1408号室のレビュー・感想・評価
全44件中、1~20件目を表示
好きだわー ※ガッツリネタバレ、考察あり
これ、昔見て物凄く記憶に残ってたけど、また見たくなって借りてきてしまった。こんなに評価低いとは。
レビューを見てみたら、いまいち意味わからんとのこと。なんだと!
…確かに〜!
あらすじ:
作家のマイクは、一人娘を病で亡くしたことで妻ともうまくいかなくなり、何も告げずにNYから出てLAに移り住み、今は信じてもいない心霊スポットのレビューを出版し小銭を稼ぐ日々。ある日、NYのドルフィンホテルから突然「1408号室に入るな」とだけ書かれた葉書が届き、興味を持ったマイクは、娘を亡くしてから縁遠くなっていたNYに久々に訪れる。最初はホテル側が自分に記事を書かせるために葉書を寄越したと考えていたマイクだが、支配人は真面目腐った顔で「そんなことで集客しなくても常にいっぱいだ」と馬鹿にされ、「あの部屋には泊まるな」と言うばかり。意地になったマイクが1408号室に何としても泊まると言って聞かず、渋々鍵を渡す支配人だったが、その部屋は予想もできないことばかりが起こる地獄のような場所だった…
この映画大好きなんですが、すげー低評価だな…多分内容がキリスト教すぎてほとんどの日本人には意味不明だからじゃないかと。
かく言う自分もキリスト教チンプンカンプンなんで、初めて見た時は聖書が出てきた時点で理解しようという気力自体に別れを告げましたが、いやー?でもねえ?理解できなくても、お化け屋敷みたいで楽しいでしょ、これ?
全部で1時間50分程度の本作ですが、始まって30分経つかどうかから緊張感あふれる1時間半ですよ。まじで手に汗握るよ(ハードルを上げていく)。
突然知らん奴が部屋にいたり、突然知らん奴が後ろに立ってたり、突然知らん奴が襲ってきたり、非常にバリエーション豊かなビビらせ体験をさせてくれるので、最後までほんとに飽きません。知らん奴ばっかやないか。
もちろんそんなお化け屋敷体験を2時間やってるだけの作品ではなく、ちゃんと意味はあるんですが、如何せんキリスト教の話が濃すぎてな…自分も調べてみたので、一応覚書として残しておきます。
まず、キリスト教では自殺は絶対NGとか、「永遠の命」をゲットすることを目指してる?とかいう話は有名ですが、この「永遠の命」というのは不老不死のように「永遠に生き続ける」ことではなく、死後に肉体を捨て、天国でずっと幸せに暮らすことを意味するんだそう。
で、キリスト教では神を信じていれば、罪はキリストが背負ってくれるため死んだら天国に行ける。逆に、神を信じていないと自分で罪を背負わなければならない=(罪を犯さない人間はいないため)必ず地獄に落ちる。
ここで本作を思い返してみると、マイクは窓の外に追いやられそうになったり、窓から身を投げる幽霊を見たり、あるいは死んだ娘を見せられる。最初から最後まで、キリスト教最大の罪である自殺に追い込もうとしているような。
実際、終盤では「チェックアウトしますか?」の音声と共にそこここに首吊り縄がぶら下がり、わざわざ娘の墓と共にマイクの墓が出現し、墓穴すらも掘ってある。もはやアトラクションか?と笑ってしまうくらい自殺を激プッシュしてきます。
人間が自殺して最大の罪を背負ってくれたら、飛び上がって喜ぶのは悪魔ですよね。
1408号室は、最後の審判からの地獄の入口だったというわけです。だから大抵の人間は入ろうとしないし、関わりたくない。空調を直しに(?)来た男性も、決して部屋には足を踏み入れず、チップすらも受け取らず逃げるように帰って行きました。その部屋に入ろうとするのは、自分に見えるものだけが全てだと考える傲慢な人間=神の救いを信じない者だけ。
マイクも初め、幽霊も神も信じないと言ったり、ホテルの聖書をわざわざ取り出して床に投げ捨てたり、全く信じていない様子。
ホテルから「1048号室に泊まるな」の葉書が届いた時、マイクが何故あんなに執拗に泊まりたがるのかわかりませんでしたが、その前に溺れて死にかけたことで悪魔に呼ばれたのかなあと。そもそも娘を亡くし妻を捨てて放浪し始めてから、自堕落状態だったようなので、何かもうひとつキッカケがあれば自殺してくれる、と悪魔に既に判断されてたのかも。
ちなみに、溺れるきっかけとなった空飛ぶ保険屋の宣伝の文字は、1回目は読めずに終わる。2回目、部屋の中で見せられた幻覚で、漸くハッキリと読み取ることができる。これが保険屋の宣伝なのは、途中でマイクの台詞にちらっと出てくる「カフカ風のホテル」という言葉からも、フランツ・カフカを意識してるのかなと思います。多分。
フランツ・カフカは『変身』が一番有名だと思うんですが、生前は保険局で働きながら小説を書いていたのだとか。『変身』は個人に降りかかる不条理を描いた作品だそうで、「主人公の男がある日突然起きたら巨大な毒虫になっていて…」という話。本作もそういうことなのかなーと思ったけど、不条理ではないよな。
カフカは父親に小説なんか書いてんじゃねーよと嫌がらせされても、働きながらでも小説を書き続けたうえ、健康的な生活を意識し、めちゃくちゃマメで礼儀正しく、繊細で、身分の低い人達にも優しかったとのことなので、著作ではなくカフカ自身をマイクと対比させてるのかも。確かに(カフカに関しては記録しかないが)全部真逆といっていいくらいの差か。
マイクは元々神を信じず、娘を愛していると言いつつ世話は妻に押し付け、育児中に妻が「手伝って」と言うと「煙草買ってくる」と逃げ出し、娘が好んで聞きたがった天国の話を妻がしてやっている最中に「くだらない話をするな」と横槍を入れる。弱者に優しいどころか、自分の家族にすら最低な奴。
その割に、娘が死んだ後は「もっとしてやれることがあった」と癇癪を起こして妻に当たり散らしたり、NYの家から黙って出て行った理由も「君を見てると娘を思い出すから」…とまあ全くもって褒められた人間性ではないんですが、この「罪」の数々を1408号室で見せられたマイクは、徐々に自分の罪を本当の意味で受け入れ始めます。
回想を見てもわかりますが、マイクは極めて自己中心的な男で、上記のような仕打ちをした妻に対し、自分の都合が悪くなった時だけ助けを求める(しかも妻の都合は無視)。
隣の部屋の白いワンピースの女性に助けを求める時も、自分の声が届かないと知るや否や、赤ん坊の泣き声にキレて怒鳴りつける。命かかってるから…と思って見てましたが、回想を見るに、多分これ元々の性格なんでしょうね。
しかし終盤には、テレビ電話で助けを求めた妻が悪魔に目を付けられたことを知り、妻が1408号室に入らないようにと必死に策を練ったり、床に投げ捨てた聖書を手に取ったり(白紙だったけど)、他者を愛し、神の救いを求めるようになってきています。
マイクが1408号室に火をつけ、自分のホテルが燃え落ちていくというのに、支配人は「よくやった」と言っていますが、これは支配人が天使だからということのよう。
支配人は最初から「部屋に泊まるな(=神の救いを拒絶するな)」と何度も忠告しています。エレベーターで14階まで送った後でさえ「部屋に入るな」と忠告し、その後また別のエレベーターが、人も乗っていないのにマイクの目の前で開く。引き返す最後のチャンスと言わんばかりのそのエレベーターも無視し、マイクは1408号室に向かう。
途中、ハエのたかる誰かの食べ残しが床に放置されている。もちろんこのハエが表すのは、人間に悪魔崇拝を促すハエの王ベルゼブブでしょう。サタンと同じくらいワルなんだってよ。
そう考えると支配人は、悪魔の囁きによって地獄の入口に吸い寄せられてきた人間に最後のチャンスを与える役割を持っている=天使と確かに考えられ、悪魔の誘惑を振り切り神への信仰を受け入れたマイクに「よくやった」と言うのは理解できます。
そして妻を本当の意味で大切に思い、心から守ろうとして1408号室に近付けず、自身も部屋から命からがら脱出し、娘の死を乗り越えて妻とヨリを戻してハッピーエンド。
…ではない。
最初見た時は、部屋から出られて良かったねーくらいにしか思ってなかったんですが、これ多分、出られてないよね?
上にも書いた通り、部屋で悪魔が「チェックアウト」=自殺を勧めてきますが、マイクはそれを拒否し、自分で部屋に火をつけます。自分で。
そして、壁に書かれた「生きながら火に焼かれる」。本を書き終える時のマイクの言葉「俺の幽霊物語もこれで終わりになる。チェックアウトだ」。
ボイスレコーダーを再生すると、そこには娘の声が。それを聞いて引っ越し準備中の妻が箱を取り落とす。娘の声が入っていたことに驚いた…のではなく。
「お前はケーティじゃない」「助けてパパ もう私を愛してないの?」「愛してるよ」「一緒にいたいの みんなで」
この会話を聞いたから。そして、このケーティに対するマイクの答えが
「いられるよ お前もいるし やっとお前を捕まえた もう離さないぞ」
ケーティが人間の心の弱みに付け込む悪魔だとわかっていながら、「皆で一緒にいたい」と言う悪魔に「いられるよ」と返してしまった。
そして、妻はホテルの火災に関して「古い配線が出火した」と言いましたが、実際にはマイクが自分でつけた火です。そして「生きながら火に焼かれ」、もし死んだのであれば、それは「自殺」です。
マイクは改心し、神の救いを信じたが、同時に神が救うことのできない自殺という方法で死に、悪魔のもとへ行ってしまった。
そういや途中で、マイクが地獄の何レベルみたいなことブツブツ言ってますが、これはダンテの「神曲」の話。
実は聖書には地獄がどんな場所か、という話はほとんど書いていないそうで、聖書外典にちょっと書いてある地獄のイメージを参考に、ダンテが「自分が地獄巡りしたらこんな感じ」とカッコ良く詩的に纏めたのが「神曲」だそう。
地獄は9段階あるか何かで、1レベルはキリスト教を知らん間に死んでしまった人達のための救済層だから、とんでもなく昔の人達と赤ん坊とか幼児とかがほとんど。たまにキリストが遊びに来て、そこの人達を連れてくこともあるらしい。なので現代人が行くのはほとんど2レベル以降。
キリスト教に入らなかった奴らが6レべ、自殺他殺、暴力は7レベ。ここまでは熱い地獄。そして裏切り者が行くのが最深部のコキュートス。このコキュートスが氷漬けの激寒地獄で、ルシファーのいるところなんだとか。
本作でも1408号室が最初は汗だくになるほど熱く、今度は突然極寒になっていましたが、あれは地獄の入口から最深部までを徐々に下りていっていたということなんでしょう。
と、こんな感じで、キリスト教のことに詳しければ詳しいほど楽しめる本作です。ええ。日本人にはワケわかんねーよ。
近年、アメリカでもキリスト教を真面目に信仰する人はかなり減っているようですが、そういう影響はないのか?聖書も読んだことないって人が増えているそうです。そしたらこういう映画も、理解できない人が増えていくのでは。
まあ、アメリカも徐々に「アメリカ万歳!アメリカが認めたものは世界中で認められるんだ!」の体質からは脱却してきたってことなんでしょうね。
ホラー表現は確かにそんなでもないけど、アトラクションと思ってスリルを楽しめる人にお勧め。
キリスト教やダンテの神曲に詳しければ更に楽しめます。
後悔が一番つらい
・幽霊が出ると噂のあるホテルを格付けしている作家っていう特殊な仕事が面白いなぁと思った。人気がありそうでいて全然売れてないのがなんとも言えなかった。
・1408号室が結局、何で泊まってはいけない部屋だったのかはわからないままだった。部屋の主?が蛇口の水が突然熱湯になったり、窓が突然閉まって手を怪我したり、物理的に痛いのから部屋から出られなくなって、絵から波が出てきて溺れたり空調がおかしくなって雪が降ったりと次々と主人公を追い込んでいく中で、過去の奥さんや亡くなった娘との後悔が一番こたえるなぁと思った。そこまで深い関係ではない後悔でも苦しくて悶えるというのにそれを生々しく見せられると辛い。父親との対面もこたえるものがある。そして、会話できた娘を抱きしめたら炭になったような状態で砕け散るって凄いこと考えるなぁと思った。
・部屋が異次元にある状態なのかと思ったら、奥さんとちゃんと通信できてたりしてどっちなんだろうと思わせられたりして、最終的にどうするんだろうと思ったら部屋を燃やして現実も大騒ぎになって脱出できて驚いた。何となく部屋の住人が消せそうだと思った。というか全て錯覚だったのだろうか。しかし、ラストで亡くなった娘の声が録音されたテープを再生していたので、現実でもあったということだと思うと謎だらけの部屋だったなぁという印象が残った。
・主人公の演技が極端に言えば一人で騒いでる状態なのに見えない何かに追い込まれてる感じが凄かった。
たまに観たくなる怖いやつ
今夜(2025/03/01)観ました。
過去に何度も観てきましたが、満を持して今回レビューに残します。
家族を顧みず、我が道を行く自己中オカルト作家男が、いわく付きのホテルに無理矢理泊まるところから始まる摩訶不思議な出来事の連続に最初のうちは「ざまーみろ」と笑い飛ばせますが、クライマックスに近づくにつれてだんだん彼に共感していきます。
怖いホテルの一室【1408号室】は、一筋縄では攻略できない、難攻不落の怪異といえるでしょう。
この映画の結末はふたつあり、日本語字幕はありませんがYoutubeにあるので、気になる方はチェックしてみてください。
『シャイニング』を彷彿とさせるようなスティーヴン・キングらしい恐怖表現にニヤリとさせられながらも、内心ビクつきながら楽しむことができます。
困った時のU-NEXTから観られます。時間がある時にでもどうぞ👋
サミュエル・L・ジャクソンのLは何だろうなとずっと思っていた。 サミュエル・リロイ・ジャクソンらしい。 スティーブン・キングの原作だから期待は高まる。
動画配信で映画「1408号室」を見た。
劇場公開日:2008年11月22日
2007年製作/107分/アメリカ
原題:1408
配給:ムービーアイ
ジョン・キューザック
サミュエル・L・ジャクソン
トニー・シャルーブ
レン・キャリオー
イザイア・ウィットロック・Jr
ジャスミン・ジェシカ・アンソニー
ウォルター・ルイス
ホーリー・ヘイズ
アレクサンドラ・シルバー
メアリー・マコーマック
サミュエル・L・ジャクソンのLは何だろうなとずっと思っていた。
サミュエル・リロイ・ジャクソンらしい。
スティーブン・キングの原作だから期待は高まる。
ジョン・キューザックはホラー作家。
しかし書いた本はあまり売れていない。
書店でのサイン会には数人のファンが訪れた。
彼(ジョン・キューザック)は怪奇現象が起こる場所を次々に訪れ、
そのレポートを書いた。
ある日、ドルフィンホテルからハガキが届いた。
そこには「絶対に1408号室に入るな」という書かれている。
興味を持った彼は1408号室に泊りたいと願った。
支配人(サミュエル・L・ジャクソン)によるとその部屋に宿泊した56人の客がすべて死亡したという。
何度も支配人にその部屋での宿泊を拒否される彼。
根負けした支配人はついに部屋の鍵を彼に渡した。
しばらくは平穏な時間を過ごした。
やがて起こる数々の現象。
部屋のラジオからは何度もカーペンターズの
「愛のプレリュード」( We've Only Just Begun)が流れる。
ラジオを消しても、しばらくしてまた勝手にラジオが点く。
数十分間はその部屋で耐え忍んだ彼だが逃げ出したくなってくる。
しかしその部屋から出ることは容易ではなかった。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
鑑賞動機:キング5割、友人5割
例え誰かと一緒でも泊まらないに限る(笑)
スティーヴン・キング作品結構好きなんです♪ 人里離れた場所ではなく、大都会にあって窓も開けられるのに助けを呼べない気づいてもらえないのが不気味でした! 冷蔵庫の中に発狂しちゃうのは少し笑ってしまいました(笑) 幻覚だったのかと思いましたが、娘さんの声は残ってたしなあ・・。
密室パニックホラー
カーペンターズの曲が怖くて聴けなくなりそう
LAでサーフィンなんかを楽しんでるオカルト作家のマイク・エンズリン(ジョン・キューザック)。ザ・バンドがかかってるなんてさすがLAだ。おまけに幽霊や怪奇現象は全く信じていない主人公のため、大槻教授がそばについててくれるようで心強い。そんな彼が取材のためドルフィンホテルへ向かうことになるのだが、愛娘を失った辛い経験もあるNYにあるホテルなのだ・・・
映像化が難しいと言われるスティーヴン・キングの原作。期待で胸膨らむのはB級映画が大好きなサミュエル・L・ジャクソンも出演しているからだ。早速ホテルを訪れたマイクは支配人であるサムエルとやりあう。1408号室は駄目!56人も変死しているし、1時間耐えられる人がいないからだと言うのだ。事前に知人の弁護士に訴えることができるなどと知恵をつけたものだから強気のマイク。なぜだか高価なコニャックをもらい、邪悪な1408号室へチェックイン。
壁には3枚の絵が飾られ、絨毯にはシミが・・・等々と、作家らしく冷静にテープレコーダーに録音するマイク。ちょっとやそっとでは驚かない彼だったが、ホテルの時計つきラジオからカーペンターズの「We've Only Just Begun」が大音量で鳴り出すのだ。おかげで怪我をして水で傷口を洗おうとしたら熱湯が噴き出す。そして、次々と奇妙な現象が起こり始め、時計は1時間のカウントダウンを刻み始める・・・パソコンもあるし、色んな機器を用意しているのに何故かデジカメを持ってないマイク。
窓から向かいのビルへ助けを求めるシーンが最高。え、え、え~ぎゃーってな感じで座席から飛び上がりそうになりました。そして、部屋から出られなくなった彼が壁伝いに隣の部屋へ行こうとしたら・・・あれ?
心に傷を持つ者にとっては陥りやすい心理攻撃。酒を飲んだのもいけなかっただろうし、備え付けのチョコレートも罠だったのか・・・ホテルの部屋全体にトリックを仕掛けたアトラクションのような雰囲気。
1408号室の恐怖は帆船の絵から水があふれ出たことでアドベンチャー映画に変貌を遂げたかとガッカリし(というか笑ってしまった)、夢オチかよ!とさらにガッカリさせられたが、これがその後に凄い展開。チェックアウトできない・・・こんなことならジグソウに「ゲームオーバー」と言ってもらいたいくらいです。
ともかくジョン・キューザックの一人芝居とも言うべきほどで、彼の演技力がなかったら駄作になってしまいそう。娘を抱きしめるシーンなんて泣けてきたぞ・・・
おうち-178
これから、ホテルの1408号室の鍵を渡されたらクレーマーみたいに部屋かえてもらえませんか?って言うかもしれないし、
カーペンターズがしばらくちょっと怖い。
スティーブン・キング映画って一体どんなけあるんだジャーニーに出ました。
レビュー1408個目にレビューしよかなとも思いましたが、当然待てませんでした。
とあるホテルの1408号室には泊まるな、というハガキが突然届いたオカルト作家のキューザックさん。
支配人サミュエルが説得するも、幽霊とか信じねぇしと宿泊を強行。
そして結構すぐに絶望に陥る。オカルト作家にしては早い(笑)
なので、すぐに「だから言うたやん」状態なのですが、隣の建物に住んでいる人に助けを求めるシーンは個人的にツボ(趣味悪い)。あれは絶望しますね。
そして、そんなに怖くないやろとナメてた私、かなりビビらされました、、、。
こ、怖いやん。ちゃんと怖いやん。
前半の怪現象からの脱出ゲームは面白かった。
ただ、後半にかけて失速気味。
ある程度の謎解きも欲しかったなぁ。
ほとんど一人芝居を任されたキューザックさん、絶望する役が似合ってるし、サミュエルさんは出番少ないけどいい味出してきます。
キューザックさんとSANYOさんに、頑張ったで賞を。
.
自宅にて鑑賞。同じ原作者S.キングによる『シャイニング('80)』が呪われたホテルだったのに対し、本作は謂わば呪われた一室(部屋)を描く。小気味良くスピーディーに展開し、テンションが途切れる事無くラスト迄見させる。S.キングお得意のトラウマとの対峙と克服、愛する肉親や家族との別離が盛り込まれている。物語がほぼホテル内の一室で展開するので、視点がブレる事が無い分、スケール感に物足りなさがなくない。ただ変化の乏しい舞台で飽きさせずラスト迄、惹き附けたのは評価に値する。ラストは好みの分かれる処。65/100点。
・振り返ってみると、(特に問題の部屋に入室後)まるで何度も繰り返す明晰夢を延々と見せられたかの様な印象を受けるが、幻想的でさえあれ支離滅裂に感じないのは、恐らく作り手の理性が働いているからであろう。もしその抑制が効いていなければ、観るに堪えない酷い出来になっていたと思われる。
・そもそもS.キングがライターズブロック(スランプ)に陥った際、記したノンフィクション『小説作法 "On Writing: A Memoir of the Craft"』において、草稿を修正する方法の一例として数頁文のみ発表したのが原作を書くきっかけとなった。その後、この物語にS.キング自身、興味が湧き、原作を書き上げた。
J.キューザックの“マイク・エンズリン”がマイクロレコーダーに語り掛ける「このベッドで何人が寝た? その内、何人が病気で、正気を失ったのは何人だ?」云々の科白は、原作が収録された短篇集『幸福の25セント硬貨 "Everything's Eventual: 14 Dark Tales"』内でS.キング自身による自作への解説が元になっている。
・この物語は、超常現象のの合法的科学調査機関"O.S.I.R."のメンバーの一人であるC.チャコンが調査したニュース・コレクションの中から心霊ホテルとして有名なカリフォルニア州のホテル・デル・コロナドと詳細が非公開扱いとなっている東海岸のホテルのレポートから着想を得ている。S.キングは今や古典となったH.G.ウェルズの短篇小説『赤い部屋(赤の間) "The Red Room"』を自分流に書いてみたかったとインタビューで答えている。
・良くも悪くも本作は、“マイク・エンズリン”を演じたJ.キューザックの一作──彼のリアクションや演技力をどう観るかで評価が大きく変わってくる。よく観ると、彼は終始どの場面でも同じ靴を履いている。当初。この役はK.リーヴスにオファーされた。
・元々、K.ウォルシュは“リリー・エンズリン”役で参加していたが、TV用医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』シリーズ('05~)出演とのスケジュールで調整がつかず途中降板し、M.マコーマックが引き継いだ。この役に腰から上のショットが多いのは、クランクアップ迄の撮影期間中、M.マコーマックが妊娠していたからである。
・ラスト近くに消防士が使用する斧は、『シャイニング('80)』で使われた物と同じである。これはロンドンの同じスタジオで撮影された為であると云う。
・序盤で、S.L.ジャクソンの支配人“ジェラルド・オリン”と面談の際にプレゼントされるコニャックのラベルには"Les Cinquant Sept Décès(仏語で「57の死」の意味)"と表記されており、支配人曰く問題の部屋で56人が亡くなっているとの発言から、J.キューザックの“マイク・エンズリン”が室内で待ち受ける運命が暗示されてる。尚、DVDには別ヴァージョンのエンディングが収録されている。
・DVD再生時のランタイムは、104分8秒(1:44:08)となっている。本作は「13」に関連付けされている──本篇で説明された通り、通常13階の表記は避けられる為、実質この部屋は13階に在り、ルームナンバーの和(1+4+0+8)でもあり、部屋のキーロックには"6214(6+2+1+4)"と銘記されている。最初の犠牲者は1912(1+9+1+2)年に出ており、ホテルの所在地はニューヨーク州レキシントン・ストリート2254(2+2+5+4)とされている。尚、米国内での公開は'07年6月(0+7+6)であった。
・鑑賞日:2017年10月22日(日)
キングの小説好きなら、好きになる
入ってはいけない部屋
ホラーなのにホラーじゃない映画。精神的に襲ってくる嫌な映画。
曰く付きのホテルに実際に泊まり検証し本を書いている主人公。評価を10段階に分けてドクロ◯個分の怖さというように、星をドクロに変えて…
絶対に泊まってはいけない部屋1408号室というのがある。しかもこのホテルはホラー映画によくある田舎とか都心から離れた郊外にあるような、いかにも雰囲気を出してるホテルではない。NYにあるホテル。ロビーにも沢山の人がいる。
そして1408号室にチェックイン。
セオリー通りなら不可解な現象が続き主人公が狂っていくのだが(シャイニングみたいに…) この主人公は狂わない。かといって冷静でもない。
よって観ているコチラのほうが逆に精神的にやられてくる不思議な映画。
おおー怖い!いやぁー!
なんだかんだ楽しめる!!
とりあえずめちゃくちゃ怖かった。ホラーが大の苦手だが普通に見れた。ホラー映画らしい怖さではなく心理的にくる怖さが強かった。この映画はただのB級ホラーではなく、かなり奥が深い。前半から謎が多くて自分でいろいろ考えてる見ていたが後半からかなり失速してしまった。後半はぶっ飛びすぎて前半の謎が台無しになりわけがわからなくなって付いて行くのにかなり必死だった。科学的に説明がつくのかどうかが自分的にはかなり大事だったが後半はめちゃくちゃ裏切られた。しかしラストには結構やられた。ラストに向かうにつれこれは1408号室の仕業か?それとも現実か?の描写が切り替わりかなりあっちこっち行きラストにストーンとやられた。見終わった後はレビューなどの解説を見るのはなかなか面白いと思う。しかし映画のほとんどが主人公の一人劇なのにここまで飽きさせなかったのはなかなかすごいなぁと思う。ストーリーの良し悪しにせよなかなか楽しめる作品であると思う。
やりすぎ笑
序盤の静かなホラー展開から急にSF展開になる絵壊したら洪水になったのは笑った。
サミュエルが出番少ないのに印象深かったできればもうちょい出て欲しかったけど
結局の原因は部屋か酒かチョコか悪魔か。
ジョンキューザックすごい好き、アイデンティティーもよかったし驚いた時のアホみたいな顔とつぶやくように喋る演技がすごくうまい俳優だと思う。
全44件中、1~20件目を表示