リング0 バースデイのレビュー・感想・評価
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もはや怖くない“青春SFノスタルジー”
麻生久美子さん、仲間由紀恵さんが出演する昭和40年代の話。
貞子が井戸に落とされる理由を丁寧に描く。
超能力で二人に分離していたことや、実の父の存在など新情報がある。
劇団員たちという設定を生かして、最後に貞子が"ジャジャーン、演技でした~。ちょっと強引な展開でしたが、どうでしたか~?″と、言ってくれればもう少し楽しい作品だったのに残念。
エンディングテーマ『finale』(L'Arc~en~Ciel)のおかげで、なんとなく良い映画を見終わったような氣分になった。
おうち-263
嫌われ貞子の一生より、とにかくうるさい悦子が気になってしまってすみません。
見ーるきっと見る〜と、貞子に呪いをかけられ早や4作目。
公開順に、気が向いたら見よー毎日見てて夢に出てきたら嫌だしーと思っていたのに、なぜか毎日見てます呪われてます、上映時間が大体90分前後っていう優しい作りは、テレだけしてワークしたくないこの頃にぴったりです、、、慕われてる?
相変わらずテレビやパソコンで見ると、貞ちゃん出てきちゃいそうなので、ビビリはスマホ鑑賞。
ストーリーよりも、サナダの開き(『らせん』)だったり、ボルダリング貞子(『リング2』)だったりと、視覚インパクトが強い(私だけ?)印象ですが、
今作、とあるイライラヒロインが私の中で主役の座を奪ってました。
悦子、うるせえ(笑)私なら置いてきますね。
ストーリーとしては、初代『リング』にちゃんと繋がっているので『らせん』と『リング2』を見たときのような違和感はありません。
なんといっても仲間由紀恵さんが幸薄い&前髪垂らせば怖いに早変わりする貞子を熱演されていて、イメージにぴったり。
ただ、本作では貞子が悲しい運命を背負わされた、実はいい人(普通の女の子)を強調して描かれているので、怖い貞子も見たかったです。
そういった意味ではドラマ性が強く、ホラー要素は少なめ。
ホラーのインパクトとドラマのバランスがよかった初代は超えられなかったかな。
やっぱり貞子でゾクゾクしたい。
初代以外、そんなに☆評価を良くしてないのが不安だ、、、。
もう一人の貞子
劇団の演目「仮面」も面白そうなのだが、初日のクライマックスでいきなりの惨事。この原因を作ったのは貞子?それとも悦子?といった感じ。そもそも、貞子が悪いんじゃなくて、“もう一人の貞子”が人を殺していたのか・・・
『リング2』よりもこちらの方が好み。昭和感漂うセピア調の映像とオンボロアパート。なぜそこまでボロボロのアパートにしなければならないのかは意味不明。劇場での恐怖の出来事はまるで『キャリー』だったけど、それを演出した麻生久美子がちょっと憎らしく感じてしまいました。
貞子誕生秘話という点では面白かったけど、恐怖の秘話というより“悲話”を感じる。公開実験というのがおぞましいものだったこともわかるが、劇団員たちがとりつかれて貞子をリンチにかけて殺すシーンも寒気がする。そして終盤の伊熊博士の行動。シャムの双生児のようなレントゲン写真とかも怖いし、もう一人の貞子の存在が謎めいているため、悪の貞子の真実を知りたくもなった。
貞子の存在に決着をつけただけ
ホラー映画としてはイマイチだと思います。
呪い的な恐ろしさはなく、
どちらかといえば集団ヒステリー的な恐ろしさのほうが強い。
貞子の能力として超能力は出てきますが、
それを科学的に解決するようなリング2とも違い、
リングシリーズの本格的な解決を望んでこの映画を見るのは違うかなという感じです。
ただそれでも、Jホラー特有のじめじめした感じはあり、
今の量産型ホラー映画よりは面白いと思います。
「由紀恵貞子☆最恐説」
「貞子」最新作がとんでもない駄作だったため、改めて過去作の良さをと思いレビューします。
はやりもう、パニックホラーに寄せないと「呪いの恐怖」ではホラー映画として、リングとしての破壊力は期待できないのでしょうか。
明らかにこの作品を境に、以降の作品はパニックホラー化してしまい、3D2は四つん這いの蜘蛛の様な貞子が複数体襲ってくる始末。ウォーキンデッドやバイオハザードに寄せ過ぎて、ある意味パニック。
貞子というホラーアイコンがジワジワと迫り来る恐怖。そんな貞子の怨念の最後の作品です。
貞子役の仲間由紀恵さんはこの作品の貞子にピッタリ過ぎて、貞子の悲しみに感情移入し過ぎます。一作目のリングの貞子を由紀恵貞子として観直すと感慨深いです。
本作で主役の新聞記者、宮地を演じた田中好子さん、今作までシリーズの中で山村志津子を演じたモデルの雅子さん、貞子幼少期の担任の先生役を演じられた角替和枝さん。3人の女優さんはお亡くなりになられており、シリーズへのご出演は本作が最後です。大好きな作品として大切にしたいと思います。
最恐シーンの由紀恵貞子はシリーズ通して最恐シーンに仕上がったと感じます。リングのテレビから出てくる貞子、リング2の井戸から上がってくる貞子、そして本作の最恐シーンの貞子はそれらを遥かに上回る恐怖でした。「うわぁ!!!!!」ってなりますよ(笑)
そんな貞子がもう一度観たい。
そんな願いはもう叶わないと思います。
ホラー非常に苦手ですか
TSUTAYAで借りるところからハードでした…。でも作品自体はホラーというか、如何にして貞子が誕生したのかというところにフォーカスが当たっているのでヒューマンドラマみが強めな印象。仲間由紀恵が綺麗すぎる。
ホラーていうより何か寂しい映画
主題歌がL'Arc~en~Cielだと知って見たんですがホラーより寂しい方でした。
そして最後に井戸に閉じ込められる貞子は後のリングに繋がるという悲惨な設定…
よくわからない
疑問点がいっぱい残るのですが、これは原作読めってことでしょうか?????
なんというかもっと怨念を残すようなラストというか貞子の気持ちというか、そういうものが見当たらなかった。
悲しいラストだけど、謎が残ったままなので、しっくりこない。
全くの別作品
決してつまらない作品ではないです。ストーリー性もあるし、前作の話で結末はわかっているもののしっかりと楽しめました。
ただ、貞子って危険な人じゃなかったの?と思ってしまう。あまり人間味を持たせてしまうとどうなんだろうと。ただ、あくまで原作でも「バースデイ」という作品があるみたいなので、どこまでが映画用につくられた話なのかはわかりません。
原作読めってこと?
涼しい気分になりたくてレンタル。
ずっと前に一度みたことはあったが、内容も忘れていたため、楽しめた。と、言いたいが、よく解らないことがありすぎる。
まず、貞子は双子?ではないようで、途中分裂?と、もうホラーではなくもはやSFになって…博士がざっくり説明してたが、その場にいた人達がその説明で理解したのか?不思議でならない。
もう一人の悪貞子の成長を止めたっぽいことを言ってたので実在はするのだろう。
あとは、本当の父親は誰だったのか?どうやら博士ではないようで…すっきりしない。
良かった点は、仲間由紀恵さんが可愛かったことと、貞子の母親のキャスティング。凄い女優さんです。
でもやっぱり一番怖かったのは生きてる人間でした。あの劇団員たちが一番でしょう。
あの山奥でひっそり暮らしてたらよかったのに…と思ってしまいました。
悲劇のヒロイン
貞子は何故、呪いを生む恐ろしい怪物になったのか。
忌まわしくも悲しい過去を描いた、文字通りの“誕生”の話である。
とある劇団に入っていた貞子。真面目な新人だが、何処か陰湿な貞子を、劇団員はヒソヒソ陰口を叩く。そんな時、看板女優が怪死、貞子に主演が回ってくる。音響効果係の青年の励ましに支えられるが…。
ホラーと言うより、「オペラ座の怪人」のような愛憎サスペンスと悲恋ドラマ。ドキッとする怖さは無いが、心地悪い薄気味悪さが漂う。
劇団員の激しい風当たりと偏見。
貞子と因縁のある女性記者の憎悪。
音響効果係の青年を慕う衣装係の少女の嫉妬。
秘めたる力がある特異な存在であっても内気な少女だった貞子を追い詰めていったのは、ドロドロ渦巻くドス黒い恨みや妬み。何より恐ろしい人間たちの姿にゾッとする。
そして、付きまとう母の影と“もう一人の貞子”。諸悪の根源であり、その存在に苦しめられ続ける。
青年は貞子を愛するが、成就する事なく…。
父に裏切られ、井戸に落ちていった。
死を招くほどの恐ろしい呪いは、悲惨な過去が生み出したものだった。
井戸に落ち、絶叫する貞子の姿は恐ろしいと言うより悲しさを感じずにはいられない。
貞子は悲劇のヒロインだったのだ。
後味悪く救いの無い内容だが、まだあどけなさが残る仲間由紀恵に魅了される。何て可愛い!!
後味悪い
シリーズのファンのための作品なんだし、ここまで後味悪くせんでいいだろ。どうせファンしか観ないし、ファン以外が観ても何も面白くないんだから。
良い方の貞子はハッピーエンドで、
悪い方の貞子が井戸に落とされればよかったのに。
ファンを悲しくて悲惨な気持ちにさせるだけだな
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