ダイ・ハード4.0のレビュー・感想・評価
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凄く面白い
マクレーンは奇跡を起こしすぎる
普通の人が死んでしまうような場面から、一体何十回逃げ延びてきたんだよ!と突っ込むしかない
スカッとはするんだけどさ
ストーリーは現代社会の脆弱さを突いてて面白く出来ている
公開当時から17年経ちAI時代に突入した今では、更にその危険性が増している
AIに操られるだけではなく、それを利用・悪用する一握りの馬●どもに操られてしまう
プログラミングのプロであるアメリカの若いマニアが、ハイテクを知り尽くしているからこそ、万が一のためにローテクを準備してるのはなんか納得してしまった
こういうオタクが世界を救うのかもね
マックがマクレーンに現在のTV等の情報操作の実態を諭すセリフには激しく同感
更には、この事件の発端ともなった上の連中の聞く耳持たずの態度や体制も鋭く皮肉ってるのが痛快
カッコいい親父ぶり♡
シリーズ全て観ているつもりで数年前に『ダイ・ハード/ラスト・デイ』を観てしまい、そこで初めてこの『4.0』を観飛ばしていたことに気付き、早く観なければと思いつつ『ラスト・デイ』が自分にはイマイチだったこともあり伸び伸びになってしまっていました。
そこまで期待せず観たのも良かったのかも知れませんが久々の『ダイ・ハード』はかなり面白く感じました。さすがに1作目には敵わないもののそれに次ぐ快作だとは思います。
『3』に続いてバディものとして描かれていますが、今作はアナログの親父とハイテクの若者というコンビの妙、マイ役マギー・Qのクールな美しさとキレキレのアクション、追い込まれれば追い込まれるほど冴えわたるマクレーンの減らず口など見所はいっぱいです。
敵のガブリエルがすごい技術を持っていながら全部部下頼みだったり、あれだけ撃たれながらも相変わらずマクレーンにはまともに当たらなかったり、後半のトレーラーから戦闘機に落ちてそこからさらに落ちても生きているのはいくら何でも…と思ったりもしますが、それが許されるのが『ダイ・ハード』でありジョン・マクレーンなのだと長いシリーズが自ずと説得力を醸し出しています。
敵に捕まった娘ルーシーへ電話越しに「頑張れ、すぐ行くよ。」ってあの状況で優しく伝えて、本当に敵を追い詰めていく強い親父、あそこまで無敵にはなれないけれどいざという時、娘に頼られ信用されるマクレーン父ちゃんに少しでも近付きたいなあ。。。
最後、自分を撃ってガブリエルをやっつけるのがいかにもマクレーンだなとは思いつつ、なんだかあっけない感じがした分-0.5ですが、メチャ楽しく観れました。
ものすごいアクション
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ハッカー組織による、アメリカ全土を機能停止しようという犯罪にジョン・マクレーンが挑む。
犯人達はネットワークにつながっているものは何でも遠隔操作できる。
それにより交通を麻痺させたり、携帯電話をネットワーク停止したり・・・・
しかしネットワークにつながっていない場所には直接赴いてハッキングする必要があるため、犯人達の行動を予測し、マクレーンはジリジリと追い詰めていく。
追い詰められた犯人達はマクレーンの娘を人質に取るが、こういうアナログ分野はマクレーンの圧倒的有利。そしてハッピーエンド。
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冒頭からいきなり迫力のある斬新なアクションシーンが続き、とにかくすごかった。
長年のブランクも関係なく、やはりダイハードは面白い、としか言いようがありません。
吹き替え版で見ましたが、「ボケェ」「アホンダラ~」の暴言を繰り返すマクレーンを懐かしく感じました。
今回はデジタル犯罪という今までにない分野だが、よく練られていてあっという間に見終わりました。
今度の敵はサイバーテロ!
あの、運の悪い男(やつ)が帰ってきた!
今度はサイバーテロと戦うために若き天才ハッカーとタッグを組み挑みます。
ラストの実の娘を守るためにそこまでやるかと思ったのが共感しました。
やっぱり命知らずの刑事役はこの男しかいません!
そろそろガチで死なない男
不死身おじさんマクレーン警部、またまたニューヨークに舞い戻る。
総制作費と興行収入で、堂々シリーズNo. 1の作品です。
【ストーリー】
離婚されて、子供にも疎まれてるけれど……私は元気です!
とばかりにケチな大学生ハッカーのマシューをとっ捕まえたジョン・マクレーンだが、護送中に襲われてあわやマシューもろとも殺されそうに。
どうにか襲撃者を退けるマクレーンだが、本部に戻るとマシューと同じリストに載ったハッカーたちが、次々と殺されていると知った。
そこに届く犯行声明、さらにテレビチャンネルをジャックされ、ホワイトハウスか爆破されるフェイク動画まで流されてしまう。
他にも交通他のインフラをも掌握され、国内は大混乱に。
「ファイヤーセールだ……」
愕然とつぶやくマシュー。
ファイヤーセールとは焼け残り品の投げ売り、ネット用語でインフラを奪われ崩壊させられることを指すという。
またもかけずり回り、相手に嫌がらせをはじめるマクレーンだが、ネットワークを掌握したハイテクテロリストによって、今度は娘が捕まってしまう。
今回の相棒は毛色の良さげなお若い坊や。
ジェネレーション・ギャップ盛り盛りのやりとりながら、絶対にハラスメントする側をゆずらないのがマクレーン流。
作中で車中に流れるクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの「Fortunate Son」が流れるやいなや「こんなの音楽じゃない。終わってるやつらの終わった曲」とブー垂れるマシューに、ニヤつきながら最大音量にするとかさすがのダイハード。
さらにダイハードにハッスルし、生身でヘリを落とし最新鋭のステルス戦闘機を落とし、身体中傷だらけで敵を倒しにゆくそのバイタリティ。
もう誰も彼を止められません。
ランボーもコマンドーもターミネーターもチャック・ノリスも、ここまではやらんだろうという危険な戦いの連続。
ラスボスのガブリエルの側近テロリストの腕に『侍誇』のタトゥーを見つけて、なんとなくホッコリもできますよ。
Always in the wrong place at the wrong time. この「ありえねぇー!」が面白い✨
回転しながらぶっ飛んで来る車が、たまたま両側から来た車に当たって難を逃れる。「ありえねぇー!」と思いながらも、この展開が癖になるダイ・ハードの第4弾です。
もはや「ダイ・ハードとは何か?」と考えるのも野暮なくらいにシリーズに繋がりはないですね。マクレーンも12年も空いたのですっかり貫禄が出ています。何があっても死にそうにない‼️
いつの間にやらホリーと離婚してるし、「1」でちょこっと出てきた娘がすっかり大人になってるし。そう言えば「2」の時にはFAXが最先端の機器だったのが、今回はサイバーテロ、そして時代に付いていけないマクレーンはお約束です。アメリカのオッサンは機械に強かったらダメなのです。でも、今回のハッカーは「1」のブラインドタッチもできないハッカーと違ってちゃんとハッカーっぽかったです。
ちょっとした疑問なのですが、アメリカは交通網が全部コンピューター制御なんですかね?もしかして日本もあんな具合に何処かを占拠したら信号操れたりする?まさかそんな事はないですよね?
とりあえず派手な爆発もパワーアップしています。あのガスを送り込んだらドンドン爆発していくのはどういう仕組みだ?後、爆発する為に出てきたとしか思えないF-35戦闘機とか。もう爆発を見せる為の爆発といった感じで目的と手段が逆転している気がします。でも好き‼️
ピンチに次ぐピンチでも絶対死なないマクレーン。ツッコミ所は多々あれど、こういうタイプのアクション映画は観てて純粋に面白いもんですね。世の流れには逆行してても、いつまでも作り続けて欲しいものです。
4.0
サイバーテロが題材だからか、前作までとは違う雰囲気。
強引で都合のいい展開(飛んでいるヘリに水をかけたり車をぶつけたり)が気になったが、勢いで最後まで楽しめた。
敵方唯一の女性マギー・Qが早い段階で離脱したことが意外だった。
運の悪い刑事リターンズ
"ダイ・ハード" シリーズ第4作。
Blu-rayで久しぶりの鑑賞(吹替【劇場公開版】)。
ハイテク高層ビル、空港、ニューヨークと来て、今度の舞台はアメリカ全土。天才ハッカーを相棒に、ジョン・マクレーンが史上最悪のサイバーテロに立ち向かいました。
サブストーリーとして、娘との親子のドラマが展開され、ジョンの私生活が掘り下げられているのが良かったです。父親に負けず劣らず、ヤバそうな娘さんでした…(笑)。
タフなねーちゃん相手に少々手こずりましたが、手加減無しになるのが面白過ぎでした。大人げない、とか、女性には手加減を、とか、そんな言葉は彼の辞書の中には存在しない!
ヘリコプターをパトカーで撃墜し、最新鋭戦闘機にしがみつき、生身で勝ってしまう不死身の男、ジョン・マクレーン…。とにもかくにも、何から何まですご過ぎでした!
※修正(2023/01/15)
もはや別シリーズ?
1、2のようなテロリストに対してジョン・マクレーンが一人で孤軍奮闘するというのをダイ・ハードのスタイルとするなら、もはや別のシリーズになっちゃいましたね(笑)でも、個人的にはシリーズの中で、一番好きな作品です!
とにかく演出が派手で、ストーリーのテンポがよく見ごたえがあった。マギー・Q、シリル・ラファエリの頑張りもあって、何気にアクションのクオリティのハイレベルでしたね♪腕利きだけど無骨なジョンと頼りないけど頭は切れるマシューのバディもいい組み合わせでした。最初は、文句ばかりで逃げ腰だったマシューが現実を目の当たりし、ジョンの勇気ある行動とともにすることで、人間的に成長していく姿は応援せずにいられなかった。むしろ、マシューの方が主役じゃない?って思うぐらいでした。ハイテクvsアナログ、現代的なサイバーテロリストvs昭和の刑事ジョン・マクレーンという図式もいいですね。
何度排除しようとしても倒せない不死見のジョン、全然思い通りに動いてくれないルーシー、途中からガブリエルが、かわいそうに思えてきました(笑)ホントに、マクレーン家を敵に回したら怖いですね。。(笑)
ルーシー役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドがキレイでした。エンディングでいい感じになったマシューとルーシーでしたが、次作ラスト・デイでなにも触れられないのがちょっと残念。。
ド派手なアクションは健在
サイバーテロとの戦い。これまで同様、とてつもなく派手なシーン満載。パトカー対ヘリコブター、トラック対戦闘機と様々に不利な状況をタフさと運で乗り越えて犯人を追い詰めていく。単純にスカっとしたい時は気持ちいい。
まーでもちょっと運が良すぎるかも。。
シリーズ復活
1〜3は日曜洋画劇場で見たくらいで昔の映画という印象で、面白かったけどそんなに思入れはないシリーズでした。今作は、監督のレンワイズマンがアンダーワールドで好きになったので鑑賞。
汗臭い血なまぐさい感じのシリーズでしたが、監督が監督だけにどこか冷たくハードな印象で僕好み。戦闘機のくだりは正直やり過ぎな気もしたが…。相棒のPCオタクも今風で好印象。そいつとマクレーン娘がイイ感じのラストも良かった。
96時間を髣髴させる
前作から10年以上経ち、テーマがサイバーテロと一気に近代的になった。
現実的に起こりうることなのかは分からないが、便利になった世の中ならではの怖さというのを感じる。
代わりが誰もいないから、家族を犠牲にしてまで今の仕事をしているという男を感じる発言や、ちゃんと娘と想い合えている温かさが感じられるのが印象的。
前作のサミュエル•L•ジャクソンに引き続き、振り回される役のジャスティン•ロングが良い。
ダイハードじゃない。
面白いけど、
ダイハードじゃない。
マクレーン刑事じゃない。
レン・ワイズマン監督がダイハードファンだというので、かなり期待したのだが…
これは…いったい…。
1と3作目が好きな僕には…もう、これはダイハードではないと言うしかない。
脚本に、ヒネりもないし。
ダイハードといえば、意外に、よくできた脚本があり、そこにアクションや濃い〜キャラが加わるから面白いのに。
これじゃ、ただのアクション映画やないかい。
悪役のティモシー・オリファントも、かなりイマイチ。
やはり、ジェレミー・アイアンズやアラン・リックマン…
敵なのに、セクシーやし、ジェントルマンだし、憎めない。
あーあ。
ラストデイに期待!!
頼むよ、ジョン・ムーア監督!!
良かったけどダイハードじゃなかったらもっと点数高かったかも
ハリウッドのカーチェイスや派手なアクションのあるシリーズものはしっかり観ないとどれを観たか忘れてしまいがちで、今作も今回で多分2回目でした。
ストーリーはよく覚えてなかったものの、断片的に覚えてる印象に残ってたシーンがたくさんあって、とっても見せる演出が上手な作品だと再認識しました。
マギーQが最後に開けた目が印象的で大好き。
ストーリーも最後までハラハラドキドキできるもので面白かったです。
今回は前作1〜3を観てきているので違う角度からも楽しめました。
だから単品として優秀でもダイハードとしては少し物足りなかったのは否めません。
でも監督がシリーズのマニアということもあってか、わざわざ12年振りにダイハードとして撮る必要がなかったのに、みたいなガッカリ感はなく(本当にマニアなの〜?わかってないなぁというところもあっけどw)、
12年経っても笑ってしまうくらい死なないマクレーンがまた見れたのはとっても嬉しかったです。
頭が薄くなったって相変わらずかっこいい!(というか往生際のいいハゲはセクシーだと思う)
「とっくに死んだはずだろ?」
「よく言われる」
は秀逸すぎましたw
今回の相棒はマクレーンと対極にいるような人物で、
ジャステン・ロングの理屈っぽいオタクの演技がとっても良かったです。
ラストのルーシーを含めた一連の会話は大好き。
3の終わり方からホリーと復縁がなかった(むしろ悪化w)のが残念ですが、
作中で時の流れを1番感じさせてくれた、両親そっくりの肝が据わって強気のルーシー(「父さん、敵は5人よ」が素敵すぎ)を登場人物に持ってきたのがすごく良かったです。
キャスティングの都合でしょうが、完結する時にはホリーとルーシーと兄弟の姓がマクレーンに戻れるようなハッピーエンドを期待しています。
それにしても全てをコンピューターで管理するのって本当に凄いことですね。
もちろん私も含めたくさんの人がほとんどのデータをコンピューターに頼って預けている中、あんなことになったら大変。
そんなものがなかった時代も確かにあったのに、便利になる為に作ったものに踊らされるって変な話だけど。
こういうサイバーテロの話を観ると無性にアナログなことがしたくなってしまいますw
シリーズ全体では1>>>2>4&3という印象です。
5も楽しみ!
準備しておかないとこうなるってね
映画「ダイ・ハード4.0」(レン・ワイズマン監督)から。
今回選んだ気になる一言は、残念ながら、
ブルース・ウィリス演ずる、ジョン・マクレーンの台詞ではない。
アメリカ東海岸の交通、通信、金融の各システムを麻痺させた、
サイバーテロの犯人の台詞である。
その動機が、とても気になった。それがこのフレーズ。
正確には、もう少し長い。
「俺は上に忠告した。準備しておかないとこうなるってね。
でも感謝されず、苦痛を与えられた。一切、話を聴かずに・・」
これが、大きな事件へと繋がっていく。
自分は、国のために、セキュリティが甘いことを指摘。
それを、いとも簡単に無視された。
だから、自分が正しかったことを認めさせたくなってテロを・・。
犯人の気持ちが、なんとなくわかる気がしたから、不思議である。
「俺が壊したものは、すべて元通りになる。国が正義を示せばな」
この台詞が、犯人の気持ちなんだろうな、きっと。
”Die Hard”=「絶対死なない奴」という意味だったのか?
ダイ・ハードを冠しなければ水準の今時アクション大作だが、このシリーズの第1作を観て映画ファンになった身としては「こんなものはダイ・ハードではない」の一言。
先ず、マクレーンが今までと別人のように強すぎる。敵である特殊部隊風傭兵が束になっても勝てない圧倒的な風格がある。マクレーンとは単なる皮肉屋のマッチョな殺し屋だったのか?そんなヒーローなら他の映画に掃いて捨てるほど居た。
原因は本作の製作上の最高権力がブルース・ウィリスにあったことだろう。『1』『2』ではゴードンとシルヴァーがいた。『3』ではマクティアナンとヴァーニャ、大物共演者2人がいた。『4』にはウィリスと同格の大物製作者の名が見あたらない。格下かお友達だけだ。共演者もウィリスとは比較にならない小物ばかりだ。これではウィリスが己のナルシズムにひた走るに決まっている。
次に脚本。ご都合主義でユーモアが決定的に欠けている。何の前フリもなく急にヘリを操縦するマクレーン、何の迷いもなくあっさりと地上に攻撃を行う戦闘機……C級映画並のご都合主義展開に苦笑せざるを得ない。相方の青年との会話も一本調子で、ワーロックとの交渉にも何のヒネリも無い。脚本のつまらなさはシリーズでダントツ1位だ。
ダイ・ハードの名を冠してなければ、こんなにくさすことは無かった。深い失望感が長々ぐちぐちとキーを打たせてしまうもんだから仕方ない。
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