかしラストには結構やられた。ラストに向かうにつれこれは1408号室の仕業か?それとも現実か?の描写が切り替わりかなりあっちこっち行きラストにストーンとやられた。見終わった後はレビューなどの解説を見るのはなかなか面白いと思う。しかし映画のほとんどが主人公の一人劇なのにここまで飽きさせなかったのはなかなかすごいなぁと思う。ストーリーの良し悪しにせよなかなか楽しめる作品であると思う。
やりすぎ笑
序盤の静かなホラー展開から急にSF展開になる絵壊したら洪水になったのは笑った。
サミュエルが出番少ないのに印象深かったできればもうちょい出て欲しかったけど
結局の原因は部屋か酒かチョコか悪魔か。
ジョンキューザックすごい好き、アイデンティティーもよかったし驚いた時のアホみたいな顔とつぶやくように喋る演技がすごくうまい俳優だと思う。
惜しい
個人的には面白かったけど人によって評価が大きく変わりそうな作品
話の前半はこれから何がおこるのかという恐怖があったけど途中からラストに向けては、1408号室の主人公に対するイジメ笑
主人公の過去のトラウマを攻めてくる辺りは良いドラマになりそうな要素だったのだがどうも今ひとつかな?
もうひと工夫あったら傑作になってたかもしれない
ホラー的な刺激を求めている人にはオススメできないかな
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