劇場公開日 2008年5月24日

  • 予告編を見る

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼のレビュー・感想・評価

全9件を表示

3.5思わず、叫んでしまったじゃないですか❗️

2024年2月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

思わず、叫んでしまったじゃないですか❗️

コメントする (0件)
共感した! 1件)
J417

3.0ケビン、デクスターになる。

2023年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

見せ場はひとつ(でも秘密)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
miharyi

5.0面白すぎる

2023年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

殺人鬼が主人公。
イレギュラーを巻き込みながら殺人を続ける。
彼を應慶寺のことを調査し、殺害相手を決める。
問題は彼の娘が彼と同じ「渇き」に飢える人間だということだった。
連続殺人事件は決着するが、同時に娘のことに心が揺れる。
警察から逃げおおせても悪夢は尽きない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
R41

3.0殺人鬼の苦悩

2023年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

もっと華麗に殺人を楽しむ奴の映画かと思ったら、
ブルックスは殺人の依存に苦しむキャラで、
そこにスミスというおバカさんが登場し
望んでたリアリティーは完全に失われた。
と思われたが、
そこにデミムーアと離婚裁判中の夫、
もう1人の脱獄した殺人鬼、
ブルックスの娘が現れて、
もはやどう転がって行くのか
全く展開が分からず、スミスの登場でつまらないなと
思ってたのにワクワクさせられた。

中盤のスミスとの殺人道中はグダグダだったけど、
ラストに向かって話がまとまって行く最後の20分は見応えがあった。

墓場でのケビンコスナーのブルックスからマーシャルに
変わる?同一化する演技は素晴らしかった。

脱獄した殺人鬼の話と、娘の話がもう少しブルックスに向けて話がまとまってくれるともっとワクワク出来たかもしれない。

デミムーアは久しぶりに見たけど、とても美しく40を超えてると思うのだけど可愛かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
奥嶋ひろまさ

4.5内なる自分との殺人遊戯

2023年11月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

とても興味深い映画でした。
2重人格の殺人依存症の主人公が、犯行現場を写真に撮られ脅される所から始まります。
ただ、脅されはしますが常に主人公が主導権を持っています。
主人公の2重人格の内なる会話を、ケビン・コスナーとウイリアム・ハートがガッチリよつで面白かったです。
ケビン・コスナーが殺人鬼を演じると、品が良く凄惨な感じがしないけど不気味です。
ラスト10分間は、中々の見ものです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
のっぽ

5.0面白い

2019年3月8日
スマートフォンから投稿

率直に面白い!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
赤間良輔

3.5悪魔との契約者

2010年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

悪魔と契約したんでしょうかね
デスノートのような感じです

全体的に暗い雰囲気のまま進行していきます
終わり方もそんな感じなんだろうと思いました

なぜ殺人鬼になったのかは観た人の考えに任せるんでしょう

コメントする (0件)
共感した! 1件)
赤いおじさん

3.5暗い

2009年7月1日
鑑賞方法:DVD/BD

ケビンコスナーの作品観るのホント久し振り。相変わらず上手いです。しかも今回の役所になりきっちゃってますから観るもんも入りやすいです。
この作品の凄さはズバリ完全犯罪。一切証拠などは残さず殺人をやり遂げます。ケビンコスナーの静かな殺人シーンには何か日常的に当たり前だと思わせてくれるとこが怖い。ある殺人をやり遂げた後、ある奴に写真を撮られそいつと行動するのですがまたこいつも暗くてかなり変奴。デミームーアが刑事役で出てますが、こちらの演技、存在力もありで濃い味になるのかと思えばさすがは両者薄味で上手いです。
心の葛藤をもっと上手く観せてくれればスコア上がるのですが、こんなもんです。暗くて静かな殺人映画です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ましゃ

5.0二面性を秘めたブルックスの人物像にカリスマ性と説得力が吹き込ませた、コスナーの演技がとにかく良かったです。

2008年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 家族思いの実業家にして、残忍な連続殺人鬼。
 完全悪役に初挑戦するケビン・コスナーがこれまで演じた役の中でも複雑で多面的な層を持つキャラクターに挑むサスペンス作品です。
 ラストの連続どんでん返しで『ミスト』に続きイヤな終わり方をまた見せつけられるのかと思いきや、1回捻りがあり、結末は本当に意外なものになりました。これなら続編も楽しみです。話題の『ミスト』よりも面白いと思いました。

 いまハリウッドはサイコ・スリラーが人気ジャンルになっていて、風貌の不気味さや性格の残忍さばかりを強調したステレオタイプな連続殺人鬼を生み出しています。けれどもこの作品のアール・ブルックスは、心優しきファミリーマンにして切れ者の実業家。どこからどう見ても理想的なナイスガイが、倒錯的な欲望に駆られて凶行を繰り返す殺人中毒のシリアルキラーだという設定なんです。
 殺す方法も、ガンで即し。サイコ・スリラーにしては殺しの場面で、過剰な恐怖感を煽らないのです。ブルックスをコスナー演じることで、むしろクールでかっこいいという感じすらしました。
 『ソウ』シリーズや『ゾディアック』といった近年話題のスリラーを例に出すまでもなく、殺人鬼は闇の中に隠れ潜むというのが常識だが、ブルックスは堂々とハンサムな顔をさらし、セレブリティとして悠々自適の社会生活を送っている点が、これまでの作品と大きく異なるところです。やはりこの男を興味深い人物にしているのは、通常ならば殺人鬼の心の中には見えない“良心”を持っているからだと思います。
 それとこの作品のキイポイントは、ブルックスの分身“マーシャル”の存在です。統合失調症にかかったみたいにブルックスの幻影としてつきまとう“マーシャル”は、彼のなかの邪悪な欲望の代弁者として、彼に殺人をそそのかすのです。
 そんな彼のなかの二面性を、完全に独立した別人格として、描いているところも特異な点です。マーシャルの存在により、殺人異存症から抜け出せないブルックスの性癖が、観客にも分かりやすく伝えることに成功しています。

 さらにストーリーも巧みな筆致で、ブルックスの内面に見事に食い込んで行きました。 ただ残酷に人が殺されていくのでなく、合間に依存症患者の集まりに出席し、懺悔することで殺人依存症からの脱却を試みているシーン。そして、どんなに人を殺したあとでも、神に許しを請い続ける善人であり続けよう語らせるシーンを入れることで、彼の内面の苦悩を見せるのと同時に観客にホットさせて、次のシーンに集中させる効果を生んでいます。

 加えて、伏線の張り方も凝っており、ストーリーはブルックスの殺人だけでなく、彼を追う熱血刑事アトウッドにも、彼女がかつて逮捕した殺人鬼が付け狙っていたり、彼女の離婚訴訟中の夫がブルックスのターゲットになったり、複雑に絡み合っていきます。
 またブルックスの娘ジェインにも、殺人の容疑がかかったりします。後半ジェインが自分の血を引いて、殺人鬼となりはしないか、ブルックスは恐れるのですが、それがラストの重要な伏線となりますので、乞うご期待!

 究極の二面性を秘めたブルックスの人物像に思いもよらないカリスマ性と説得力が吹き込ませた、コスナーの演技がとにかく良かったです。
 そして、コスナーが共演を熱望した名優ウィリアム・ハートは、“マーシャル”という幻影が持つ、人の持つエゴと嫌みな感情を、これでもかとブルックスにぶつけて印象的でした。
 映画『ミスト』を見て、良かったと思う人にお勧めします。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
流山の小地蔵