Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
劇場公開日 2008年5月24日
解説
家族思いの大物実業家と残忍な連続殺人鬼という2つの顔を持つアール・ブルックス。2年ぶりに殺人を犯した彼だったが、その一部始終が犯行現場の向かいのアパートに住む青年に撮影されてしまっていた。さらに女性刑事アトウッドの捜査の手もブルックスに迫っており……。連続殺人鬼役にケビン・コスナー、女性刑事役にデミ・ムーアが扮する。メガホンを取るのは「スタンド・バイ・ミー」の脚本家ブルース・A・エバンス。
2007年製作/120分/R18+/アメリカ
原題:Mr. Brooks
配給:プレシディオ
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2010年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
悪魔と契約したんでしょうかね
デスノートのような感じです
全体的に暗い雰囲気のまま進行していきます
終わり方もそんな感じなんだろうと思いました
なぜ殺人鬼になったのかは観た人の考えに任せるんでしょう
2010年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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良き父良き夫で、事業にも成功している実業家が、実は殺人鬼というもの。
前半は、うまくストーリーが運び、後半に期待が高まるが、中だるみしてしまう。
それを補うかのように、意外な事実が浮かび上がるが、結末は良くなかった。
ケビン・コスナー演じるMr.ブルックスの苦悩があまり感じられなかったのが残念。
もう一人の自分の悪魔(ウィリアム・ハート)に、そそのかされるとすぐに応じてしまったり、
「楽しんで殺人鬼になっているのではなくて、依存症なんだ」というのなら、その経緯を描いてほしかったな。
せっかくのデミ・ムーアとケビン・コスナーとの絡みのシーンもなく、もったいない。
ラストは、「おぉ~~!!」こうきたか!と思ったものの、夢オチとは残念。
驚きのままで良かったのではないかな。
ケビンコスナーの作品観るのホント久し振り。相変わらず上手いです。しかも今回の役所になりきっちゃってますから観るもんも入りやすいです。
この作品の凄さはズバリ完全犯罪。一切証拠などは残さず殺人をやり遂げます。ケビンコスナーの静かな殺人シーンには何か日常的に当たり前だと思わせてくれるとこが怖い。ある殺人をやり遂げた後、ある奴に写真を撮られそいつと行動するのですがまたこいつも暗くてかなり変奴。デミームーアが刑事役で出てますが、こちらの演技、存在力もありで濃い味になるのかと思えばさすがは両者薄味で上手いです。
心の葛藤をもっと上手く観せてくれればスコア上がるのですが、こんなもんです。暗くて静かな殺人映画です。
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