第十一号監房の暴動

解説

 刑務所の所長レイノルズは囚人たちの待遇改善について刑務委員会に進言。しかしこれが受け入れられず、囚人たちの暴動が起こる。首謀者のダンとカーニーは必死の抵抗を試みる。レイノルズは彼らとの交渉を開始するが。囚人たちの戦いを描いたドラマ。

1954年製作/80分/アメリカ
原題:Riot in Cell Block 11

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映画レビュー

5.0Prison Reform !!

2019年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

見たい映画の一つだった。
1954年の私が生まれた頃の米国の映画なんだなと思って観た。日本は経済成長のため戦後追いつけ追い越せの時代だったが、米国ではあちらこちらで、社会改革、人間尊重平等の社会正義の動きが始まっていた。監獄の待遇改善運動はその一つだ。囚人は主に第二次世界大戦を経験しているから、タフな男が多かったと聞いた。 監獄の改革における基本的精神は囚人も監獄の外の住民も同じ扱いを受けなければならないということ。なぜかというと、監獄の外にも悪人は存在する。ただ、それがつかまらないだけ。それに、罪を犯したか犯さなかったかの違いで、人間は最低限の平等の権利を受ける必要があるということだ。例えば、囚人の各部屋に夜、本が読めるように明かりが必要だとか、食事だとか、最低限のものが必要だ。
カルフォリニア州サクラメントのフォルサム州立監獄で監獄に入っている人も出演しているらしい。

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